遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

ガラス23 乳白暈し大皿

2021年02月19日 | ガラス

外国、それも遠い大陸のガラス皿が続いたので、ここらで和風ガラスにチェンジします。

 

薄緑に乳白暈しの大皿です。

 

 

 

径 30.0㎝、高 3.3㎝。重 812g。戦前。

表面に擦り傷が多くあり、かなり使い込まれた皿です。

 

歪みはありません。

 

ぼやっとした優しさは、和を感じさせます。

 

中央の格子模様は・・・

 

裏底面のカットによります。

 

光の当たり具合によって・・・

 

皿の貌が・・・

 

変わります。

 

 

袱紗を出してみました。

     60.0x62.5㎝。

 

袱紗の上に置いてみました。

 

和のテイストは柔軟性がありますね(^.^)


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4 コメント

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Unknown (tkgmzt2902)
2021-02-19 09:33:32
春先にピッタリの美しいガラスがたくさんでてきますねぇ。春の日差しです。
日本のガラスは繊細で、美しい日本語の文章を思い浮かべました。
素人は工芸的な意味より、直感で文学にしてしまいました。見方はそれぞれの楽しみかたでいいですよね。
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tkgmzt2902さんへ (遅生)
2021-02-19 10:18:11
コロナですくんでいるうちに、いつの間にか春先なのですね。

こうやって見渡してみると、私の集めたガラスは青系統が多いことに気が付きます。青はあまり春にぴったりはしないのですが、今回の皿は乳白色のぼんやりした感じが春霞を思わせます。
一句よりも一首が合いそうですね(^.^)
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遅生さんへ (Dr.K)
2021-02-19 18:51:57
光や背景によって、いろいろと変化しますね!

ちょっと不思議に思いましたのは、下から2枚目の写真です。
袱紗の文様の外側の二重圏線が一重圏線になってるんですよね。それに、ガラスの中央の格子模様が写っていないんですよね、、、。
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Dr.Kさんへ (遅生)
2021-02-19 19:37:24
手を変え、品を替えのガラス遊びも疲れます(^^;

写真の件は、全く気が付きませんでした。
格子模様は見えているのですが、バックが黒なので目立ちません。

外側の圏線は本当に消えているように見えます、が、ほんのかすかに見えています。乳白暈しは、丁度入浴剤入りの風呂水のように、白っぽいものは溶け込んだようになってしまうのですね(^.^)
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