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千早巡遊&彩事記

情景の中の鉄道を目指して気の向くままの製作日記&途中下車の旅、そして鉄道以外の息抜き工作など。

陸攻再来②

2024-12-29 | 72航空機

 陸攻の製作もチビ達が来るまでにどこまで出来るか・・・と云う事で昨日は頑張りました。年の暮れの忙しい時期にとは言え、粗方の大掃除も11月に終えているので時間はたっぷり・・・このパターンがゆとりもあって性に合ってます。

 調子に乗って内部構造を作っていると、機体に組み込めない事も多々あるので、機体の方も仮組みしてみました。全体のパーツの合いはいいようです。

 先に作った1/48の胴体と比べると、一回り小振り・・・やや細身の胴体に見えるのは気のせいでしょうか・・・もっと葉巻型を強調してくれても良かったのにと。

 主翼の脚収納庫部分と尾輪取り付け部は、モールドがなかったので細切りプラ板で縦横材を追加。

 塗装作業はまとめて・・・青竹色はシルバーリーフの上からクリアブルーを薄めに吹いて色調を控え目に。機体前方の床板や操縦席部分は、機体内部色で・・・実物の色とは異なるようですが、この色合いが気に入っているので今回もそのまま吹いています。

 塗分けた操縦席部分と座席・・・色が地味なのでどこを追加工作したか分からないほどに馴染んでくれています。

 搭乗員も適当なポーズのものをチョイスして塗装・・・高官はライフジャケットや飛行眼鏡を削り落として平滑にし、帽子庇を追加したりして、それらしく見えるようにでっちあげました。実際の作業はもう少し進んでいるので、明日以降また順次紹介していきます・・・それにしても寒い日々が続きます。

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陸攻再来①

2024-12-28 | 72航空機

 巷ではインフルが猛威を振るっているとか・・・気をつけねばと思っていたところ、チビⅣが熱を出して体調不良とかで次女の帰省がキャンセルになりました。寒波もやってきて冷え込むのでチビⅣも暖かくして休むしかありません。

 さて時間の出来た爺は性懲りもなく、来年用に買っておいた1/72一式陸攻の製作を始めてしまいました。ハセガワではなくSordのキットです。簡易インジェクションだし、値段も張るのでどうしようか迷いましたが、チェコのキットは初めてなので好奇心に負けてしまいました。今回はハセガワの搭乗員Setと合わせて仕上げてみます。

エンジンパーツはレジン製、クリアパーツの透明度はちょっと惜しい感じ・・・正直言ってパーツモールドはシャープとは言い難いです。でもデカールはカルトグラフだし、マスキングシートも同梱されているので何とか形にはなりそうです。そもそもタミヤの1/48秀作キットを作った後では、どのキットでも苦労するのは目に見えてますが、1/48キットは主翼をもがれて段ボールの中、今回の1/72キットを飾りたいという動機だけで製作しています。

 胴体と操縦席、隔壁パーツです。押し出しピン跡がやけに目立ちますので、まずはそれを除去・・・削る際に消えたモールドは、プラ板等で再現しておきます。

 タミヤの1/48を製作した後をなぞるように操縦席床面をプラ板でディテールアップ・・・全てを1/48仕様にとはいかないまでも出来る限り近付けたいなと言うのが希望です。

 操縦席下部の機器室や操縦関係のケーブル類もプラ板と真鍮線でそれらしくでっち上げました。至れり尽くせりのキットではなく、普通のキットでもこうして手を加えて見違えるようになるのは楽しい・・・使っているのはプラ板の端切れのような物なのでお金もかかりません。

 ・・・と云う事で、座席下部もそれらしくプラ板で加工・・・ちょっとオーバースケールですが自己満足の世界です。

 調子に乗って、床板の冴えないモールドもプラ板でクリアにしてみました。もう少し細く切り出したかったのですが、0.5㎜以下の細切りは至難の技・・・均一に歪みや反り無く切り出せるのはこれが限界でした。明日の昼過ぎにはチビⅠ~Ⅲと長女が帰省してくるので、それまでに出来るだけ作業を進めます。

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ハセガワⅮ帯再び-ペンギン塗装②-

2024-02-28 | 72航空機

 covid流行の最中に退職したので、旅行らしい旅行にも行けず仕舞い・・・その間に旅行料金はじめ全ての物価が上昇しているので、行くとしても清水の舞台から飛び降りる覚悟が要ります。

 そしてペンギン塗装(上面のエクストラダークシーグレーはジャーマングレーで代替してますが)。シーハリアーⅡはイギリス海軍でも運用されていたようですが、当然の事ながらロービジ仕様・・・ハイビジ世代としてはペンギン塗装に魅かれます・・・機体腹部から見るとペンギンそのもの、いいネーミングです。

 機体塗装後、主翼と水平尾翼を仮組み・・・キットパーツの合いがいいのと、事前に隙間が出ないように調整したおかげでうまくフィットしています。可変排気ノズルは、艦底色塗装後に軽くガンメタルをオーバースプレーしてみました。

 胴体に可変排気ノズルと排気板を取付け・・・あとはマスキングしたコックピットやエアインテーク部分に塗装の吹込みがないことを祈るばかりです。

 機体塗装の合間にはパイロットの塗装・・・調べもせず適当に塗装したので腕に国旗ワッペンでも付けてそれらしくしたいところですが、適当なデカールが見つかりません。

 コックピット、エアインテークとも塗装の吹込みがなくて一安心・・・猫背のパイロットもご愛敬です。

 主翼と水平尾翼を接着し、脚類の製作に・・・ほとんどが一体型のパーツなので塗分けには苦労しますが、筆塗りで何とかクリア。

 墨入れをグレー系の墨入れ塗料で施しましたが、写真ではほとんど分かりません。兵装関係は対艦ミサイルに増槽、サイドワインダーの予定で、パイロンは本家シーハリアーのパーツを流用しました。デカールは少な目なのでステンシル等は、適当な余剰デカールを貼りましています。

 サイドワインダーとキャノピーを開状態で取付けて完成。

 胴体の国籍マークがエアインテーク部分に貼れずに(開口部分と給油装置があるので・・・)、反則技で胴体になってしまったという残念な結果になりましたが、安価で作りごたえもあるハセガワⅮ帯を十分堪能しました。

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ハセガワD帯再び-ペンギン塗装①-

2024-02-25 | 72航空機

 予報通り寒い朝、遠くの山々は薄っすらと雪化粧しているようです。

 フライホークキットで今月の軍資金が乏しいので、安価なハセガワⅮ帯飛行機(¥950)を購入・・・B帯の方はイギリス海軍仕様にするための搭載武器とデカール確保用(¥680)です・・・それにしても激安価格。

 コックピットの製作は、コンソールや計器盤、シートにプラ板を張り付けたるところから・・・こういう作業が楽しいんですよね。

 シートにシートベルト(塗装したマスキングテープに艦船モデル用の余剰エッチングパーツを貼ったもの)を取付け、計器類は全てデカールで・・・凸凹に馴染ませるのに適当にカットしたデカールを貼り付けるんですが、平面よりは見映えがよくなります。ついでに左コンソールに0.3㎜真鍮線でレバーを追加しました。

 コックピットを胴体を組み込み・・・こうなるとパイロットもと云う事でハセガワ地上機材セット付属のパイロットを借用してきましたが、狭いコックピットにそのまま収まるわけでもなく、お尻や足裏、足側面、背中を削って、鑢って・・・酸素マスクのホースを際立たせるのに、穴を開けたり・・・

 そんなこんなでようやくパイロットがコックピットに収まりました。姿勢は窮屈そうで、しかも猫背ですが、贅沢は言ってられません。至れり尽くせりのフライホーク社やモデルズビット社のキットでは味わえない小さな達成感がここにはあります。さあ次は機体の製作へ・・・

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赤い翼②

2024-02-07 | 72航空機

 年明けから何故か飛行機ばかり作っているなと思いつつ、フォッカーを仕上げます・・・次は何を作ろうかと考えながら・・・この瞬間が一番楽しいかな・・・

 小さな複葉機なのであっという間に形になります・・・3葉をつなぐ支柱の角度がきちんと合っているか、少々不安ですが・・・

 塗装も単色なので簡単、今回は余っていたモンザレッドで塗装しました。

 機体にエンジンを取付け・・・小さな機体に単列のエンジン、造りも簡単なWWⅠ機です。エンジンカバーを取付ければ、エンジンの下半分しか見えないのが残念。機体が小さいので完成後に張線をするのは困難と考え、この段階で行いました。

 プロペラは陸自茶色で塗装後、0.2㎜マスキングテープで木目を残すように木甲板色を吹き重ねましたが、もっと細かくマスキングした方が良かったかなと・・・次作への課題です。

 デカールを貼って完成、1週間弱で作れるのと、機体がカラフルなのが1/72複葉機のいいところ。

 赤い機体が映えます。各翼の作動索の取付けや張線に苦労しましたが、それもまた作り甲斐と言うもの・・・デカールも硬くもなく柔らかくもなくいい感じ。

 今まで作った複葉機の面々・・・いつか4機目を作りたいなと思わせてくれる一品でした。

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赤い翼①

2024-02-04 | 72航空機

 予報通り、今朝は白一色の世界・・・幸いにも道路に積雪はないので気をつければ何とか歩けそうですが・・・

 さすがに21℃設定では部屋の中でも薄ら寒い1日になりそうです。まだ明日も降雪の予報・・・寒さの底とは言え、乗り切るには今少し時間が必要なようです。

 ハセガワⅮ帯に続いて今回は古典的な複葉機の製作、円安で少々値が張りますがエッチングパーツにマスキングシール付きのall in one packのキットなので考えようによってはreasonableかも・・・

 エッチングパーツで枠組みが用意されているので、機体側のモールドを削り取ります・・・小さな機体なので枠組みまでエッチングにしない方が余計な作業は無いのにと思いながら削り取りました。

 ほぼエッチングパーツで組み立てた操縦席、シートベルトや燃料供給ポンプも用意されているので便利なんですが、枠組みが華奢過ぎるので歪みを恐れて2分割しての組立てです。厚みのないエッチングでは存在感がないので燃料供給ポンプは1㎜プラ棒を削ったものに置換えています。

 機体に操縦席を組み込んだ状態・・・繊細で元々が小さいのであまり見映えしませんが、目をこらして良く見ると良く出来ていると思います・・・何より単純な構造の古典機、結構面白い造りをしています。

 エンジンにもエッチングパーツが付いているので、いつもは解しリード線で製作しているプラグ点火コードもワンタッチで装着。このキットのメーカーはエデュアルド、チェコのメーカーで当初はエッチングパーツの提供が主体だったのですが、最近はキットの提供も・・・今後とも注目していきたいメーカーです。

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復権ハセガワⅮ帯-F104J③-

2024-02-03 | 72航空機

 またもや南岸低気圧と寒気の流れ込みで雪の予報・・・急ぎ週末のお買い物は金曜日に済ませましたが、16時を過ぎると冷えること・・・

 機体の製作は、前脚と主脚、脚カバーの取付けへ・・・アクチュエーターの取付けに少し苦労しましたが、何とか終了・・・にしても短い脚だこと、着陸時は3点接地でないと尻餅を着きそうです。

 さらに車輪と主翼端の増槽を取付け、機体が完成・・・機首に錘を入れるまでもなく見事に3点姿勢を維持してくれました。

 楽しくも苦痛な現用機のデカール貼り・・・幾つかのステンシル類をまとめて広範囲に貼るtypeのデカールなので、作業も少しは楽なのですが、余白を切取る手間をすっ飛ばしてベタ貼りしたので、シルバリングが心配です。

 デカールを貼り終え、今回は一晩乾燥を待ちました。

 デカール乾燥後、軽くフラットクリアを吹き、キャノピーを取付けて製作終了・・・懐かしい機体が蘇りました。機体が意外に大きかった以外は、作業時間/キットの出来/コスパに優れたハセガワⅮ帯に大満足、作り残している小さめの機体があれば、また製作してみたいものです。

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復権ハセガワⅮ帯-F104J②-

2024-01-31 | 72航空機

 相変わらず朝晩と日中の温度差の大きな2024冬です・・・普段外に出ないのでたまに出掛けると戸惑います。

 今回は排気ノズルの製作から・・・指定色のスカイではあまりにも鮮やか過ぎるので、軽くライトガンメタルを吹付け・・・

 

 コックピットを挟み込んで前部胴体を接着・・・パーツの合いは悪くないので助かります。後部胴体も接着して前部胴体と合体し、エアインテークも取り付けましたが、さしたるズレや隙間もなかったので、接合部の処理も軽くサンドペーパーで鑢っただけです。

 小さくて薄い主翼を取付けて機体が完成・・・もう少し小さな機体のイメージだったのですが、意外と大きい・・・各務ヶ原の航空博物館で実機を見た時はこじんまりした印象でしたが、考えてみれば正面から見たせいかもしれません・・・操縦席の低い位置にあるのと主翼の薄さは怖い位でした。

 機体塗装の開始・・・エアクラフトグレーの胴体に白い主翼の塗装は無視して、銀一色で塗装・・・パネルの塗分けがなければ楽ちんなのですが、パネル塗分けに大苦戦。小さな面積を塗装するのにマスキングで手間取りました。

 

 四苦八苦してようやく機体塗装が完了・・・あれだけ手間取ってこれだけという感じがしないでもないですが、吹込みもなくてまあまあ・・・後は脚と増槽を付けてデカール貼りを終えれば完成です。Ⅾ帯、価格から見ればキットの出来も、作り甲斐の点からもコスパの良い一品、十分楽しんでいます。

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復権ハセガワⅮ帯-F104J①-

2024-01-27 | 72航空機

 最近の物価高、年金生活には堪えます・・・1週間分のお買い物、工夫しても1.3倍程度の出費になります・・・模型も同様、海外モデルも再販時には円安の影響で1.5倍になり、全体に高い価格帯の製品が主体になっているので、なかなか清水の舞台から飛び降りられない日々。その中でハセガワのⅮ帯航空機は、¥1000~1200で一定以上の水準の製品なのでこんな時代の救世主です。

 前作のE帯F-86Ⅾの出来が良かったので、空自つながりでF-104Jの再販品を購入・・・60代にとってはファントムと共に日頃から目の当たりにした機体です。

 キットのままでもシートの出来はいい感じでしたが、艦船モデルの余剰パーツ(爆雷投下軌条等)を使って適当にブラッシュアップ・・・実機同様にとの概念は捨てて、それなりになればいいやと・・・

 今回はⅮ帯品で安価だったので、これも比較的安価なエデュアルド製のエッチングパーツを購入・・・結構なパーツ数があってお買い得。

 そしてシートが完成・・・1/72scaleと自分の技量を考えればこれで十分。

 コックピットを組上げる際に前脚収納庫も一体となるので、収納庫には細切りプラ板で適当に梁を作り付けてみました。

 計器盤は、キットのモールドを削り落としてからエッチングパーツを貼付け・・・カラーエッチングパーツなので手間が省けます(一部はキットデカールも併用)。コンソール部分は0.3㎜プラ板を張り付けて凹凸をつけて、その上にキットデカールを分割して貼り付け、マークソフターで凹凸に馴染ませました。

 シートとコックピットが完成・・・1/72でこれだけの出来だと個人的には満足・・・あらためてハセガワⅮ帯製品の秀逸さを感じます。最先端のいたれりつくせりのキットもいいものですが、自分で手を入れる余地も残っていて安価な製品群が今後も息長く提供されることを祈りたいものです。

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長女からの贈り物-九試単戦②-

2024-01-20 | 72航空機

 今日は大寒、暖冬気味ではありますが、朝から冷たい雨・・・こんな日は留守番に限ります・・・晴作雨作、作の合間に読書、これでいいんだか・・・

 改修型のキットは、縦安定性のため垂直尾翼につながる背びれがついているので、デザインナイフで慎重にカット。

 

 1/72にはそぐわないコックピットを胴体に組込み、主翼を接着・・・そのままだと主翼上面付け根に若干隙間が出そうだったので、マスキングテープで矯正接着・・・正確な上反角など無きに等しい暴挙です・・・全体的にはパーツの合いも抜群なキットです。

 機体色は銀単色もいいかなと思ったのですが、今回は明灰白色で塗装・・・実はこの後薄めた呉軍艦色で墨入れを試みたのですが、思いのほか機体が汚らしくなってしまったので、再塗装・・・銀や白系など明るい機体色の墨入れは難しいですね。

 

 垂直尾翼と水平尾翼をモンザレッドで塗分け、主脚等の小物を取り付けていきます。パーツ点数が少なめなので、形が出来上がるのは早いです。

 デカールを貼り終えて完成・・・キット指定では機番号なしなんですが、寂しいので適当なデカールを貼っちゃいました。改修型の機体を元に戻すという回り道をしましたが、贈り物記念機として何とか残す事が出来ました。

 

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