木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

日本伝統工芸展 大阪展が始まりました。

2021-10-16 10:03:40 | 伝統工芸展

第68回日本伝統工芸展大阪展が始まりました。



会期は10月20日(水)まで 会場は、大阪難波の大阪髙島屋7階グランドホール

14日は搬入・陳列。自分の作品とも約3ヶ月ぶりに対面。

陳列が終了したところで、近畿支部会員の手作りで「入選者・入賞者インタビュー」のYouTube動画を撮影しました。
日本工芸会近畿支部YouTubeチャンネルからご覧下さい。

今まで東京展以外では全作品を見ることはできませんでしたが、今回この大阪展と11月に開催される京都展とあわせて全出品作品をご覧いただけます。
新型コロナウィルスに対する対応もされております。この機会に是非ご覧いただきたいと思います。

また、会場の隣では「工芸の美」展も開かれ、出品作家のより生活に密着した作品が展示されています。
私は、10月20日(水)に一日在廊の予定です。(午前中は「工芸の美」展会場におります。)

チケット(大阪展京都展共通)必要な方は、メッセージにてお知らせ下さい。お送りいたします。

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払子の修理

2021-10-12 20:32:22 | 木工
払子の修理をしました。


二又に分かれた木の枝を用いた珍しい払子(ほっす)ですが、
片方の軸が虫に食われたのか穴が空き割れていました。


穴の中に補強のための削り出した桐の棒を入れ、刻苧(こくそ)で埋め、乾かしながら少しずつ盛り上げていきます。


最後は元の形になるよう削り出し、漆を塗って完成です。
少し黒いですが、漆が透けてくるとちょうど良い感じになるでしょう。
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信州への旅 その2

2021-10-11 17:23:46 | 故郷信州にて
佐久での2日目、午後の納品まで少し時間があったので、神津牧場まで足を延ばしてみました。


佐久からコスモス街道を走り、内山峠を越えると(今はトンネルをくぐり抜けると)荒船山の絶壁が目の前に現れます。
佐久から見ると船の形に見える荒船山。断崖の高さは200m。
今大河ドラマの主人公になっている渋沢栄一も、この絶壁を見ながら内山峠を越えたのでしょう。


神津牧場は日本で最初の西洋式牧場。
草原には、ジャージー牛がのどかに草を食んでいます。

ここのジャージー牛乳のソフトクリームは逸品!

食べ始めてから写真を撮ってないことに気が付いて・・・(^_^;
牧場内の道路を行く神津牧場名物の「牛の行進」も見たかったのですが時間が合わず、残念!


神津牧場からは、妙義山が望めます。
この荒々しい岩肌の作り出す山容は、信州の山には見られない険しさがあり、
日本三大奇勝の一つと言われています。

佐久へもどる途中内山牧場へも寄ってみました。
ここは牧場という名が付いていますが、今は牧場はやっておらず、オートキャンプ場やコスモス園として賑わっています。


丘に登ると一面のコスモス園ですが、もう終わりの時期。


目の前に荒船山の全貌が見渡せます。

昼過ぎには佐久にもどり、無事納品を済ますことができました。
写真を撮り忘れた。(∋_∈)
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「伝統工芸IN宝泉院」が終了しました。

2021-10-10 20:00:42 | 木工

「伝統工芸IN宝泉院」が昨日で無事終了しました。


期間中たくさんの皆様がおいで下さり、作品をご覧いただことができました。
いろいろお話しも伺え、これからの励みとなりました。
ありがとうございました。
名刹の中での初めての展覧会でしたが、お庭も楽しめ来て良かったという声をたくさんいただきました。
お世話になりましたご住職をはじめお寺のスタッフの皆様、安田様本当にありがとうございました。

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信州への旅

2021-10-08 22:29:49 | 故郷信州にて
グループ展の最中ではありましたが、遅れていた納品を兼ねて佐久へ帰って来ました。
初日は、長女のいる松本へ寄り、6月末に生まれた初孫と2ヶ月ぶりの対面。
誕生3ヶ月で体重が7kgを越える巨漢?に育っていました。

松本から佐久へ。あまりの天気の良さに誘われて美ヶ原へ寄ってみました。

駐車場に車を止め歩き始めると、美ヶ原のシンボルの電波塔郡が迎えてくれます。


約30分ほどで、美ヶ原の最西端、王ヶ鼻に到着
安山岩の板状摂理、その上に石仏が並びます。

ここからの眺望は素晴らしく

松本の市街の向こうに北アルプスの山々が連なり


乗鞍、御岳。そして南に目を移すと、甲斐駒、北岳、間ノ岳を中心とする南アルプス。



更に東に目を転じると富士山から八ヶ岳連峰へと連なります。

暫く眺望を楽しんだ後、約20分高原を歩き美ヶ原の最高峰、王ヶ頭に

山頂に立つホテルの東には広大な「美ヶ原溶岩台地」の草原が広がります。

駐車場まで降りて、の帰り道「思い出の丘」に登ると

北東に、浅間山。まさに360度、信州の山々が見渡せ


北の空には綺麗な雲が広がっていました。



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伝統工芸 IN 宝泉院

2021-10-01 20:33:46 | 作品展
明日10月2日より、グループ展「伝統工芸IN宝泉院」が始まります。


大原三千院参道の奥に勝林院というお寺があります。
昨年暮れから年始にかけ、NHKの「千年蔵」と言う番組でも取り上げられていましたのでご覧になった方も多いと思います。
その横に僧坊として800年前に創建されたのが「宝泉院」です。
「額縁庭園」の美しさや水琴窟の調べに癒やしを求めて多くの人が訪れています。
この度そんな素晴らしい環境の中で展覧会を開かせていただくことになりました。

出品作家は、各分野の7名。

今日は搬入でした。

中央に囲炉裏が切られているお部屋。


出品者の渾身の作が並びます。


こちらの部屋には、伝統工芸の技法で作られ、より身近にお使いいただける作品を集めました。

大原の秋を楽しみがてら、ぜひご高覧いただきたいと思います。
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パネルが届きました。

2021-09-30 22:43:31 | 伝統工芸展
この5月、コロナのために中止になってしまった、第18回伝統工芸木竹展東京展。
いわば幻の木竹展のために作られたパネルを送っていただきました。


受賞した3つの作品の写真が載っている大きな綺麗なパネルです。

早速工房の正面の壁に掲示しました。


殺風景な工房の壁が美しく彩られました。
これを見ながら制作に励みます!
須田先生、ありがとうございました。
コメント (1)
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日本伝統工芸展の地方展が始まります。

2021-09-28 15:49:53 | 伝統工芸展
日本伝統工芸展の東京展が昨日で終了し、地方展が始まります。
地方展は名古屋から始まり、大阪、金沢、京都、岡山、高松、仙台、福岡、広島と巡ります。

名古屋展は明日から始まります。




小生の作品「神代欅唐木寄木飾箱『秋の調べ』」は名古屋展での展示の後
大阪展 10月15日(金)~20日(水) 大阪髙島屋 
金沢展 10月23日(土)~11月3日(水) 石川県立美術館 
京都展 11月 5日(金)~ 7日(日) 京都産業会館ホール
岡山展 11月18日(水)~12月12日(日) 岡山県立美術館
福岡展  2月 2日(水)~ 7日(月) 福岡三越 9階 三越ギャラリー
広島展  2月16日(水)~3月6日(日) 広島県立美術館 
と巡ります。
お近くにお出かけのついでがありましたらご高覧いただければ幸いです。



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唐木卓修理

2021-09-24 09:52:11 | 木工
仏壇の前机を作って欲しいというお話しをいただきました。
今使っているものが大分痛んでしまい、その上奥行きが広すぎてお仏壇の都が閉まらない、ということでした。
拝見した卓はかなり古いもので、接合部の糊が切れ、天板も幅が痩せ大きなすきまが空いていました。
歴史を経てここにあり、部材自体には大きな傷もなくしっかりしているので廃棄するのは忍びなく、修理を提案させていただきました。

早速持ち帰り分解

框や脚は紫檀、天板は縞黒檀、天板の裏には大鋸目が残っています。


外した部材の接合部に残っている膠は、お湯で溶かして拭き取りました。


どうせならと、すべての部材を外してお掃除
奥行きを短くするため、妻手の框を切り詰め仕口を加工。


天板の幅を切り詰め、木端を決り直して框に嵌め
欠損していた摺桟を補充して、留めを接合


脚を立てて、飾の透かしを接合


材の狂いも比較的少なく、何とか組み上がりました。
これでまたしばらくお使いいただけると思います。


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五稜箸

2021-09-20 09:24:44 | 木工

久しぶりに「五稜箸」をつくりました。

今回できたのは全部で26膳。


9月の初めに楓の縮杢の材を使い、鉋で五角形に削り出し


空研ぎはせずに生漆を塗り、良く乾かして水研ぎ。#240からはじめ、#320、#400,#600とくり返し


下地ができた後、生漆を塗って拭き重ね、少し漆層を厚く仕上げます。


黒田乾吉流の拭漆ですが、箸、食器などには向いているように思います。

「五稜箸」という名前は、私の高祖父が勤めていた故郷にある「龍岡城五稜郭」にちなんでつけたものです。
十数年前から作りはじめ、年間100膳近く作ったこともありました。

ちょうど数日前、NHKBSの「心旅」という番組で、火野正平が故郷の町とこの龍岡城五稜郭を訪ねていました。



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