木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

テーブル 組立

2008-12-18 20:33:21 | 木工
天板の拭き漆が上がりました。


下地をしっかり仕上げたので、大変きれいに上がりました。・・自己満足です。



組立は、まず蟻桟を入れます。

送り蟻(寄せ蟻)にしました。

これをしっかり効かせることがテーブル作りでは最大のポイントです。
木地の段階では確認してあるのですが、漆を塗り、水研ぎを繰り返しているし、湿気の高い環境で漆を乾かしたりという工程を経ているので・・・


送り蟻は、天板の反りを止めるとともに天板の収縮に対応することを目的としているので接着剤は使いませんが、天板や蟻桟が痩せた時締まる方向に動くように、一番手前(太い部分)にだけ少し接着剤をつけます。


何とかうまく入りましたが、大きな失敗を!


蟻桟の木口をゴムハンマーで叩いていて、手元が狂い、天板の角を叩いてしまいました。ゴムハンマーでも角を叩くとさすがに漆が削れてしまいました。
部分的に拭き漆のやり直しです。
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