コール・ウェルカム

活動予定をお知らせします

みなとみらいのルーシー

2016年12月30日 | その他
こんばんは。いよいよ今年もあと2日となりました。
お掃除とお正月の準備はすすんでいますか? 我が家では明日31日にすべてを賭けたい(笑)とおもっております。とりあえず乾物は水につけてみました。

さて、そんなわけで音楽の話題は全然ありませんが、興味深いお話を聞きましたのでご紹介しましょう。

私たちのふるさと横浜には「みなとみらいホール」というたいへん立派な音楽ホールがあります。ここに大型のパイプオルガンが設置されているのはご存じでしょうか。さらに、このオルガンを演奏する奏者を養成する「インターシップ制度」が敷かれており、ここから何人ものパイプオルガン奏者が育っています。なにしろパイプオルガンは現場に行かないと弾けませんし、各設置場所によって鍵盤の段数、ストップ(音色を調整するための引手のようなもの)の配置や数なども異なっていますので、決まったところで定期的にトレーニングをうけられるというのはたいへんな福音だと思います。


(みなとみらいホールHPより)

みなとみらいの↑ ↑のパイプオルガンは、パイプの数が4600本以上、そのうえ楽器の中に「チェレスタ」(小型のかわいい音の出る鍵盤楽器。くるみわり人形の金平糖の踊りはチェレスタで演奏されます)や、ピヨピヨ鳴く「ナイチンゲール」、鐘の音「ツィンベルシュテルン」なども装備されています。弾くのが大変そうですね~~~。ちなみに私事ですが出身大学のチャペルに設置されたパイプオルガンはパイプ数2000本くらいだとのことですから、演奏者のみなさまにとってはとてもチャレンジし甲斐のある、りっぱな楽器だということがわかります。

そして、このみなとみらいオルガンには、名前があります。ルーシーというそうです。なんでも光を意味する愛称だそうで、たぶんラテン語のLUCE(ルーチェ)からきているのではないでしょうか。また、ルーシーには妹がいて、スージーというそうです。スージーはコンパクトな足踏みふいご式可動オルガンで、こちらの謂れは不明です。

どちらもプロデビュー前のインターシップ生さんが紹介する動画があります。「みなとみらい パイプオルガン」で動画検索してみてください。内部構造や実際の音が楽しめます。

ということで、どうかよいお正月をお過ごしくださいませ!

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第35回 アラムニーコンサート

2016年12月26日 | その他
本日、戸塚のさくらプラザさくらホールで、長島和美先生がご出演になる「アラムニーコンサート」が開催されました。

このコンサートは高校の同級生であるご出演の皆様が、卒業、結婚、出産、仕事など数々のライフイベントを乗り越えながら、35年の長きにわたって続けられている演奏会で、今年は初めて戸塚での開催となりました。



ウィークデイのお昼間という時間帯でしたが、年末ということもあり、会場いっぱいのお客様でした。
とても響きのよい、快適なホールです。


コール・ウェルカムからは、ピンクの花束を差し上げました。




一年のしめくくりにふさわしい、あたたかい雰囲気の演奏会でした。

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今年は戸塚です!→アラムニー

2016年12月23日 | その他
昨夜からたいへんな強風が吹き荒れております。糸魚川の大火事はほんとうにお気の毒ですね……。

さて、毎年恒例の「アラムニーコンサート」が、12/26に開催されます。今年は鎌倉ではなく、戸塚ですので、どうぞご注意ください。
場所は、(ご存じのこととは思いますが)戸塚さくらプラザです。



年末で何かと気ぜわしいですが、大掃除の手を休めてどうぞ戸塚までおでかけください。
そして、「火の用心」ですね・・・。

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歌手のフォルマントその2

2016年12月20日 | その他
オペラ歌手の歌唱はなぜフルオーケストラの音に負けないのか、というのは万国共通の疑問のようです。
national center for voice and speechというアメリカの団体(ユタ大学)の研究によれば、オペラ歌手には3000ヘルツ近辺に有意の振動音域があり、この振動帯域がオーケストラの振動帯域(5000ヘルツ)と干渉しあわないことで、声がぬけて聞こえてくるのだそうです。(2016年1月9日の記事もご覧ください)



こちらは上記団体のHP掲載のグラフです。スウェーデンのvoice scientistであるJohann Sundberg さんが、高名なテノール歌手 Jussi Bjoerling さんがオーケストラとともに演奏した音源を分析した研究成果とのことで、破線が声+オーケストラ、実線がオーケストラのみの演奏波形です。オケのみの波形がおだやかな山形であるのに対し、そこに声が加わると複数のピークが現出するのがわかります。とくに3000ヘルツ近辺の山形が顕著です。つまり、この複数の山が声なのですね。

詳しくは下記をご参照ください。
http://www.ncvs.org/index.html

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コーラス連絡1214

2016年12月15日 | その他
今日は練習お疲れ様でした!

1月は11日、25日に、本田先生のお宅で練習があります。

2月は8日、22日に、長島先生のお宅で練習があります。

よろしくお願いします!

みなさま、風邪には気をつけて、楽しいクリスマス、良いお年をお迎え下さい!
✨🎄🎁

小宮🌷

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東京オペラシティ タケミツメモリアルホール

2016年12月12日 | その他
先日、初台にある東京オペラシティで開催された男性二人のデュオリサイタルに行ってきました。(テノールとバスバリトン)
実力のあるお二人に加え、ピアニストもたいへんお上手で、とてもすばらしい演奏を堪能することができました。

このリサイタルの会場となった東京オペラシティタケミツメモリアルホールですが、石材で構成された大きな内部空間を抜けてホールに入ると、ヨーロピアンオークでつくられた逆ピラミッド形のホールに抱かれるかたちとなる、とても劇的な空間転換が印象的な建築です。


ステージと、パイプオルガンのパイプ。シューボックス型です。


上部空間見上げ。中央に見えるのは天窓(トップライト)です。自然光が入ります。


そしてこれは巨大な反響板です。四辺に照明が埋め込んであるのではないかと思います。

中に入った印象は、「いや~ずいぶん同じ木を集めたわね~」という感じ。堅木ですから施工も大変だったと思います。大工さん、お疲れ様でした。ステージは樺桜だそうで、こちらも広葉樹で堅めの木ですね。松本民藝家具によく用いられる丈夫な材料です。

そして、何といっても四角い反響板が異彩を放っていました。ステージ直上に吊ってあるようで、少し客席側が上がっていた印象です。角度をつけることで音を反射させているのでしょうか。表面が幾何学模様に凹凸デザインされ、響きの調整をしている様子です。

私が着席したのは前から9列目でしたので、反響板効果もあってたいへん響いて聞こえました。少しモワモワした音で、マイクを使ったトークは響き過ぎて何をいっているのかよくわかりませんでした。

ここでコーラスを演奏したらどんな感じでしょうね。バッハコレギウムが度々演奏しているようで、たしかにバロック音楽にぴったりな印象を受けました。みなさまも機会があったらぜひ行ってみてください。

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2016年12月10日 | 曲目解説
札幌が大雪でございます。出張に行った夫が戻ってこられません。たいへんな吹雪の模様です。
こちらSTV(札幌テレビ)のライブカメラ@札幌駅をプリントスクリーンにしたものですが、レンズに雪がかぶっていて、視界不良です。線路上の特急も白く霞んでいますね。

例年ならば根雪になるのが年末くらいですから、このまま溶けずに残るのならばずいぶん季節の進みが早いです。

ということで、文部省唱歌「雪」を調べてみました。

他の文部省唱歌同様、作詞作曲は不明です。明治11年に発表されました。

ゆきや こんこ
あられや こんこ
ふってもふっても まだふりやまず・・・

というこの歌詞は、

ゆきや こんこん 
あられや こんこん

とよく間違って歌われますが、一説によれば「雪よ 来む、来む」=「雪よ来い、来い」であるとも言われるそうで、その場合は「こんこん」でOKということになります。
ただ、そうであれば「雪よ来い」(話者の希望)→「降っても降りやまず~」(情景描写)と詞の中の立脚点が動き、ちょっと座りが悪い印象です。
また別の説によれば、こんこ=滾々(こんこん、水がこんこんと湧くなどとぎれのないさま)ではないかとのことで、どちらにしても「こんこん」ではありますが、個人的には空いっぱいの雪!という情景をあらわすこちらの説に一票投じたいと思います! (欠落した「ん」はどこに行ってしまったのでしょうか? 謎です。)

そして、メロディーの方ですが、ドボルザークのsing ye a joyful songの前奏によく似ています。タッカタッカタンタンのリズムが同じです。(メロディー本体はぜんぜん違います)

https://www.youtube.com/watch?v=tRESctE1KUk
↑ ↑ こちらの動画でお確かめください。


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学生音楽コンクール(聴衆賞)

2016年12月07日 | その他
本日、全日本学生音楽コンクール全国大会声楽の部(大学)の審査があり、横浜市民賞(聴衆賞)の審査員として参加してまいりました。

会場はみなとみらいホール。クリスマスムード満載のランドマークタワーの中を突っ切り、会場に向かいます。


今年もクリスマスツリーがきれいです!

審査員は楽屋口から会場入りです。


殺風景な()壁に案内表示。


窓から見える外の景色は暮れ方の雰囲気です。


審査員は24名(うち1名欠席)で、男女比はほぼ半々でした。女性は、去年は落ち着いた感じの年配の方が多かったのですが、今年は音楽の先生風の方、専業主婦風の方、音楽愛好家風の方などいろいろでした。男性は概ね音楽のオールドファンという感じで、ちらほらとお若い方がいらっしゃる感じでした。お知り合い同志も何組かいらっしゃるようでした。

審査員の行動予定は、開会の10分前くらいに並んで入場し、前半5名を聞いたところでいったん控室に帰り、またまた並んで入場し、後半5人を聞いてそのまま直接控室に戻り、すぐさま投票→開票という流れです。全国から選ばれた10人のみなさんの演奏はとても心動かされるものがあり、去年にひきつづき堪能させていただきました。



男性が2名、女性が8名。男性はテノールとバスバリトン、女性はソプラノ7人にメゾが1人でした。たいへんな難曲ぞろいで、とくにソプラノのみなさんは技巧的な高音を聞かせるタイプの曲が多かった印象です。たぶん、ソプラノのみなさんは夜の女王のアリアを斉唱で歌えると思います。

肝心の聴衆賞ですが、豊かな声量を誇るメゾの方が受賞されました。本賞の方はクジェネークという作曲家の作品(難解な曲でした・・・)を演奏された方がとられたようです→というツイッターを見たのですが、12/8付毎日新聞によるとこのお嬢さんは2位、1位は夢遊病の女のアリアを歌われた方でした。ミスインフォメーションごめんなさい! 1位さんはすばらしいコントロールに加え、高次フォルマント搭載のいいお声でしたので、むべなるかなという感じです。

今日参加された方が、大きく羽ばたかれることを祈っております!

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音楽交歓会2016@港南公会堂

2016年12月05日 | その他
過日出演のご依頼があり、日程が合わずに辞退した「音楽交歓会2016」ですが、本日が公演日でしたので聞きに行ってまいりました。






出演したのは10団体。うち最初のグループはリコーダーアンサンブルと鍵盤ハーモニカアンサンブル、9団体目のグループは和太鼓・三味線+歌・合いの手・踊りのパフォーマンス団体、残りの8団体がコーラスでした。丸山台小学校PTAコーラスが解散した際のPTA会長が、他校の指導者として参加されていました。



世話役として中心的に活動されているのが、ヒギリーゼとエリーナを指導される瀬戸牧さんと拝察いたしました。演奏会全体の印象は、この公演の前身である「港南区音楽交歓会」とほぼ同じでしたが、よりアットホームでソフトな感じでした。

港南区総合庁舎建設に伴い、港南公会堂が4年間クローズされる(新築で再オープン)とかで、来年以降の場所の確保が課題とのことです。


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オペラ「浦島太郎」

2016年12月02日 | 演奏会お知らせ
長島和美先生がご出演になるオペラのご案内です。





日時:2017年1月28日
   16:00開演
場所:杉田劇場ホール
チケット:A席5000円 B席4000円
*チケットご希望の方は長島先生まで(まだチケットはありません)

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