オペラ歌手の歌唱はなぜフルオーケストラの音に負けないのか、というのは万国共通の疑問のようです。
national center for voice and speechというアメリカの団体(ユタ大学)の研究によれば、オペラ歌手には3000ヘルツ近辺に有意の振動音域があり、この振動帯域がオーケストラの振動帯域(5000ヘルツ)と干渉しあわないことで、声がぬけて聞こえてくるのだそうです。(2016年1月9日の記事もご覧ください)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6c/bd4d5e4a6f2c91384bb5fcbc8195e007.png)
こちらは上記団体のHP掲載のグラフです。スウェーデンのvoice scientistであるJohann Sundberg さんが、高名なテノール歌手 Jussi Bjoerling さんがオーケストラとともに演奏した音源を分析した研究成果とのことで、破線が声+オーケストラ、実線がオーケストラのみの演奏波形です。オケのみの波形がおだやかな山形であるのに対し、そこに声が加わると複数のピークが現出するのがわかります。とくに3000ヘルツ近辺の山形が顕著です。つまり、この複数の山が声なのですね。
詳しくは下記をご参照ください。
http://www.ncvs.org/index.html
national center for voice and speechというアメリカの団体(ユタ大学)の研究によれば、オペラ歌手には3000ヘルツ近辺に有意の振動音域があり、この振動帯域がオーケストラの振動帯域(5000ヘルツ)と干渉しあわないことで、声がぬけて聞こえてくるのだそうです。(2016年1月9日の記事もご覧ください)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6c/bd4d5e4a6f2c91384bb5fcbc8195e007.png)
こちらは上記団体のHP掲載のグラフです。スウェーデンのvoice scientistであるJohann Sundberg さんが、高名なテノール歌手 Jussi Bjoerling さんがオーケストラとともに演奏した音源を分析した研究成果とのことで、破線が声+オーケストラ、実線がオーケストラのみの演奏波形です。オケのみの波形がおだやかな山形であるのに対し、そこに声が加わると複数のピークが現出するのがわかります。とくに3000ヘルツ近辺の山形が顕著です。つまり、この複数の山が声なのですね。
詳しくは下記をご参照ください。
http://www.ncvs.org/index.html