竹紫館卒業記念 立ち切り稽古

この日、卒業記念稽古をかねた久々の稽古が行われました。
元気そうな館生達の顔に先ずは一安心。怪我のないよう、頑張りましょう！



今年、竹紫館からは三人の館生が巣立っていきます。
紅一点の田島いずみちゃんは、残念ながら参加できませんでしたが、いずみちゃんの分まで純平と力に頑張ってもらいます。



基本組から中学生まで、揃って稽古するのも合宿以来ですね。



体もほぐれたところで、いよいよ卒業記念立ち切り稽古です。
二人のために、沢山の先生方や先輩方が駆けつけて下さいました。
長い襷をつけ、気合いを込めます。決して大袈裟じゃないんですよ！この立ち切り稽古、打ちまくります、飛ばされます、叩きつけられます、組み敷かれます！意を決してスタートです！



基本組、小学生、中学生までは余裕を見せていた二人も、屈強の先輩方へと変わると息も上がり立っているのもやっとな状態に。道場内も一気に盛り上がり、見守る館生達は声援を送りながらもその激しさに目が釘づけ！



先生方も容赦はしません。フラフラになりながらも果敢に挑む二人は合間に頑張ろうと声を掛け合います。なんだろうな、そんな二人を見て思わず目頭が熱くなってしまいました。いずみちゃんを含めたこの三人は、本当に後輩の面倒見の良い真面目でお茶目で優しい子供達で、こうやって仲間や後輩達を引っ張ってきてくれたんだなあと、今更ながらに寂しさがこみ上げてしまいました。



この稽古に耐えて乗り越えられたのだから、これからはどんな試練も乗り越えられる！
榎本先生が立ち切った二人に激励の言葉をかけて下さいました。





二階に場所を移し、ささやかな軽食でなごむ館生達。



立ち切り稽古で使った襷に、先生方・館生・保護者がメッセージを書き込み卒業生に渡されます。

純平、ちぃ君、いずみちゃん、卒業おめでとう！
これからも、頑張ってください！