つれづれ日記

20代半ばっていう微妙な時期。
揺れ動く毎日を残したくて、日々を綴ります。。
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認知療法についての本

2009-02-09 | 読書歴

『いやな気分よ、さようなら』 デビッド・D・バーンズ著

満足度☆☆☆☆

 http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn168.html

読むのに数週間かかりました。。 前半は認知療法について、後半は主にお薬のことについて書いてあるのですが、やっと前半を読み終わりました。 ものすごく分厚くて、正直読むのに若干気合が必要です。高いし・・でも内容はとても役に立ちました。

「認知療法」日本ではあまり知られてないのかなぁ。最近は心療内科に行く人が多すぎて、医者もじっくり話す時間もないという現状を聞いたことあります。私も今日も診察日だったけど、症状がよくなったからか3分診療でした。

でも気持ちがどん底だったとき、主治医に「結局は自分を変えなきゃ治らないよ、薬は補助的なもの」と言われました。

そこからです。本当に自分を知って、自分と向き合おうと思ったのは。私の場合、地元のカウンセリングとこの本の助けを借りてなんとか、認知療法らしきことをしました。

薬は減ったのに、少しずつよくなっていきました。

「頭ではわかってるのに」的なことが、この本に整理されています。 うつ病になってしまう人の原因は様々です。でもその原因をはっきりさせることが第一歩だと思います。自分もまだその途中ですが・・ 仕事とか家庭のストレスとか、外因的なものと、性格とかの内因的なものが重なって病気になってしまうんでしょうね。。

仕事からいったん離れること、「休養」と「薬」が大事だといいます。確かに大事です。でも個人的にはあんまり好きな方法ではない、と最近思い始めてます。 もっと内面を変えること、繰り返さないためには。なんらかの認知の歪み(歪み、というと少し語幣がありますが・・)があるんでしょうね。

ちなみに本に書かれていた「認知の歪み」に私は全部当てはまってしまいました・・ ちょっと引用です。。詳しくは↓

http://www.nakaoclinic.ne.jp/mental%20health/mental100.html

自分の感情の中にある、こういう認知をカウンセリングなどで引き出して「認知」していくというような積極的な治療も必要なんだと最近強く感じています。 机上の空論にならないように、できるだけ実生活で変えていって、実践していこうと思っています。