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千早巡遊&彩事記

情景の中の鉄道を目指して気の向くままの製作日記&途中下車の旅、そして鉄道以外の息抜き工作など。

2023和歌山ノンフライトクラブ展示会②-car model-

2023-04-01 | JAM/模型展他イベント

 和歌山ノンフライトクラブ展示会の続きです。会場には航空機モデルの他にもAFVやcar modelに艦船もありました。

 メタリックブルーのコブラ、小さいながらも存在感抜群・・・これも最早金属モデル、研ぎ出しテクニック恐るべし・・・展示してある全てのcar modelに共通しています。

 

 なんとビートルのキャンピング仕様・・・コンロの八徳の出来も素晴らしい。母体が母体だけに手狭なようにも思いますが、あれば嬉しい、ワクワクするかも・・・

 

 こんなボディ色、どうやって出すんだろうと思った作品、写真でも輝いていますが、実物はもっと光輝いていました・・・細部の工作もお見事、見せ場がてんこ盛りです。

 

 メタル製品を多用して磨き出したパーツを各所に用いたとのことですが、見事に一体化しています。

 

 こちらは車輪スポークを金属線に取り替えた作品だそうで、開口箇所は600を越えるとか・・・細かい事をするのは艦船モデラ-だけかと思ってましたが、浅学の極みです。

 これはまたシックで上品なcar model、最早美術品・・・灰色のお船ではなく、こういうのを飾れば、家人に嫌がられないだろうなぁ・・・でも作れないなぁ・・・

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2023和歌山ノンフライトクラブ展示会①-航空機-

2023-04-01 | JAM/模型展他イベント

 花粉症とは縁遠い爺ですが、ヒノキ花粉の最盛期とかで何となく眼や鼻に違和感を感じます・・・それでもお天気も良かったので、意を決してお出掛け・・・

 

 一度見たかった和歌山と大阪県境にある山中渓の桜・・・駅からだけでも絶景が広がります。

 もう一つの目的地は、和歌山ビッグ愛で開催中(4/1~2)の和歌山ノンフライトクラブの展示会・・・3年間ご無沙汰だったので、今年は欲張って見て回ろうかな・・・との算段。

 

 入ってすぐにメッサーシュミット各型式の系譜と銘打ってメッサーがずらりと駐機・・・さりげない冬季迷彩塗装に芸術的な迷彩塗装に感嘆しきり・・・擦れやぼかし具合に全体的に色のtoneが上品です。

 

 こちらは48scaleのソードフィッシュ、単調なカラーリングですが、パネルラインや渋いグレーのおかげで全体が引き締まってます・・・複葉機なのでコックピット周りも見せ場の一つ・・・

 

 こちらのトムさん、可変翼基部の擦れまで塗装で表現されてます・・・排気ノズルもいい色合いに発光するギミックが仕込まれていて躍動感を感じました。

 今はロービジの時代、子供の頃のハイビジに派手なカラーリングの古典ジェット機もいいもんです・・・これも落ち着いたシルバー塗装だったなぁ・・・

 ヘンシェルを中心にしたジオラマ、飛行機そっちのけで人がワイワイしてるジオラマは初めて見ました・・・面白い。

 そしてシュトルヒ・・・ですが、下のジオラマが主題かな・・・シュトルヒでなければ成り立たない一景ですね。

 

 複葉機も侮りがたし・・・どうしたらこんな綺麗な塗装で仕上げられるんでしょう・・・

 これも抑えめでありながら華やかさもあるブルーを纏ったドーントレス・・・展示会ではいつも色のsenseに驚かされます。

 大物、48scaleのランカスターですが、目立ち過ぎない迷彩と各所の汚し塗装が施されていて、まるで絵画のよう。

 

 これはアルバトロス、渋い機種選択です・・・小さなジオラマもいいアクセント。二式水線も程良い汚しが好印象・・・こんな風に作れたら・・・

 A380の特別塗装機、輝き具合がもはや金属模型。一体何工程経ればこんな風になるんでしょうね・・・達人の技にため息しか出ません。

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奈良模型愛好会2023春展③

2023-03-20 | JAM/模型展他イベント

 展示会の最後はプロの手による艦船modelの傑作選です・・・ため息しか出ません。

 

 1/350大和は、前回2019秋展でも見たのですが、何回見ても新しい発見があります。

 

 艦尾機銃座や搭載機格納デッキ付近のフィギュアも各々が役割を持って配置されているので、リアル感は半端ありません・・・塗装も接着もどうすればこのように綺麗に仕上がるのか、想像もつきません。

 今回初見の上陸作戦時のジオラマ、海は2層構造で海底も再現されています・・・波打ち際の波や砂の色合いも落ち着いていて・・・砂の質感も見事です。

 

 こちらも初見の1/350利根級、もう作る事はないものの、こうして実物を見ると後ろ髪が引かれます。リノリウム抑えも単なる線ではないので見応えがあります。

 これも1/350、特Ⅱclassの駆逐艦・・・小さい艦体だけに余計フィギュアの存在感が際立っていました。

 

そして1/350最上、会場の天窓から陽光が差し込むので撮影も思ったようにはいきませんが、陰影が強調された写真もまた味があるもの・・・

 停泊中なので艦尾の軍艦旗も垂れています・・・こうした細かな所への拘り、流石です。

 

 低い目線で撮影すると、航空甲板下のデッキにもフィギュアが仕事してます。搭載機もフルディテールアップされているのでそれそのものが航空機modelと言えそうな出来栄え。

 

 天窓からの光が良い具合になったので再度撮影・・・この角度見応えがあります。この展示会はジャンルも多様でそれぞれに見所があるので十分堪能できます。このまま世間が落ち着いた状況であれば、また秋展にも期待したいところです。俄然製作意欲がupした2023春の一日でした。

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奈良模型愛好会2023春展②

2023-03-20 | JAM/模型展他イベント

 模型展示会で目の保養と刺激を貰いました・・・続きです。

 

 マクロス系ですかね(詳しくないもので・・・)。ここでも渋いブルーグレーに魅かれます・・・少し退色感のあるブルーグレーに適度なウェザリング、絶妙ですね・・・爺がやるとここまでさりげないウェザリングは出来ません。

 

 AFVもまた渋い・・・展示会なのでどうしても上から目線で見てしまいますが、どうしてどうして細かな所に超絶テクニックが満載です。

 

 砲塔内の床の木目や各種道具類の質感など、一体何種類の色で塗装し、ウェザリングしているのだろうと不思議になります・・・音楽には絶対音感があるように、匠には絶対色調があるやに感じます。

 

 

 ファントムも複数機が展示されてました・・・大scaleなので迫力が半端ないのは勿論ですが、細かなステンシルの膨大な数に驚きます・・・パネルラインの塗分けもいいアクセント・・・一度はこのclassの機体を作ってみたいものの、収納を考えると躊躇してしまいます。その③へ続く・・・ 

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奈良模型愛好会2023春展①

2023-03-20 | JAM/模型展他イベント

 桜が開花、昼間は4月並とは言え、朝晩寒々しいのは年寄りには応えます。

 

 桜満開まで7∼10日程ですか・・・まだ3月なのに・・・一方でWBCは熱い盛り上がり、近鉄Buffaloesファン転じてOrixファンとしても選手の活躍には感動を貰っています。

 先週末、2019年振りとなる模型展に目の保養兼ねて行ってきました。気軽に出掛けていたこの種の展覧会も途絶えて久しいとなると、感激もひとしお・・・開催準備をされた方々に感謝です。

 会場の入口付近には巨大なU-boat、大きいと単調になりがちな艦体も雲ぼかし状の多色塗装のせいで見応えのある仕上がりになっています。

 目を惹いたのがデザート塗装のコルセア、2色塗装なんですが、いい程合いの色合いとコックピットの塗分け・・・ついハイコントラストになる塗分けも抑えた色目に引き込まれます・・・こんな色どんな具合に調色するんでしょうか。

 こんな展示は、この種の展示会で初めて見ました・・・適度にグラデュエーションが掛かった金屏風綺麗です。

 

 お決まりのガンダム系も・・・新作から初期のガンダムまで、それにしてもザクのblueにドムのvioletの色合いも素晴らしいです・・・マット気味の質感でも映えるこの色、自分でも一度は出してみたいものです。

 

 いまだ挑戦していないバイク模型も多数が展示されてました・・・テカテカではない砥ぎ出しも簡単には真似出来そうにありません・・・爺もいつかきっと。

 ラリーカーもボンネット開で展示・・・素組みの塗分けだけとの事ですが、上手な人が作るとこうなるのか・・・ともかく丁寧に製作してあるのが、パーツパーツの組合せ、塗分けから良く分かります。

 

 小さな会員?の作品も・・・素組みでも塗装がなくても作る事が大事、作る事が少なくなり、安易に完成品を求めがちな現在、プラモ文化も長く継承されていくことを祈りたいものです。②へ続く・・・

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2019鉄道まつりー爺の巻ー

2019-10-20 | JAM/模型展他イベント

 チビⅠのお付き合いもさることながら、ここからは爺の興味あったもののご紹介。

 近鉄奈良駅地下化の前後の写真です。奈良駅ホームと駅舎、路面軌道を経て一駅先の油阪駅(現JR奈良駅の北側にありました)の懐かしい写真に見入ってました・・・そのせいで一時チビⅠを見失う不始末。

 そして来春デビューのひのとりブース、ちゃんと装備予定シートにも座ってきました・・・来春が楽しみです。恐らく爺婆とチビⅠの3人での凸凹旅になりそうです。そして10:00~高安会場見学、11:30~12:00五位堂会場へ移動、12:00~13:30に五位堂会場見学を終え、再び五位堂駅へ戻りました・・・ここからが爺の秘策。

 秘策は、五位堂から鶴橋乗換えで阪神線/山陽線経由で姫路まで帰ろうというもの・・・いつもは時間優先でJR新快速利用なので、チビⅠのために今回は時間の掛かるルートを選択してみました。案の定チビⅠは、普段見ない阪神/山陽電鉄の車輛群に見入ってました。高速神戸/新開地では阪急電車の車輛にも遭遇・・・

 普段JRから見慣れた須磨の海も、山電から眺めるとまた違った印象になります。それにしてもチビⅠは、尼崎から飾磨を経て山電姫路まで、ずっと運転席の後ろで立ち見状態・・・好きという力は凄いものです…眠いはずなのに。

 姫路で乗換え、終着の播州赤穂駅では、別府鉄道の写真展が開催中。ゆっくり見たかったのですが、ラグビーの後半戦に間に合うようにとんぼ返りしたので、チラ見しただけ・・・心残りです。ラグビー南アフリカ戦は、残念でしたが、地元のトンプソン選手はじめ日本チームの皆さんに沢山の感激を頂きました。そんなこんなで多忙な秋のⅠ日が終わりました。

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2019鉄道まつりー近鉄へ②ー

2019-10-20 | JAM/模型展他イベント

 当初予定していなかった五位堂会場への移動。こちらは五位堂駅から徒歩10分程・・・ただ歩道がなく警備員の支持に従っての移動なので少し時間が掛かりました。

 

 五位堂検車庫は比較的広いので、色んなブースやイベントが開催されていました・・・それでも鉄道グッズや人気体験コーナーは長蛇の列で全部は回り切れませんでしたが・・・

 阪神/近鉄直通運転10周年記念イベント列車・・・もう10年も経つんですね・・・光陰矢の如し。

 爺の興味は、田原本線や本線の復刻塗装列車編成・・・車輛形式は新しいですが、緑と赤の混成は昔を思い出させます。

 保線関係の車輛の展示もあって、さすが検車区のおまつり。チビⅠの興味のトレンドは、保線車両のようで床下機器を長い時間覗き込んでました・・・渋いです。

 車輛の展示エリアは、線路上を直接歩けるのでいい経験・・・歩きにくいことこの上ないですが・・・

 他にも、ポール集電の古典車輛前での吹奏楽演奏や検車庫内での整備展示など・・・もう少しじっくり見れればよかったのですが、チビⅠの興味が次から次へと移るので、それも叶わず・・・

 チビⅠが最も感激したのが、ピット内の見学コース。日頃絶対に見れない場所だけに、ホントいい経験になったと思います。しかし子供はともかく大人は中腰での連続前進を余儀なくさせられるので、結構きつい見学でした。早朝出発の2会場の梯子、時間も限られてましたが、チビⅠにはいい経験になったようです。

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2019鉄道まつりー近鉄へ①ー

2019-10-20 | JAM/模型展他イベント

 土曜日が雨模様だったので、1日順延してチビⅠと出掛けてきました。

 高安です。今日は急行臨時停車なのでとても便利。会場も駅から5分程と子供連れでも負担は少ない会場です。

 会場はこじんまりとしています・・・会場の目玉はトラバーサー実演??

 アーバンライナー運転台見学は、インターネット予約のみで9月末締切だったので見学出来ませんでした。でも予約者のみゆっくり見れるのは現場の混乱や長蛇の列もなく、いいシステムかもしれません。

 検車庫内には、運転台カットモデルが2基。昔懐かしい特急マークの特急車輛と3000系。

 チビⅠもしっかり運転席でご満悦・・・

 陸自も地道に広報活動してました。防衛に災害派遣にホントご苦労様です。

 1時間程度居て、その足でもう一つの五位堂会場へ移動・・・本線準急で移動の前に事前予約のかぎろひ車輛を使った臨時列車が発車していきました。

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奈良模型愛好会秋展2019

2019-09-22 | JAM/模型展他イベント

 本格的な雨が降る前に、お墓参りを済ませようと朝から出撃。

 実家からの帰り、少し寄り道して近鉄高の原駅へ・・・空模様は何とも微妙な装い。

 今春に続いて奈良模型愛好会の秋展に足を運んできました。入口には大和3態の展示がお出迎え。

 AFVの展示コーナー、1/35中心に渋い塗色に絶妙の汚しの戦車/車輛に動きのあるフィギュアが色を添えてました。どうすればこの色合いが表現出来るのか、素人には想像も及びません。

 1/48の瀟洒な車に、何とも細かい1/72AFV・・・1/72でもここまでシャープにリアルに仕上がるんですね。

 1/32イーグルの大スケールならではの迫力とパネルラインの塗分けにも、落ち着いた色合いの1/48F2Aに1/72ロイヤルファントム・・・じっくり鑑賞しました。

 1/350大和の迫力と細密感、リアルな兵員フィギュアには度肝を抜かれます。雑誌とは違う実物の凄み・・・百聞は一見に如かず、そのものです。

 他にも1/700でも同じ細密感で仕上げられた艦船群/客船の数々・・・春に続いて美術館に足を運んだような充足感が得られました。

色の匠達は、別のモデルジャンルにも・・・これはもう技術の差だけでは済まされない、センスそのものが違うと実感します。小さくても、一度でいいからこのレベルの作品を作りたいものです。他にも秀逸な作品群が沢山展示されているこの模型展は、近鉄高の原駅前のすずらん館1Fで明日も行われています。

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梅田百貨店ミニチュアタウン展へ2019

2019-08-25 | JAM/模型展他イベント

 さて前回紹介した高知城に続いて、梅田阪急百貨店で開催されたミニチュアタウン展の紹介です。

 展示されているミニチュアハウスはいずれも秀逸、ため息が出ます。これは金魚屋さん・・・藻や金魚、水槽に至るまで丁寧に作りこまれています。

 駄菓子屋さん・・・窓のヒビ割れ補修など小粋な演出もまた憎いほど・・・

 文房具屋さん・・・昔は学校正門近くにあったものですが。

 和菓子屋に煎餅屋さん・・・和菓子や煎餅の一枚一枚、一つ一つに目を奪われます。

 小学校の教室・・・一つ一つの小物が懐かしく、男子生徒の痛んだランドセルなど表現も秀逸です。

 昭和の時代を懐かしく思い出させてくれるミニチュア店舗の数々・・・ほんの小一時間ほどの鑑賞でしたが、無料で十分堪能しました。写真撮影禁止なのですが他に歌舞伎の一場面や舞台のミニチュアもあり、またミニチュアパーツの販売もありで、知らないだけで、奥深い世界もあるんだと実感しました。

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