『満州の遺産―Manchurian Legacy』（倉本和子さん著・訳 2003年）

満州の遺産―Manchurian Legacy
原書名：Manchurian Legacy
(Kuramoto,Kazuko)倉本　和子【著】
文芸社 （2003/08/15 出版）

「自伝的小説」なのだそうだが、自叙伝作文の方がよくなくない？
だらだらと続くおばあさんの回顧談を聞くような感じがしたのだが、世の評判は悪くないようなのね。

好評！
友人・関係筋ではないかと邪推しちゃったりする賛辞も？

原著も好評のよう。

もっとすごい話を読んでしまったのがいけないのか。
ビクトル古賀氏その１
その２

藤原家その１
その２

満州から引き揚げた日本人の体験記で、本人が書いたもの（しかも英語で）という点がインパクトありなのかな。

2000 ForeWord Magazine Book of the Year,
Bronze Award

公式サイトか！
Kazuko Kuramoto's Manchurian Legacy

出征した長兄、次兄ともに生還したという幸運な一家、というべきか。
九死に一生なんだが。