コール・ウェルカム

活動予定をお知らせします

アラムニーコンサート

2015年12月27日 | お知らせ
本日、長島先生がご出演になる「アラムニーコンサート」が開催されました。
年もおしつまった27日ではありましたが、会場いっぱいのお客様で、たいへん盛況でした。



先生にはコール・ウェルカムからお花を差し上げました。
年末ということでお花の種類が少なかったのですが、チューリップ、スイートピー、マーガレット、ラナンキュラスをピンクで揃えてもらいました。ちょっとボリュームがなくて申し訳なかったです・・・。



ではみなさま、よいお年をおむかえくださいませ!

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文語版 春よ、こい

2015年12月25日 | 曲目解説
松任谷由美作詞作曲の「春よ、こい」。文語と口語がまざっておりまして、気になります。気になりませんか? ためしに全部文語にしてみました(適当!)

俄雨降りて 
淡き光の柱 をちこちに立ちたり
沈丁花 いとしき君が面影を宿し
一人香りてをり
その蕾より 
涙のごとく香り零しぬ

春よ 遠き春よ
そは 空を越え やがて迎えに来たるらむ
我 瞼閉ざさば 
誠を与え給ひし君の
懐かしき声 聞こゆ 


君に預けし我が心
今もなほ 君がこたへを待ちてをり
いかに月日の流れたるとも
とこしへに 待ちてをり

春よ 未だ見ぬ春よ
そは 明日を越え やがて届くらむ
我 道にまよひて立ち止まりしとき
夢をあたへ給ひし君の
我が肩を抱き給ふがごときまなざしの
思ひ出さるる

夢よ 浅き夢よ
我ここにあり
君を思ひつつ 一人歩いてをり

流るる雨のごとく
流るる花のごとく


たぶん、日本語の歌詞に英語を混ぜるように、イメージで文語をちりばめたのだと思いますが、あらためて意味をとろうとすると、よくわからない部分が多いです。かなわぬ恋の思い出をイメージすればよさそうですね。




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早春賦

2015年12月22日 | 曲目解説
格調高く早春の景色と心象を歌う「早春賦」。作詞は吉丸一昌、作曲は中田章、1913年の作品です。春の訪れを感じるとだれもが口ずさみたくなる名曲ですが、最初のフレーズで1オクターブ+4度の音程差を駆け上がらなくてはならず、きれいに歌うのは実のところかなり困難です。

描かれている春の景色は「安曇野」だと言われています。WIKIによると、吉丸が長野県大町市の旧制中学校の校歌作詞を依頼され、彼の地を訪れた際に作詞されたとのことで、春を待つひんやりした空気感がただようのは安曇野の雪解けのイメージが通底しているからと思われます。文語で簡潔に表現された歌詞には、明治時代のインテリゲンチャの底力を感じますね。「賦」というのは「前赤壁の賦」などに見られるように、「詩」ということであり、「早春を表現した文語詩」といったような意味です。

作曲した中田章は、日本の歌曲王中田喜直のお父さんです。喜直氏は「ついに父の早春賦を越えられなかった」というようなことばを残しており(すみません、文言はうろ覚え)、作曲上の何らかの指針というか目標にしていたことが想像できます。

ところで、この曲は、モーツアルトの『春への憧れ』K.596に似ていると噂されております。

■春へのあこがれ冒頭
ソドーミソードソーーミー

■早春賦冒頭
ソドーミソードドーーラー

確かに最初の2小節は同じですが、モーツアルトの方は上がったと思ったら下がるんですね。
ただコード進行が似ているのと小節数が同じですから、同時に歌い始めると破綻なく一緒に歌いおわることができます。

「五月の歌」としてご存じの方もいらっしゃるかも。

■青柳善吾 (訳詩)

楽しや五月 草木は萌え
小川の岸に すみれにおう
やさしき花を 見つつ行けば
心もかろし そぞろ歩き

うれしや五月 光は映え
若葉の森に 小鳥うたう
そよ風わたる こかげ行けば
心もすずし そぞろ歩き

早春賦よりは暖かそうですね!


安曇野風景

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きんもんさきばこ と けやり

2015年12月17日 | 曲目解説
「鞠と殿さま」の中に出てくる「きんもんさきばこ」と「けやり」。どんなものかご存じでしょうか。ぼんやりとしたイメージはあるものの実際にはどんなものかわからず、ちょっと調べてみました。


安藤広重「日本橋」

画面中央、橋の上の男性二人が担いでいる赤い箱が「挟み箱」。これに黒漆を塗り金彩(蒔絵)で家紋を施したものを「金紋先箱」と呼ぶそうです。

そして、その後ろに丈高く描かれているのが「毛槍」です。槍の先に動物の毛が付けられており、ぐるぐる回したり、振り回したりして、行列の華やかさと主の権威を誇示したものと思われます。


こちら、よそのブログからお借りしたお祭りの練習風景ですが、どうでしょうか、思ったより重そうで(金紋先箱)、長くてたいへんそう(毛槍)ではありませんか? 、なんとなく2メートルくらいのものだろうと思っていましたが、10尺(3メートル)以上はありそうですね。「けやりをふりふり」のところに「振り」がつきますが、この画像を思い浮かべてリアリティーを追求したい(?)と思います。

ひげ奴はこちら。


なお、この「鞠と殿さま」は、西条八十が「コドモノクニ」のお正月号のために書き下ろした詩だそうです。お正月→みかん→紀州(和歌山)→大名行列という連想で書かれたという説があります。また、とてもおそろしい物語が内包されていると解釈した在野の研究者もいます。興味のある方はお調べください。


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1~3月の練習日

2015年12月16日 | コーラス連絡
一月からの練習日程が決まりましたので 早速連絡させて頂きます〓

1/ 13. 27
2/10. 17
(23日 コンサート)
3/ 9. 23

4月からは新年度となります

総会お楽しみランチ〓
良いお店情報ありましたら 宜しくお願いします

〓〓〓〓〓〓〓

今年もお世話になりありがとうございました
来年もよろしくお願いします

楽しい冬休みをお過ごし下さいませ〓

いのうえかおり〓

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冬の夜

2015年12月15日 | 曲目解説
2月に演奏する「冬の夜」。しみじみとしたいい歌ですね。
文部省唱歌ですので、慣例として作詞者作曲者は「不詳」とされていますが、作詞:下村莢、作曲:岡野貞一ではないかと言われています。

下村さんは新潟、山口、広島の中学校、高等学校、高等師範学校で国語を教え、文部省唱歌の編纂委員になった人で、共立女学校の校歌も作詞しています。この共立校歌を作曲したのがやはり文部省唱歌編纂委員の岡野貞一さんで、お二方の間には親交があったことがわかります。

曲は明治45年が初出で、小学3年生向けだったようです。しかし、昭和17年の改定の際に選外となりました。のんびりした曲調が戦局と合わなかったのでしょうか。以来教科書には掲載されませんでしたが、愛唱歌として長く長く歌い継がれています。

私たちも耳なじみがあるのは、あるいは昭和43年に「みんなの歌」で放送されたからかもしれません。(演奏:チチェリア少女合唱団・・・・この合唱団については詳細不明でした)

作曲者の岡野貞一さんは、教会オルガニストです。4小節ずつ同じリズムの進行、穏やかなメロディーラインと清潔な作曲作法は、讃美歌を彷彿とさせます。「ふるさと」(うさぎおいし・・・)の作者ですので、作品からそのお人柄がしのばれますね。

以上、なかなか寒くならない冬の夜に、小さな曲目解説でした。




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プログラム案@聖マリアンナ

2015年12月11日 | プログラム
みなさまこんばんは!

先日は練習お疲れ様でした。2月の演奏が楽しみですね。

現時点での演奏順(案)を以下にお示しします。

1:冬の夜
2:鞠と殿様
3:長島先生ソロ
4:皆様ごいっしょに(1)早春賦
5:長島先生ソロ
6:皆様ごいっしょに(2)フニクリフニクラ
7:春よこい
8:瑠璃色の地球
アンコール:花は咲く

パートによる歌いわけ、一部カットなどがありますので、疑問点はそれぞれに解決してください。


↑ ↑ ↑ 季節の風物詩 アドベントクランツ。写真がないと寂しいので、UPしてみました。今週は第二週ですが、ろうそくを毎年使いまわすため(!)点火はいたしません(笑)

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コーラス連絡1207

2015年12月08日 | コーラス連絡
9日のレッスンですが
本田さん宅に変更になりました
お間違えの無いように 宜しくお願いします

いのうえかおり〓

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全日本学生音楽コンクール

2015年12月01日 | お知らせ
毎年小学生~大学生を対象に、器楽・声楽のコンクールが行われているのをご存じでしょうか。(主催:毎日新聞社)今年が第69回ですので、現在音楽の世界で活躍している多くの人びとがこのコンクールに参加してきました。

横浜市はこのコンクールを後援しており、「聴衆賞」(市民賞)を決めるための審査員を広く市民から募っています。今回、初めてこの審査員に応募したところ運よく当選し、本日「大学声楽」の回の審査をしてきました。

審査といっても専門知識は必要なく、「好きな人(演奏が)」に投票すればOKというものです。


会場はみなとみらいホール小ホール、審査の様子は観客に公開されています(入場料2500円)。審査員は開場時間の20分前に受付を済ませ、名札と次第の記載された書類を受け取ります。そして、時間になったら一列に並び、会場入りします。(なんだか偉くなった気分)

聴衆賞の審査員は20名で、男性8名、女性11名、欠席1名でした。概ね60代以上でしたが、40代かな?という人も2人。男性は退職した音楽愛好家の雰囲気、女性は何というか・・・図書館でボランティアをしていそうな、超マジメな雰囲気のお姉さまぞろいでした。ちなみに全員ズボン(パンツにあらず)着用でした。

出場者は10名。各自持ち時間10分で、好きな曲を演奏しました。いずれも難曲で、技術に加え表現もすばらしく、堪能いたしました!



10名が演奏を終えると審査員はすぐに控室に取って返し、「自分の好きな人」に投票します。一番の人に○、次点の人に△をつけて、○の多い人が聴衆賞を獲得します。結果は、「一番ビジュアルがよかった人」が聴衆賞でした! ビジュアルは大切ですね。

ということで、とても面白い経験でした。コール・ウェルカムの皆様も、来年はぜひ審査員にご応募くださいませ!

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