コール・ウェルカム

活動予定をお知らせします

リボン刺繍

2017年06月16日 | その他
活動がお休みでお知らせする話題がない、曲の紹介も全部済ませてしまった・・・というときの雑談、「手芸」です。今回は「リボン刺繍」。


↑ ↑ これは作業途中の写真です。
中央にうつっているのが「リボン」。100%アクリル製で、5メートル巻きです。
リボンや織テープの老舗「木馬社」の製品です。

写真の11時方向に星形の縫い取りがありますが、この糸(刺繍糸1本取り)に一本おきにリボンをくぐらせていくと、写真にあるようなバラができます。立体感がありますので、ちょっといい感じに出来上がります。
余白の感じを見て、ビーズなどで光らせ、あとはカルトナージュの手法でアルバムの表紙にしたり、小さなバッグに仕立てたり、ポプリのサッシュにしたり、さまざまに楽しめます。


↑ ↑ 大体できあがったところ。


こちらは角に刺繍したもの。
やっぱりこういう「通園グッズbyおばあちゃま」風のものは、パステルカラーが可愛いですね。


パンダ うさぎ コアラ

2017年06月13日 | 曲目解説
昨日の記事を反省いたしまして・・・

「パンダ うさぎ コアラ」という曲をご存じでしょうか。
ゆうこお姉さん+おさむお兄さんの時代の「おかあさんといっしょ」で歌われた手遊び歌です。

おいでおいでおいでおいでパンダ(パンダ)
おいでおいでおいでおいでうさぎ(うさぎ)・・・・


と続く、いまでも子供たちが大好きな歌ですね。

作詞は高田ひろおさん。北海道釧路市出身の童謡・絵本作家です。大学でのご専攻は「法学」だそうです。いまもお元気でご活躍です。
この曲の他にも「パタパタママ」「泳げたいやきくん」などたくさんの作品をつくられたほか、小林秀雄御大の作曲で「千年の樹」という詞をつくられ、この曲は NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲となりました。

上記おいでおいで~の曲は、途中で「できたかな? じゃあもういちどやってみよう」とか、「こんどはちょっとはやくなりますよ」などというセリフが入るのですが、実はここも作詞された部分です。ゆうこお姉さん、とっても自然でわかりませんでした!

そして作曲は乾裕樹さん。東京芸大作曲科のご出身です。フュージョンバンドの活動に参加した際テレビアニメの仕事をされ、それがご縁で「おかあさんといっしょ」「みんなのうた」などに曲を提供するようになったそうです。
「ぞうさんのあくび」(体操の歌ですね! なつかしいです)
「ドレミファ列車」
「ドレミファ・ドーナッツ」なども乾さんの作品です。じゃじゃまるぴっころぽろりの次、ミド・ファド・レッシー・ソラオの時代ですね。この他に実にたくさんのアーティストアルバムで編曲のお仕事をなさっています。2003年に亡くなられました。

歌われた神崎ゆうこお姉さんは横浜にお住まいで、お願いすると幼稚園などで「おうたの会」を開いてくださったそうです。5年ほど前までNHKラジオで「ラジオビタミン」のキャスターをされていました。NHK児童合唱団のご出身です。
そして坂田おさむお兄さん。ずいぶん長いこと歌のお兄さんを務められました。ご出身は釧路市で、高校時代に札幌に引っ越されました。私事ながら、高校の先輩でいらっしゃいます。子ども向けの、元気の出る歌をたくさん作詞作曲されています。いまはお嬢さんと一緒に演奏活動をなさっていて、時々BSの子どもコンサートでお見かけします。
いまのお兄さんお姉さんは何というお名前なんでしょう。小さい子どもがいないとすっかりご縁が切れてしまいますね。私が子どものころは「あんざいあいこ」という名前の「うたのおばさん」だったような気がします。おばさんが蔑称でなかった時代でした・・・・


今日、たまたま上野駅に参りましたら、構内ショップで「ぱんだみくじ」↑ ↑ なるものを販売していましたので、早速購入。パンダの底部分に穴があいておりまして、そこに折りたたんだ御籤がねじ込んであります。結果は「大吉」! 上野のベビーパンダに幸あれかし♥

ニュードレス候補

2017年06月11日 | その他
先日LINEでお回ししたニュードレス候補をこちらにも掲載します。


全3色 2880円
http://item.rakuten.co.jp/mtgrace/gz3301608lyqb086/


全10色 7100円
http://item.rakuten.co.jp/yaya598/yaya013/


全8色 11220円
http://item.rakuten.co.jp/happysunny/da236c0/

「ろばの会」

2017年06月07日 | その他
手元にある古い歌集。


「ろばの会編」とあります。

表紙をあけると

磯部俶、宇賀神光利、大中恩、中田一次、中田喜直、の5人のお名前が順に記されています。

この5人の皆さんは、1955年(昭和30年)、こどものための上質な音楽の創作をめざして、「ろばの会」を結成されました。頼まれてつくるのではなく、自分たちでつくるのを信条とし、作詞者との共同作業で作品を仕上げ、さらに志を同じくする歌い手とともに発表の機会(演奏会)を設けるという活動をなさったようです。

「ぞうさん」「サッちゃん」「おなかのへるうた」「とまと」「おさるのゆうびん」「バスの歌」などなど、私たちがよく知る歌も、この「ろばの会」から生まれました。

この本の後書き「新しいこどものうた第3集の出版に際して」の中ても、
中には伴奏の難しいものや、歌もこどもにとって平易ではないと思われるものも含まれています。そのような歌は、先生やお母さまやお姉さま、あるいは音楽の専門家の人にどんどん歌っていただきたいと思います。・・(中略)・・この新しいこどもの歌は、こどもだけのためのうたではなく、大人とこどものための歌でありたいのです。1960年9月
と記され、「ろばの会」が目指したのはいわゆる子供だましの音楽ではなく、専門家が知恵と感性を総動員しての創作活動だったことがわかります。

第3集の目次は

こんな感じです。こうしてみてみると、知っている歌は少ないですね。
「はなやさん」(いらっしゃいいらっしゃいはなやです)
「バスの歌」(どこのだれだか知らない人と 仲良く並んで腰かけて」
「サッちゃん」(サッちゃんはね)
などは皆さんもご存じでしょうか。歌い継がれる歌には、きっと強いエネルギーがあるのでしょうね。

ちなみにこの歌集は私が小学校低学年のときに買ってもらったもので、以来50年の間一緒に移動してきました。もう絶版でしょうから貴重ですね。奥付けを見ると4刷とあり、「楽譜が増刷されている!」というところにも時代を感じます。



「ろばの会」は、2000年、中田喜直さんが亡くなる直前に解散されました。ほとんどのみなさまが鬼籍にお入りになりましたが、大中恩さんは90代でまだお元気なご様子です。

アラムニーコンサート2017

2017年06月05日 | 演奏会お知らせ
長島先生がご出演になる演奏会のお知らせです。

毎年11~12月に(ほぼ)鎌倉で開催されていた「アラムニーコンサート」ですが、今年は同級生の皆様がそろって記念の年を迎えられるということで、7月に戸塚で開催されます。



日時:2017年7月22日(土)
開演:14:00
場所:戸塚区民文化センター「さくらプラザ」ホール

ぜひお出かけください。

ご来場ありがとうございました

2017年06月04日 | その他
昨日開催されましたウェルカムコンサートには、たくさんの皆さまにご来場いただき、まことにありがとうございました。お蔭さまで満席となり、出演者の私たちもお客様の暖かい雰囲気にささえられて精一杯の演奏をすることができました。



今後もよりよい演奏をめざして練習に励みます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

フェリックス・クリーザーさん

2017年06月02日 | 演奏会お知らせ
6月15・18日に、横浜のフィリアホールでドイツ人ホルニストの演奏会があります。
フェリックス・クリーザーさん。

うまれつき両手がありません。4歳のころ、「ホルンを吹いてみたい」といった彼を、まわりの人々が支えました。

専用の器具で楽器を固定し、椅子に腰かけ、左足の指でレバーを操作します。
足首にはアンクレットをして、とてもおしゃれです。



彼の音の美しさはとても有名とのことで、すでにCDデビューも果たし、動画でも演奏の様子が紹介されています。

Felix Klieser and Christof Keymer about their new CD "Reveries - romantic music for horn and piano"


金管楽器の特性で、周波数が2倍4倍5倍の音は出しやすいのだそうですが、三度・四度・半音などはレバーの指使いで管の長さを調節し、「当たりやすい音」をつくっていくらしいのですが、ホルンはそれに加えてベルの中に手を差し込み、音高を調節するとのこと(ぜんぶ受け売り)。クリーザーさんはベル調音ができませんから、たぶん唇や口の中の体積、息のスピードなどで微調整されているものと思われます。
すごいです・・・。

お近くの方はぜひどうぞ。