九大、ヒ素化合物15グラム紛失
2011年 10月06日 06時32分 提供元:共同通信
九州大は6日未明、福岡市東区の九大生物環境利用推進センターの実験室で、ヒ素化合物約15・06グラムが入った瓶1本を紛失したと明らかにした。九大によると、化合物はヒ素を非常に高い割合で含んでおり、最大で100人程度の致死量に相当するという。九大は5日夜、福岡県警東署に届けた。
ヒ素化合物の紛失について、記者会見する九州大生物環境利用推進センターの松岡健センター長(右)=6日未明、福岡市の九州大
100人分の致死量、薬品盗難の疑い…九州大学
2011年 10月06日 07時36分 提供元:読売新聞
5日午後11時50分頃、福岡市東区箱崎6の九州大学の職員から、「薬品を紛失した」と福岡県警東署に届け出があった。
同署の発表によると、毒劇物の「ヒ酸1水素2ナトリウム」1瓶(15・06グラム)で、成人男性約100人分の致死量にあたるという。9月29日以降は薬品を使っておらず、同日から今月4日までの間に盗まれたとみられる。同署は窃盗容疑で調べている。
九州大、紛失のヒ素入り瓶発見
2011年 10月07日 21時23分 提供元:共同通信
九州大は7日、福岡市東区の九大生物環境利用推進センター実験室から紛失したと発表したヒ素化合物が入っていた瓶を、担当の准教授らが実験室の毒劇物保管庫内で発見したと明らかにした。九大によると、瓶に記されたバーコードで、同一の瓶と確認した。中に粉末が入っており、県警が内容や量を鑑定する。九大は、瓶にヒ素化合物約15・06グラムが入っており、最大で100人程度の致死量に相当すると説明していた。
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