コール・ウェルカム

活動予定をお知らせします

雲のオーロラ

2016年03月30日 | その他


今日はすごい強風でしたが、そのせいか?西側の空にまるでシフォンのスカーフが揺れたような、不思議な雲がかかりました。

一昨日の雷、今日の強風と、お天気がダイナミックに推移しますね。
桜はもう5分咲きくらいでしょうか。

春本番です。

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荒城の月が聖歌に!?

2016年03月29日 | 曲目解説
Hymn of The Cherubim


1986年、日本のカトリック神父芦田竜之介は、ベルギーにあるベネディクト派の修道院に滞在中、その修道院の聖歌隊長であり、作曲家であるマキシム・ジムネ神父から、日本の曲を紹介してほしいと頼まれました。翌年、ジムネ神父は渡された曲集から「荒城の月」だけを選んで編曲し、その曲にロシア正教で唱えられていた「ヘルフィム賛歌」という祈りのことばをつけました。それが↑の曲です。「聖体拝領の時、パンと葡萄酒を祭司が別室から礼拝堂に運ぶ時に唱える祈り」だそうです。荘厳です・・・。

「ヘルフィム賛歌」(ニコライ堂 式文から)
われら奥密にして、ヘルウィムをかたどり
聖三の歌を生命を施す三者に歌いて
今この世の慮りをことごとく退くべし
神使の軍、見えずして荷い奉る
万有の王を戴かんとするによる
アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ

という内容を歌っている由。
詳しくはこちらをご覧ください。

http://szch.jimdo.com/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/%E8%8D%92%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%9C%88-%E3%81%A8%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%A0%E8%B3%9B%E6%AD%8C/

ヘルフィム賛歌はもともとはスラブ系の式文だったそうで、「荒城の月」のオリジナル版から一音シャープが外された(花の宴の「え」にはシャープが付されていました)のは「スラブ音階を彷彿させる」からという経緯を思うと、よかったね!と思います。(でも、上記音源ではシャープなしでした)

滝廉太郎はキリスト教徒だったようですので(教会で奏楽奉仕もしていた)、メロディーラインの作り方にもどこかキリスト教と相通じるものがあったのでしょうね。

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「ふるさと」異聞

2016年03月26日 | 曲目解説
皆さまご存じの「ふるさと」。日本の曲にはめずらしく三拍子ですが、君が代に特別なニュアンスを感じる人に「こちらを国歌に」と望まれるほど、大変に愛されている曲です。
仕事で読んでいる資料に思いがけず作詞にまつわるお話がありましたので、ご紹介します。


志を果たして
いつの日にか帰らん
山は青きふるさと
水は清きふるさと
(高野辰之作詞、「ふるさと」3番)


高野は明治9年に長野県のまずしい農村でうまれました。15歳で代用教員となり下宿生活を送りましたが、その地にある名刹の子女と恋仲になりました。祝福された結婚は望むべくもなく、妻の両親から「人力車で山門を通れるような男になれなければ二度と故郷の地を踏むことは許さない」と告げられた上で、東京へ生活の地を移します。
高野は発奮し、苦学を重ねて明治43年(34歳)には東京音楽学校の教授になります。そして、大正14年には東京帝国大学から文学博士の学位を授与されます。文字通り「志を果たして」、妻の郷里に凱旋した高野は、駅で地元民の大歓迎を受け、人力車で寺に向かったといわれます。ふるさとの歌詞は「いつの日にか帰ろう、帰ってやる」という決意を現しますが、高野
自身は本懐を遂げたということですね。

(参考:世界がキューバの高学力に注目するわけ 吉田太郎著)


写真は東京芸大図書館で開催された企画展のチラシ。

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コーラス連絡0323

2016年03月23日 | コーラス連絡
今日も練習お疲れ様でした

ソロ曲の(荒城の月)に コーラスの参加が一部あります

次回 荒城の月の楽譜 を持って来て下さいね

相馬さんの分は 用意して有ります〓〓

次回練習は4/6です 宜しくお願いします〓

いのうえかおり〓

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桂台プログラム

2016年03月23日 | プログラム


桂台のプログラムです。本田さんありがとうございました。

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ショパンの手

2016年03月19日 | その他
作曲家のショパンは美しい(けれども演奏は大変むずかしい)ピアノ曲をたくさん残しましたが、自身の手は小さいので有名でした。音楽関係の書籍を読み返しておりましたら、中村紘子の著作の付録に、「ショパン協会にもらった」というショパンの左手石膏像実物大の写真があり、その小ささに改めて驚きました。中村さんご自身も手が小さく、演奏の際に苦労されているとよんだことがあります。その中村さんより小さいそうです。

そのまま転載すると著作権に抵触しそうなので、サインペンをおいて写メしてみました。


同様に私の手を撮ったのがこちら。

私の手も小さい方ですが、ショパンさまと同じくらいです。びっくり。
ちなみにこのサインペンは13センチメートルです。

ピアニストを目指している方、手は小さくても大丈夫そうですよ!


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春の富士

2016年03月17日 | その他
今日は暖かかったですね。桜の蕾もだいぶふくらんで、いよいよ春がやってきた感じです。
そんなお天気の日に珍しく、今日は一日富士山がくっきりと見えていました。月曜に降った雪が7合目くらいまで残っていて、とてもきれいでした。写真はうちのベランダから携帯で撮った夕方の富士山です。


明日は20℃だとか。雪もだいぶとけることでしょう。

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春の日の花と輝く

2016年03月12日 | 曲目解説
前回初見で練習した「春の日の花と輝く」、きれいな曲でしたね。讃美歌風だというご意見を思い出し、手元の讃美歌集をみてみましたら、ありました。讃美歌467番(児童)。



歌詞が小さいのですが、ご覧になれますか? 昔イエス様は、幼い子どもを集めてみ教えをさずけていらっしゃたものだ。今は天の国にいらっしゃるが、そこでは信仰を得た子どもたちが特別な家で憩い、イエス様をほめたたえながらともに暮らしている、というのが大意です。

日本の讃美歌は、明治36年に各派がそれぞれの讃美歌集を統合集成し作成した「共通讃美歌」、その後行われた昭和6年の大改定、そして戦中戦後の価値の大転換をうけて再編集された現行の「讃美歌」(昭和29年)、さらにもう少し少人数でも親しめるものをという要望を受けて、「讃美歌第二編」(昭和42年)というふうに時代に合わせて編集・改定がすすめられてきました。その時々で海外の讃美歌集や集会で愛唱される歌、のちにはゴスペルなどから歌が選ばれ、その曲に大意を汲んだ歌詞が付けられました。また戦後の改定時には歌詞と曲のコンテストが行われ、受賞作が讃美歌として採用されました。

ということで、長らく「讃美歌」という本が世界共通で存在して、それを日本語に直したのが日本の「讃美歌」なのでしょうと思っておりましたが、現在私たちが目にする「讃美歌」は先人がご苦労の末に編集発行された日本独自のものなのですね。

讃美歌467番+「春の日の~」の曲は、古いアイルランド民謡と言われますが、讃美歌楽譜には作曲William Davenant, 1606-68とあります。いずれにしても江戸時代初期の古い曲ですね。その曲に、18世紀のアイルランド詩人トーマス・ムーアが詞を付けました。それが

Believe me, if all those endearing young charms,  
Which I gaze on so fondly today,  
Were to change by tomorrow and fleet in my arms,  
Like fairy gifts fading away,  
Thou wouldst still be adored as this moment thou art,  
Let thy loveliness fade as it will.  
And around the dear ruin each wish of my heart  
Would entwine itself verdantly still.

これです。英語圏ではこの曲はBeleive meと呼びならわされているそうです。
この詩を堀内敬三が格調高く訳したのが、「春の日の花と輝く」というわけです。

そして1841年、同じ曲に英国の会衆派の牧師の妻であったジェマイマ・トンプソン・リューク夫人が詞を付けたのが讃美歌467番です。こちらの歌詞は
I think when I read that sweet story....
で始まるもので、大体日本語歌詞と同じ内容ですが、1番の歌詞を日本語1.2番に拡大し、2番の歌詞は割愛した印象です。いろいろ都合があったのでしょうか。

少々混乱しましたが、つまり、古いよい曲があり、それに何人かが歌詞をつけてそれが愛唱された、そのうちの一つがイギリスの牧師夫人によって詞が書かれた讃美歌であり、それが日本の讃美歌に採用された。また別のルートで愛唱された曲(歌詞)に堀内敬三が日本語詞をつけ、それがキリスト教とは離れたところで大いに愛唱された、ということになりましょうか。

ご清聴(笑)ありがとうございました。



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演奏会のお知らせ

2016年03月10日 | 演奏会お知らせ
長島先生がご出演になる演奏会のお知らせです。今回は戸塚のさくらホールですので、みなさまぜひお出かけください。



チケットは先生まで。

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桂台プログラム(案)

2016年03月10日 | プログラム
昨日は練習おつかれさまでした。
4/11@桂台ケアプラザのプログラム(3/10時点案)は以下の通りです。

■花
■荒城の月(ソロ)
■春の小川(皆様ご一緒に)
■朧月夜(皆様ご一緒に)
■ピアノソロ
■春の日の花と輝く
■春の唄(皆様ご一緒に)
■森の水車(皆様ご一緒に)
■ローレライ~野ばら
■鱒(ソロ)
■私のお父さま(ソロ)
■フニクリフニクラ
■365日の紙飛行機


青字がコーラスです。

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