先日、初台にある東京オペラシティで開催された男性二人のデュオリサイタルに行ってきました。(テノールとバスバリトン)
実力のあるお二人に加え、ピアニストもたいへんお上手で、とてもすばらしい演奏を堪能することができました。
このリサイタルの会場となった東京オペラシティタケミツメモリアルホールですが、石材で構成された大きな内部空間を抜けてホールに入ると、ヨーロピアンオークでつくられた逆ピラミッド形のホールに抱かれるかたちとなる、とても劇的な空間転換が印象的な建築です。
ステージと、パイプオルガンのパイプ。シューボックス型です。
上部空間見上げ。中央に見えるのは天窓(トップライト)です。自然光が入ります。
そしてこれは巨大な反響板です。四辺に照明が埋め込んであるのではないかと思います。
中に入った印象は、「いや~ずいぶん同じ木を集めたわね~」という感じ。堅木ですから施工も大変だったと思います。大工さん、お疲れ様でした。ステージは樺桜だそうで、こちらも広葉樹で堅めの木ですね。松本民藝家具によく用いられる丈夫な材料です。
そして、何といっても四角い反響板が異彩を放っていました。ステージ直上に吊ってあるようで、少し客席側が上がっていた印象です。角度をつけることで音を反射させているのでしょうか。表面が幾何学模様に凹凸デザインされ、響きの調整をしている様子です。
私が着席したのは前から9列目でしたので、反響板効果もあってたいへん響いて聞こえました。少しモワモワした音で、マイクを使ったトークは響き過ぎて何をいっているのかよくわかりませんでした。
ここでコーラスを演奏したらどんな感じでしょうね。バッハコレギウムが度々演奏しているようで、たしかにバロック音楽にぴったりな印象を受けました。みなさまも機会があったらぜひ行ってみてください。
実力のあるお二人に加え、ピアニストもたいへんお上手で、とてもすばらしい演奏を堪能することができました。
このリサイタルの会場となった東京オペラシティタケミツメモリアルホールですが、石材で構成された大きな内部空間を抜けてホールに入ると、ヨーロピアンオークでつくられた逆ピラミッド形のホールに抱かれるかたちとなる、とても劇的な空間転換が印象的な建築です。
ステージと、パイプオルガンのパイプ。シューボックス型です。
上部空間見上げ。中央に見えるのは天窓(トップライト)です。自然光が入ります。
そしてこれは巨大な反響板です。四辺に照明が埋め込んであるのではないかと思います。
中に入った印象は、「いや~ずいぶん同じ木を集めたわね~」という感じ。堅木ですから施工も大変だったと思います。大工さん、お疲れ様でした。ステージは樺桜だそうで、こちらも広葉樹で堅めの木ですね。松本民藝家具によく用いられる丈夫な材料です。
そして、何といっても四角い反響板が異彩を放っていました。ステージ直上に吊ってあるようで、少し客席側が上がっていた印象です。角度をつけることで音を反射させているのでしょうか。表面が幾何学模様に凹凸デザインされ、響きの調整をしている様子です。
私が着席したのは前から9列目でしたので、反響板効果もあってたいへん響いて聞こえました。少しモワモワした音で、マイクを使ったトークは響き過ぎて何をいっているのかよくわかりませんでした。
ここでコーラスを演奏したらどんな感じでしょうね。バッハコレギウムが度々演奏しているようで、たしかにバロック音楽にぴったりな印象を受けました。みなさまも機会があったらぜひ行ってみてください。