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季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

日本愛・インド愛

2016-01-11 21:24:24 | 暮らし Daily life
一日お出かけ。
午前中は神戸で用事を済ませて、ランチの後少し北野あたりを散策。
羊のぬいぐるみが見えたので、近づいて行ったらキリムのお店でした。
イランのノマドの人たちが作っているものらしい。いわゆるペルシャ絨毯のお店。
入ってみたらいろいろなペルシャの文化を伝える小物もたくさんあって興味深い。

キリムについてご主人から説明を受ける。
マイナス20度からプラス30度の間で放牧しているために、羊の毛が短く硬く丈夫に出来るらしい。
だからこの目の詰んだ絨毯は靴で踏んでも洗って干して何十年も百年でも持つらしい。
その100年も持ったアンティークのものの風合いと言うのは特別に柔らかく素晴らしいと言う事。

どんな羊の毛で出来てるかと聞いたら、本を出して見せてくれた。毛が短いと言う。良く観たらモンゴルの羊と似てる原種に近い種類だった。
毛も内毛と外毛の2種類生えると言っていたので間違いないと思う。羊も白だけじゃなくて斑や茶色のものも居た。
興味深い!!!

羊の毛がそれほど価値のある実用性のあるものになると言う事が感動的だった。
イスラム文化特有の細かいタイル模様やペイズリー模様の品々をじっと見る。綺麗な色合い、形の妙。
素敵だなあ。
そしてイランの資料が。美しい国だった。

私たちにとってイランとは危険な国と言う印象しかない。でもその人は年に4回も行っていろいろ仕入れて来るそうだ。
大部分では平和に穏やかに暮らしているらしい。
そうなんだ。知らなかった。

店の前で北海道の物産の市をしているから北海道と関係があるのかと思ったらそれはそのお店の息子さんと関係があるようだ。
なんとそのお店の名前はダルビッシュ。息子さんの名前はユウ。
なんとなんと!大きなきれいなお店でした。また行ってみたい。

そうしてたら約束の時間になったので友達のうちに行く。
彼はインド人。もうすぐインドに帰る。それで彼の持っているドーサやチャパティーを焼く鉄板とイドリーを作る蒸し器をくれるのだと言う。
それで貰いに行った。
家に入って奥さんの入れてくれたチャイを飲みながら話す。

彼らはインドに帰るけど、どんなに日本の事が気に入ってて好きかと繰り返し話してくれた。
日本愛が熱い。

彼らは私の作ったハヌマンを絶賛してくれて、ガネーシャ神も作ったら?と言う。小さなガネーシャの像を貰った。
今度作ってみよう。

いろいろな神様の事やインドの美しい土地の事を教えてくれた。
興味が尽きない。
本当に近いうちにインドに行きたいなあという思いが募る。

私の中で大きくなるこのインド愛。どこへ?どんなふうに?これから展開するのかな?

Keep in touch!と言う言葉をまた貰った。いつも連絡を取って繋がっていましょう!と。
そうしましょう。そして今度はインドで会いましょう!
楽しみ!


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正念場

2016-01-10 13:42:55 | 工房working place
大晦日に黒豆を煮てた時から食べたいと思ってたもの。
黒豆入りホットケーキ。作った。

       

もっと入れれば良かった。美味しかった!うちの黒豆は柔らかくあまり甘くないのでちょうど良い。
まだあるので、それはジップロックに入れて冷凍した。また少しずつ食べよう。

作品の仕上げとタグの縫い付けを頑張っている。
綺麗にと言うのも大事だけど、丈夫な事を意識しています。
金具は外れにくいように、ファスナーも取れないように。

作品を包んで貼るシールにもハンコを。

       

他にもいろいろする事あります。今日が勝負だと思う。
がんばる!
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水の都に買い出し

2016-01-09 13:36:44 | 工房working place
最後の(であって欲しい)買い出し。
作品を包む薄紙などシモジマへ。

大阪を車で通ってて、ここは水の都、美しいところだなあと感心する。
江戸時代の舗装のされてない車の通ってないコンクリートの建物のない頃の市内を歩いてみたい。さぞかし風情がある事だろう。

       

妹がタグの縫い付けを終わったと言う。
半分以上の作品を渡したのに、一日で!なんという事!
この一週間まるまるかかるかと思ったのにな。
私も頑張ろう。
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お金を払うと言う事について

2016-01-08 23:29:18 | 工房working place
今日も工房にて。

タグ付けです。
それと大きな作品の仕上げ。綺麗に行ってるんだけど、どうかな?

エーデルワイスにはコサージュ用のピンが付いています。
これがかわいい。小さいようだけどけっこう存在感がある。
見た目は本物のエーデルワイスと殆ど同じ。でも名前の通りほぼ永遠に白い花が咲きます。

       

Alles Guteの相棒(妹)とタグ付けのものを分けて、値段についても相談。
値段、難しいです。作品を作るより難しい。

でももうあまり迷わないことにした。たぶん私がつける値段は高すぎるって事にはならなさそう。
今はたくさんの作品を目の前にしてるけど、これを一年かけて作ったこの時間と、毛刈りの所からの気の遠くなるような手間を考えたら、いくら高いとしてもそれに見合うものにはまだまだならないと思う。
だから「高すぎるんじゃない?」って思わないことにした。納得のいく値段に設定しています。
それは観る人には高いと思えるかも。 量販店と比べたらそれは違います。でも普通の店と比べたらそう変わらないと思う。
私は個展は初めてだけどかなりたくさんの他の作家さんの個展には行った。
それに比べたらまだまだ。思いきれない。だから観る人によっては安すぎると思うかも。

この一つのフェルトの作品にお金を払うと言う事はこういう事を意味します。

羊そのものから始まった刈って洗ってほぐして梳いて、型紙を作って、ひとつひとつの工程を丁寧に進めて作品に仕上げて行くその手間と時間に。
借りている工房やその維持に。そして20年以上もかかって学んで実践してきたフェルトの技術に、世界中でたくさんの美しいものを観て、たくさんの資料を読んで、得たインスピレーションと使う人の事や使う場面の事を考えに考えて作り出したデザインに、対価を払っています。
そして同時に、私たちのこれからの可能性や学び、設備や道具、材料を得るために力を与えて下さっています。
お金を払うと言う事は私にとってはそう言う事です。

社会全体を人の身体に例えるなら、お金は血液だそうです。動くことで廻ることで役目を果たす。温かくて栄養や酸素があって、老廃物も運んでくれる。そんな血液です。
個展での売り上げは私たちの活動を生かす元になります。
この一年は殆ど収入がなくて持ち出しとボランティアでなんとか持っています。この様々な人たちの善意はまさに奇跡的なほど!
それで今は結構な貧血になっていますので、どうぞ納得して気に入られたらご購入よろしくお願いします。

少しでも売れますように!

さあ、一日一日大事にして良い個展にしよう!



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タグにつぐタグ

2016-01-07 21:39:29 | 工房working place
あ~、近づいて来てます。確実に。もうすぐです。なんとか納めなきゃ!

工房で出展する作品をもう一度全部出して、なにがどれくらいあるかの確認。写真も撮って置く。
どの作品に何の部品がいるか、仕上げに何をするのか書きだす。

タグを付けるものにどんなのをどれだけ付けるのか書きだす。
そうやってやってみたら、タグがたくさん要る事がわかったので作る。

私たちのタグはオリジナルのハンコをテープに押したものです。布用のスタンプで押してアイロンを当てて固定させます。

       

たくさんできました。これだけ縫い付けなくちゃいけないって事。大変だ!

       

早速いろいろな縫い仕事をやって行く。細かい金具を取り付けたり、分厚いベルトを縫ったりしてずっと針仕事。
支える左手が先に悲鳴を上げた。やりすぎは禁物。

それで帰って晩御飯。
それがまたこんな日に手を使うメニューを朝から準備してた。
水餃子です。皮を作るの。

中国ではお正月に餃子を食べるそうです。それは形が昔のお金に似てるので、一年の幸運を祈ってと言う事らしい。
縁起が良いんだって。

今日は七草粥の日だけど、家は水餃子で新鮮な青菜を味わいを。

徳島直送のフェンネルがあるので豚肉と一緒に具にする。これは中国の内モンゴル自治区出身の友達に教えて貰ったもの。
混ぜてみるとなんだか足りない様子。徳島の小松菜もまだあるので刻んで加える。

皮は捏ねて朝から冷蔵庫に置いてた。そうすると滑らかなもっちもちの皮になる。

       

伸ばすのに慣れてきた。ずいぶんきれいに丸く薄く伸ばせるようになりました。

       

具を包んで多めの湯で茹でる。そしてタレに浸けて食べます。

       

フェンネル、独特の匂いがあるかとおもいきや、爽やかなだけで特に癖のある香りがあるわけでもない。小松菜を入れたからかもしれないけど。
茹でたら皮が透き通って翡翠のようになるのが美しい。

食べていると豊かな風味が口に広がる。浮かんだら早めに上げたのがまだ野菜の食感がシャキシャキと残ってて美味しい。
その友達にはほんとにもっといろいろな具の組み合わせがあると教えて貰ったので、またいろいろ作りたいと思う。
水餃子。作るの大変だけどめっちゃ美味しい好きです。

一日めいっぱい手を使った。もう動かない。明日も働くから早く寝ようっと!
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ハンチング完成

2016-01-06 21:38:38 | 工房working place
工房にて。
昨日から作っているハンチングの仕上げ。

しっかりと丁寧に縫って出来ました。
写真ではわからないのですが、うっすらと入った色がとてもきれいです。
お父様の頭の大きさや形を考えてハンチングの形を作って行きました。
本当はご本人がいらっしゃると一番ピッタリに出来ます。
自分にぴったりの帽子を作りたい方はどうぞ工房にいらしてください。
今回は一日目は10時から4時まで、二日目は午前中の2時間で完成しました。

       

午後からお出かけ。
満を持して「エキスポシティー」に出向く。
平日だけでたくさんの人。

聞いてたけどこれはすごいな、大きいガンダムがあります。建物の2階より大きい。

       

たくさんの店が建物に入っていて、観てて飽きない。QusQusと言う雑貨屋さんで見つけた本の栞がすごいアイデアだと思う。
読んだところで挟んで、次に本を開いたらそこから芽が出てるように見える仕組み。

       

動物のグッズの専門店が面白すぎて時間を忘れるほど。いろいろな動物のグッズがたくさんあります。
今日どうしても欲しくて手に入れたのがこれら。

       

バスタブのは指輪やピアスを入れるのにしました。
このカエルの立ち姿がなんともかわいくてたまらない!

       

そしてもう一つ、満を持して観ました。何十年も楽しみにしていた映画。スターウォーズ。

       

酔うのでIMAXには行かないで普通の字幕のにしました。
ファンの誰もが面白かったと言ってたけど、やっぱりすごかった面白かった。
昔のキャストの登場に懐かしくて泣けました。
逢いたかった人に逢えた感じ。

もう一回観たいかも。

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個展でのフェルト講習

2016-01-05 21:33:15 | 工房working place
個展の会場でフェルトの講習をします。
ハガキに申し込み宛先を書いたのだけど、まだ申し込みがありません。
オリジナル素材を使って、フェルトのコースターを作ります。
テーマはもっとも単純ですが、私たちAlles Guteのフェルトのノウハウがしっかりと詰まっています。
フェルト制作の基礎をしっかり学べるチャンスです。



定員は各日6名ほどです。ふるってご参加ください。

       

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丁寧が一番、丁寧が近道

2016-01-05 21:26:36 | 工房working place
新年初の生徒さんが工房に。
お父さんのハンチングを作りたいと。
丁寧に色を選んで丁寧に型を作って、丁寧に乗せて縮めていきます。
どの作業も丁寧に進める。
それが早く良いものを作るコツ。

明日、仕上げをして完成です。

私が作ったのはチューリップ一つ。
頑張っても二つしか作れません。
効率を考えたらやってられないなと。

でもやっぱり丁寧に一つずつ作りたい。



今頃になって思う。数多くよりやっぱり心ゆくまで丁寧に作ったものを出したいなと。
今ある物を丁寧に仕上げていこう。
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エンジンかけよう。

2016-01-04 21:18:11 | 暮らし Daily life
朝からアロマトリートメントに娘と行く。
しっかりとアロマオイルと手技でほぐしてもらう。

年末もそうだったけど、この頃の温かさが過ごしやすいんだけど気持ち悪いくらい。
ストーブほとんど使ってないです。
コートも要らない。
夜や朝起きて布団から出ても寒くない。
個展の頃はどうかな?温かいのが続いてると良いなあとも思うし、そんなんでもう春に入ったらいかんのでは?とも思うし。


娘も帰ってもう正月が終わった。
さあ、個展への仕上げをぐんぐんして行こう!
なかなかエンジンかからないけどなんとかやって行かなくちゃ。

いろいろと作りたい見せたいものがあったと思うけどもうあんまりよくばらない事にした。これからは大きいものは作らないで、整理とディスプレイの事とその他いろいろな事をして行く。
学生の時の入試前みたいになってます。
精神的なモードが同じ状態。

うまく行きますように。間に合いますように。

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仕事とっかかり&ビリヤニ

2016-01-03 20:34:59 | 暮らし Daily life
年末年始もなく忙しいだろうと思ってる人もいるかもしれないけど、年末年始はガッツリしっかり休んでいます(笑)

それでも今日はさすがに少し焦って来てます。
年賀状に使った干支を個展に出す予定なので、全部出してメンテナンスしました。
揃えて出してみて思ったのは、そんなに丁寧に保存してるわけじゃないのに、それぞれもその一年はうちでも飾ってたのに、10年近く経ってても何の劣化も退化もしないで、きれいなままで持ってるなあと言う事。ニードルフェルトの価値を実感する。

       

並べてみるとなかなか良いです。勢ぞろいって感じ!どれもそれぞれの動物のことや謂れなど考えながらじっくりと作った物なので思い入れがある。
どんなふうにディスプレイしようかなあ?

抜けている年もあるので少し残念だけど、観て貰ったらこの子たちも喜ぶなと思いながら。
何しろ初めての個展だから、随分前の作品でも出せるなあと思う。
もちろんこれらは展示のみになります。


3日間しっかりおせち料理を食べに食べたので、さすがに他の物を食べたくなってきた。
準備していたビリヤニを作って食べる。

       

徳島から直送の小松菜でライタを作って添えた。

       

美味しいなあ。スナックみたいに美味しくてみんな何倍もお替りして食べる。
インドの人たちやスリランカの人たちがこのビリヤニを作って食べる時って特別に嬉しそうで幸せそうなんだって話をしながら。

そう、あの人たちがビリヤニが炊けるのを待っているときと食べてる時の顔と言うのは、今までにビリヤニを食べた楽しい嬉しい事を思い出しながら、その思い出も一緒に食べるんじゃないかって思うくらいに幸せそうなんです。私も彼らと一緒にビリヤニを食べた事を思い出して食べるから、余計に美味しい!
家族でみんなでお祝いの時に嬉しい時に食べる料理がビリヤニ。幸せの料理。お正月にぴったり!
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