真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

平凡社ライブラリー 山本五十六 半藤 一利【著】 2011/07

2022-04-10 | 読書-歴史
山本五十六 - 平凡社

平凡社ライブラリー 山本五十六
目次
序章 山本五十六と長岡
第1章 開戦前史
第2章 真珠湾攻撃
第3章 ミッドウェイ海戦
第4章 最後の決断
終章 余話として

山本五十六人物紹介 - 山本五十六記念館公式サイト|新潟県長岡市

中途半端に「情」に流されたところがまずかったのでは、などと思うなど。
将官の起用などに関して、ね。

だいたい、もし宣戦布告伝達にまつわる不手際がなかったとした場合にも、米国民が真珠湾の大打撃でがっくり来たとは到底考えられず、史実と同様に対日参戦に結束したはずであり、「アメリカのことがよくわかっていた」などという評価は看板倒れというほかなかったのでは。

愛人が大切に保管していた手紙が、数十年後に公表されたわけね。ふうん。

明治38年(1905)、日本海海戦に臨んだ「山本少尉候補生」(p27)という記述が出てくるが、山本姓になったのは32歳時(大正5年(1916)だそうなので、高野時代だわな。校閲の見落としでしょうな。

米太平洋艦隊のレイトン参謀のエピソードが出てくるね。
太平洋戦争 暗号作戦―アメリカ太平洋艦隊情報参謀の証言〈上〉〈下〉エドウィン・レイトン(1987) - 真似屋南面堂はね~述而不作

米海軍から見た太平洋戦争情報戦 ハワイ無線暗号解読機関長と太平洋艦隊情報参謀の活躍 谷光太郎 - 真似屋南面堂はね~述而不作

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