ハクビシン現る

朝起きると孫達が布団をすっぽりかぶって眠っています。
つい先日までは、布団などかぶらず大の字で眠っていたのに。
今日も少し肌寒いです。

さて、昨夜のこと。
仮寺務所の屋根の上をポトン、ポトン。
と何かが不定期に落ちてくる音が聞こえます。
そしてたまに、ドン！ドン！
と何かが壁をたたくような音。
最初はぎんなんが落ちているのかと思いましたが、聞こえてくる音が自然に実が落ちる音ではない。
ドン！ドン！と壁をたたくのは、きっと犬のニコちゃんが動いているから。
確認するとニコちゃんは小屋の中で寝ています。
「おかしいよ何かいるよ」
と娘3。
様子を見に外に出て行きました。
つられて外に出てみましたが、何もいる様子はありません。
やはり自然現象の仕業だと納得しようとしましたが、しばらくするとポトン、ポトン。
ドン！ドン！
やはり何かいるYO(娘3風に）
鐘楼にあがりいちょうの木に目をこらしています。
私も…
そうすると、風が吹いているわけでもないのにいちょうの木が一部不自然に揺れています。
何かがいる
じっと見ていると、いちょうの木ではないなんだかふわっとした長いもの、動物のしっぽがヒョロンと出てきました。
あいつだ
しばらくそこを眺めていると姿を現したのは、やはりハクビシンです



写真は以前のものですが、ちょうどこのあたり。
巣ではない様子。

ポトン、ポトンの音はハクビシンがぎんなんを食べて下に落としていた音。
ドン！ドン！の音は、ハクビシンが壁にぶつかっていた音。
合点がいきました。
姿を現したハクビシン、なんといちょうの木の葉っぱの間からじっとこちらを伺っています。
顔の中央に白い線のあるあの顔が、じっとこちらを見ています。
負けずにこちらもじっと
高いところにいるから捕まらないと思っているのでしょう、向こうも動かずじっと見ています。

今は工事中ですので、屋根裏に入ることもありません。
いちょうの木は餌場になっているとのこと。
工事が始まり、引っ越しをしたのかと思いきやそうではなかったのです。

居心地が良いのかな