コール・ウェルカム

活動予定をお知らせします

関内ホールベル音

2017年02月26日 | その他
今日は久しぶりに館内ホールで演奏を聞いてきました。(馬車道煌めき★コンサート)
若い演奏家の皆様の熱演に、とても心動かされるよい日となりました。

そして、そうだ!ベルの音を覚えていきましょうと思い、なんとなくメモを取ってまいりました。



調性は(すみません)不明です。もう少し低いかもしれません。
そして楽器もよくわかりませんでした。電子的な音のように思いました。

最初の7度音程が不安な雰囲気を醸し出し、「急いで着席しなくっちゃ!」と思わせる効果を出しているように感じました。ちょっと駅のホームの音のようです。

どなたか、絶対音感のある方、お聞きになって調性の確定をお願いいたします!

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メイクステージマナーレッスン@鶴見サルビアホール

2017年02月20日 | その他
本日鶴見のサルビアホールに参りましたら、館主催事業で「メイクステージマナーレッスン」のお知らせが貼ってありました。



ちょっと興味がありますね。

■開催日:3/18(土)

■時間:14:00~15:30

■会場:3階リハーサル室

■受講料:¥1,000

*女性限定

だそうです。

講師の先生は

■佳山みな 女優・演技講師・美粧家

短大ESSにて奈良橋陽子のドラマメソッドを学ぶ。
1981年より帝国劇場、新橋演舞場など、東宝・松竹系の舞台出演、各局TV単発ドラマ、再現ドラマなど出演多数。傍ら「東宝ゆかた会」にて各種邦楽指南を受ける。
日舞(花柳流名取)、箏、三味線、長唄、茶道他。剣道初段。西郷輝彦、山本陽子、加茂さくら他に師事。
2男1女の子育て中は休業。2005年より横浜・区民ミュージカルに携わり、タレント養成所演技講師、舞台スタッフ等で再び演劇界へ。地域朗読教室主宰、読み聞かせ活動・指導、他、きもの着付け、メイクアーティストとしても活動。
女優としては2015年より舞台復帰。年3本ペースでミュージカル、コメディ、悲劇など、様々なジャンルで新たに挑戦中。

興味のある方は
鶴見区民文化センター サルビアホール
045-511-5711
までお問い合わせください。

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雅楽器文鏡

2017年02月18日 | その他
2/17付の毎日新聞神奈川版によりますと、鎌倉市所蔵(大倉幕府跡から出土)の雅楽器文鏡が市指定文化財に指定されることになったそうです。

↓ ↓ ↓ こちらがその鏡(裏側)

X線透過写真画像

銅製、直径11.2センチ、重さ234.1グラム。
中央に雅楽器、周辺に二羽の鳥、花、飛雲、笛などが描かれているそうで、このような絵画的な装飾の鏡は全国で3例しか知られていないとの事。鎌倉初期の制作とみられるそうです。1000年前!

写真では大きなものかと思いましたが、ハンディなサイズですね。鋳物でしょうから、土性材料で型を彫る人がいたはずで、通常の幾何学連続模様のお仕事とはちがって格別の緊張と楽しみがあったことでしょう。そしてどんな人が使ったのでしょうか。あるいは音楽の神様に捧げられたものでしょうか。

琵琶、筝、太鼓、笛、バチ、などはわかりますが、12時方向にある楽器はなんでしょう。笙? 上部がアーチ状になっていますから手琴ではなさそうですね。そして9時方向の楽器は? スネアドラムのバチのような形ですが、何だろう。火炎太鼓? どなたか知識のある方教えてください。

鎌倉国宝館で、近く公開する予定だとのことです。

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楽譜は英語で

2017年02月14日 | その他
音楽愛好家にとって基本の基ともいえる「楽譜」ですが、英語で何というかご存知ですか?
先日北米に住む英語人と話していてその話になり、なんと

sheet music

というのだと教えてもらいました。music sheetじゃないの?と聞くと、sheet musicに間違いないとのこと。(非可算名詞)



「音楽が記された紙」ではなくて、「紙状の音楽」であるという言い回しがとても新鮮でした。

日本語の「楽譜」は、楽→楽の音などと言われるように音楽のこと、譜→物事を系統立てて列記したもの、つまり「音楽を系統立てて列記したもの」という意味であり、「音楽が記された紙」のことですね。

簡単な単語ですが、音楽への向かい方とかものの解釈のし方の違いが感じられて、面白いと思った次第です。

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蜜蜂と遠雷

2017年02月12日 | その他
第156回直木賞を受賞した恩田陸さん著「蜜蜂と遠雷」。みなさまご覧になりましたか。
国際ピアノコンクールに挑戦する個性的な若者の様子を時系列で描いた作品です。

一気呵成に読了してしまいましたが、とても丁寧に描かれた、臨場感あふれる良作と感じました。



ブックデザインも愛らしく、カバーは草原のイメージ、中はピアノブラックの素敵な意匠です。


(PCが写りこんでいますが、全面艶ありブラックです)
幻冬舎刊 2017年

たぶん、舞台は浜松です。作中では「芳ケ江市」とされています。
破綻なく、最後まで読者を引っ張っていく恩田さんの力量とご努力には感銘を受けました。
タイトルの「蜜蜂」はよくわかりますが、「遠雷」は何を意味しているのか? 
それを考えるのも一興です。

とても丁寧に描かれた作品ですので、ぜひご覧になってください。ベストセラーは敬遠します、という方、佳作を読み逃しますよ! ぜひ!

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春のコンサート 湘南グループ 日本のうた・歌・詩

2017年02月10日 | 演奏会お知らせ
長島和美先生がご出演になるコンサートのご案内です。



チケットは先生まで。

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コーラス連絡0209

2017年02月09日 | その他
松尾さんより連絡が来ました!

📩
桂台ケアプラザが5/31(水)14:00
に決まったそうです!

皆さまよろしくお願いします!😊

小宮🌷

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ぞうさん@「まどさん」

2017年02月07日 | その他
まど・みちおさん作詞、團伊玖磨さん作曲の「ぞうさん」。誰もが知っていて、そして誰もが好きな歌ではないでしょうか。

「さっちゃん」の作詞者として有名な阪田寛夫さんは、まどさんとの長年の交流を通じてそのお人柄に惹かれるようになり、「まどさん」という評伝風の読み物を残していらっしゃいます。(学者ではいらっしゃらないので論文ではなく、したがってご本全体を通して結論は読者に委ねられています。)


(ちくま文庫)

この中に、「ぞうさん」に触れた箇所がありますので、少しご紹介します。

阪田さんは、ご自身の雑誌連載で以下のように述べられます。

「まどは昭和21年にシンガポールから引き揚げており、生活が楽ではなかった。長男の7歳の誕生日に汽車の玩具がほしいと言われたまどは、物価が高いので買い物をあきらめ、長男の手を引いて上野動物園へ行った・・・(中略)・・・猛獣類は戦争中に射殺されてそれきり補充していない。象もいない。・・・(中略)・・・そして二人とも、目に見えない象をそこに見た。・・・(中略)・・・悲しみを持った心にだけ見えたもの、それが「ぞうさん」だ。

(昭和53年『月刊自動車労連』)


戦禍の痕跡が残る中、おもちゃをかってやれない悲しみを抱えながら長男と訪れた動物園には象はいない、しかしそこに二人は象の姿を見た。それを見せたのは戦後の諸状況に裏打ちされた悲しみであり、それが「見えないものが見える」という浄福に転化したのだ、という趣旨と拝読しました。

阪田さんは東京新聞に掲載された「東京のうた」という記事に心動かされ、上記のお原稿を書かれたのです。ところが、2年後の1980年、改めて自身で質問できる機会をとらえようと一生懸命だった阪田さんに、まどさんはとつぜん以下のように答えます。

■以下省略しながら引用

「この日、いきなりまどさんは「『東京のうた』にかかれたのはフィクションです」と言った。・・・(中略)・・・その記事の中の動物園の挿話がフィクションだと、まどさんは言いきったのだ・・・(中略)・・・「私は象を書くために動物園へ見に行くようなことはしません」

以下は、まどさんの談話のメモだ。
「童謡はどんな受け取り方をされてもいいのだが、その歌が受け取ってもらいたがっているようにうけとってほしい。たぶんこういう風にうけとってもらいたがってる、というのはあります。詩人の吉野弘さんの解釈が、それに一番近かった。吉野さんは「お鼻が長いのね」を、悪口として言っているように解釈されています。私のはもっと積極的で、ゾウがそれを「わるくちと受け取るのが当然、という考えです。もし世界にゾウがたったひとりでいて、お前は片輪だと言われたらしょげたでしょう。でも、一番すきなかあさんも長いのよ、と誇りを持って言えるのは、ゾウがゾウとして生かされていることがすばらしいと思っているから。」
・・・(中略)・・・
このように自分が自分に生まれてすばらしい、ということをテーマにしている詩が、自分の作品には多いとまどさんは言った。


つまり、阪田さんが心動かされて原稿を書くに至った東京新聞の記事の中のエピソードはフィクション、阪田さんが戦争との関連で感じ取った「悲しみ」というのは立脚点が失われたことで見当違い、まどさんが詩に向かう精神は、自分とは何かという個の深淵に立つ哲学的なものであった、と判断されたということなのでしょうか。

前述の通り阪田さんは結論めいたことは記されておらず、論点が次に移っていきますので断言は難しいです。ただ、本作全体を通して、阪田さんの目をとおしたまどさんの姿、まどさんの心が写し取られており、印象が深い本です。ぜひご一読ください。









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音楽教室に著作権料支払発生?

2017年02月03日 | その他
本日付の新聞によりますと、JASRAC(日本音楽著作権協会)は、全国約9000カ所の音楽教室を対象に、著作権料を徴収する方針だと発表しました。

カルチャーセンターからはすでに徴収済だとのことで(知らなかった・・)、主に大手の音楽教室(ヤマハ、カワイなど)が対象だそうです。音楽レッスンの教材が課税対象のようですが、税率は年間受講料収入の2.5パーセントだそうです。ということは、作者が亡くなって50年以上経った作品のみでレッスンを行えばOK?と思っていましたが、教材が何であっても法人に一律課税なんでしょうか。

著作権者には朗報かもしれませんが、音楽教室離れが進みそうでもあります。この7月には文化庁に徴収規定を提出、来年1月からの徴収をめざすとのこと。音楽教室側はもちろん反発しており、どのように決着するか気になりますね。




毎日新聞 2017-02-03(朝刊)

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