遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

野菜の垂直栽培中間レポート3

2021年08月20日 | ものぐさ有機農業

今年は、野菜を縛って育てる垂直栽培を試みています。

これまで、トマトやナスなどの夏野菜について、中間報告をしました。

中山道脇の畑で育てているこれらの野菜の多くは、先日の大雨で冠水したので、枯れてしまいました(^^;

今回は、もう一つの畑の野菜について報告します。

300mほど北にある畑で、こちらの方が頻繁に冠水します。そのため、出水に強い芋類を中心に栽培しています。

向こうの方(写真で、栗の木の奥)に里芋、手前にサツマイモを作っています。

里芋は、毎年いやというほど出来るので、敢えて垂直栽培にはしませんでした。

問題はサツマイモ。例年いまいちの出来でした。

そこで、今年は垂直栽培にしてみました。

2m強の竹を立てて、紐で縛って上へ誘導します。

こんな感じです。

もう一つは、垂直にするのではなく、そのままツルを紐で縛って、一方向へ誘導する方法です。この方法も、垂直と同じような効果が得られるのだそうです。

こんな具合になります。

でも、すぐにツルが伸びて、収拾がつかなくなります(^^;

猛暑の中でツルと格闘するのはなかなかキツイです。

サツマイモの結果は、10月末に出ます(^.^)

 

奥から、里芋、サツマイモと来て、一番手前には、大豆を垂直栽培で育てています。

例年、大豆は丈が伸びすぎて倒れてしまいます。そうすると、実のなりが極端に悪くなってしまいます。そこで今年は、垂直栽培を試みたのです。

数が多いので、一株ずつ縛っていては大変です。

二本の紐で株を挟み、両脇を縛るか洗濯挟みで挟むかして、株を垂直に固定しました。

晩生種の「秘伝」を何とか育てたいとトライしてきたのですが、もう5年も惨敗続きです。山形名産「秘伝」の絶品枝豆をこの手で作れるでしょうか。

結果は11月頃に出ます(^.^)

 

早生~中生の大豆「湯上り娘」は、もう枝豆に最適の時期になりました。こんなにビッシリです。「秘伝」も期待できそう!?(^.^)

 

 


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4 コメント

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すごいです (美恵子)
2021-08-20 12:46:38
我が家の夫も、農業の初心者です。
試行錯誤が続いています。
とても手をかけていらして。
おまけに草取りもよくされていてすばらしいですね。
秋の結果が楽しみですね。
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美恵子さんへ (遅生)
2021-08-20 13:42:28
農業、いつまでたっても初心者。骨董と同じです(^^;
でも、初心者は失敗して当然だし、いろんな事が新鮮です。

野菜の出来は、いろんなファクターによって決まるので、何が良かったか、悪かったか、わかり難いです。それに次のトライまで一年間もあるし、すぐに試すことができません。私の経験では、堆肥を入れるようになってから安定した収穫ができるようになったと思います(5年くらいかかりました)。
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遅生さんへ (Dr.K)
2021-08-20 14:50:35
サツマイモも作ってるんですね。
私も、以前は作っていましたが、沢山出来過ぎますし、それを少しずつ長く食べるには冬の寒さ対策もしなければなりませんしで、面倒なので、止めてしまいました(><) 
結局、少しあればいいので、今では、スーパーから買ってきています。

枝豆作りも上手ですね(^_^)
これも、私は、うまく出来ないものですから、今は止めてしまいました。
歳とともに、だんだんと規模縮小です(~_~;)
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Dr.kさんへ (遅生)
2021-08-20 14:58:31
どういうわけか、歳とともに手を広げています(断捨離時代に逆行(^^;)。一人でできるかどうかのギリギリのところまで来てしまいました。で、その後、収穫物の捌き先を見つけるのに四苦八苦しています。近場では間に合わないので、宅急便であちこちへ送ることが多くなりました。送料のトータルがすごいことになっています(^.^)
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