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季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

イースター

2017-04-16 20:50:14 | 映画 movie
ハッピーイースター!
玉子を食べました。

       

お菓子も。中はイースター特別の形をしています。

       

昨日から作っていた叉焼もとても美味しく出来た。
茹で玉子を剥いて、このタレに漬けておきます。

       

オーストリアでイースターをしたときは、いろんな種類のハムと玉子を食べました。
ここではそんなにハムはないので、叉焼を作った。


今週は映画を二つ観ました。
1つはこれ



山奥で暮らす家族の物語。
大体の事は動画で分かると思うけれども、こういう事は現代になって可能になって来たなあと思う。
自分の意志で特別な暮らしをして行く事。
昔は大体みんなが同じような事を知ってて、同じように学校に行って同じような暮らしをしてたと思う。
ここしばらくで、こう言ういろんな考えや生き方をしようと考える人が増えて来たんじゃないかと思う。
そんな人たちが理想と思えるような暮らしだったり、陥りやすい不健康な状態だったり。そんな事がそのままに描かれていたのが現実味があって良いなあと思った。
とにかくこのお父さん(ロードオブザリングのアラゴルン!)の愛が深い。それが特徴だなと思う。
観終わって、あまりに印象が深くて、二日ぐらいはその世界に居た。それくらいいろいろ考えさせられる映画だったなと思う。

私もシュタイナーのことに夢中な時に、ちょっと近い感じになってたと思う。他の人から見たら不思議な暮らし。
まあ今もそうとも言えるけど。そう言う事をたどってきた人たちが結構共感出来るかなあと思う。

少し詳しい動画



これはアメリカだからこうなってるなあと思う。もし日本だったらもっと農村の暮らしだろうし、狩りはそれほど重要じゃないかも。
そして手仕事をもっとしてるだろうなあと思う。そんなこんな、考える。つらつら。


もう一つはこれ



漫画も好きで、アニメも良かった。それで実写の映画。観るしかないと思って行って。
すごく良かった。
2時間で良くこんなにうまくまとまったなあと。
後編がもうすぐ始まる。楽しみ。





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緋鯉は装着できるやつだった

2017-04-08 18:03:19 | 映画 movie
どうしても観たい映画が目白押し。
まずは「夜は短し歩けよ乙女」
森見登美彦原作



原作が好きで、10回以上読んでいる。何回読んでも面白い。
映画になったらどんなふうかな?とワクワクしてた。

黒髪の乙女がめっちゃお酒を飲む。いくら飲んでもびくともしない。
クリニックの患者さんはあんまり観たくないだろうなあと思う。
でもそれが彼女の不思議な健康さと強さを現してるんだと思う。

原作では4つの話が順番に繋がってる。映画ではそれがうまい具合に重なってコンパクトに繋がっていた。
ちょっと筋が違うところもそれが楽しい展開になっていたり。
なるほどと思える描写になっていたり。

詭弁踊りは思ってたのと動きが違った。まああれはあれで。おもしろい。

イメージで読んでいるのと隅々まで絵で描写されて動くってのは随分違う。
とても丁寧に作られていて色が素敵だ。

黒髪の乙女は限りなく純粋で健康でつっきった天然。
それに対して先輩は自己肯定感が低くて外堀を埋めてばかり。
普通だったら結ばれるはずのない二人が結ばれる物語。

観た感想は、「息子の話やな!」
息子がこんな風。黒髪の乙女はいるかわからないけど。
居て、結ばれたらすごく幸せだろうなと思いながら観る。

すごく好きになってずっと遠くから観ているって言う事自体も素敵だなと思う。
なかなか近づけなくてうつうつはらはらドキドキするのもせつないけど楽しいなと思う。
そしてその人と近づけたら本当に心から幸せだろう。

世のパートナーを求めているシングルの人たちが、先輩みたいに好きな人が出来て結ばれたら良いなあと思いながら観た。
普遍的な1つの幸せの形だと思う。

観終わって、良かったけど。やっぱり本の言葉の魅力には敵わないなあと。
また原作読みたくなりました。単行本、文庫本、Kindle全部あるからどれかで読もう。
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JACK

2017-03-21 20:23:35 | 映画 movie
寒さと温かいのがまだらにやってきて、光は明るく春にぐんぐん近づいてきている。
花祭り、復活祭の気分で作り始めた。

       

復活祭の玉子を飾りたいなと思ってるんだけど、どうやってきれいに塗ろうかなと考えて、この前手芸屋さんで手に入れた物を使ってみる。
前に石鹸につけて花石鹸を作ったナフキンがたくさんあったので使える。
簡単できれいだな、しかもこの塗料、屋外でも大丈夫らしい。まあ部屋に飾るけどね。
これをどんな紐で下げるか、どんな枝に付けるのか。考えるのも楽しい。
そうやって春がやってくるのを待つ。

       

この前観た映画。噂に聞いてて録画しておいたんだけど、なんだか重そうで覚悟がいるなあと思って頃合いをみてた。
そして時間をとって観た。



「ぼくらの家路(JACK)」
ドイツの映画。

― 以下、ネタバレしてます。

やっぱり切ない映画だった。
とんでもない様子だけど、これって世界中でほんとうに普通に良くある光景なんだと思う。
いわゆるネグレクトと言うやつ。
奔放な母親の元で小さな弟の親代わりになって家事をする兄ジャック。
弟のやけどが原因で施設で暮らすことに。
施設でのいざこざから抜け出して母に会いに出るけど、たどり着いた家に母はいない。
預けられた弟を迎えに行って母を探すけど、何日も全く手がかりもなくサバイバルの日々。

ジャックはいつも冷静に目の前の課題に取り組んで淡々と生きている。
生き残っている。

私が一番悲しかったのが、お腹が空いてたまらなくなったらファーストフード店でこっそりがっつり盗んだスティックシュガーとフレッシュをベンチで口に流し込むシーン。
うわ~うわ~、わかるけど、あかんやん。やばいやばい。
終末的やわ。
ジャックの「一応タダやしカロリー摂れるし美味しいし」って言う切羽詰まった感じがひしひしと伝わる。

結局お母さんは帰ってくる。やっとやっと会いたかったお母さんに会えた。
んだけど、やっぱりいつも通りに新しい彼に夢中な幸せモード全開な母。
子どもたちの事も実際は愛してるんだと思う。でもお母さんの意識の範囲内ってすごく狭い。
死ぬかもしれなかったんだよ、ほんとに。ずっと寂しかったんだよ。でもそれは言わないで、朝起きたら弟を連れて安全な所へ向かう。
その決断がこの映画の要点だと思う。

10歳のジャック、ほんまにダメな親を見限る。
それはものすごい決断で勇気のいる事だと思う。なかなか出来ない事。ここにどんなヒーローにも出来ないスーパーパワーが表現されている。

親はだれでも子どもにとって一番の保護者だと言うのは迷信だ。実際、子どもに一番のダメージを与えられる人が親でもある。
それはクリニックでたくさんの患者さんを観て来てもわかる事。
子どもこそがどんな親にとっても全身全霊で愛してくれる唯一無二の存在である。それは真実である。でもそれに気付く親は少ない。
ある時にある範囲で親を見限る事。誰にでもある意味必要な事なんじゃないか。
それが放任であるか過干渉であるかに限らず。
そんな思いを持った映画でした。
淡々としてるけど考えさせられる。とんでもないのに当たり前みたいに進んで行くそんな映画だった。








       
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コララインとボタンの魔女

2016-10-25 19:49:46 | 映画 movie
Amazonのプライムに入っているので、Kindleでたくさんの映画が無料で観れる。
それを時々観ています。けっこう良いのがある。

前に姪っ子が観て怖かったと言ってた映画「コララインとボタンの魔女」
(注)まるままネタバレです。
ボタンが怖いって言う人を知ってる。ぞっとして気味悪いって。その人の感覚がこの映画に生きてるのかもなあと思う。



ナイトメアビフォアクリスマスの監督らしい、でもティムバートンじゃない。
同じような精巧なパペットワーク。
ものすごい手間をかけて凝りに凝って作られています。とても美しい画像。
でもこれがこれだけ美しいからこそ観れるけど、かなりものすごく不気味で怖い話です。

両親と一軒家に引っ越してきたコラライン。(普通はキャロラインと呼ばれる綴りらしい)
両親は仕事に忙しくかまってくれない。食事も手抜きでお出かけも出来ず、好きなものも買って貰えない暮らし。
そんな時に近所の男の子から自分にそっくりな人形を貰う。

ある時うちの中の小さなドアの存在を知って、夜中に開けて入ってみたら、向こう側に同じ家が。
そこには理想的なやさしくしてくれる両親とご馳走の豊かで楽しい暮らし。
でも何かがヘン。みんな目がボタン。


向こうの暮らしになじむほど、ずっと居て欲しいと言われる。でもそれは実はボタンの魔女の罠だった。
魔女は小さな人形で子どもの暮らしを覗き見て、その子の欲しいと思う暮らしで引き寄せて魂を抜き取ると言うのだ。

それがわかってからその女の子はそこから逃れようと、そして同じようにつかまった両親を助けようと頑張る。

映画全編。薄気味悪くて、じっとりとひんやりとザラザラとピリピリとしています。ゾッとする、ギョッとすることもしばしば。
子どもが観ても大人が観ても怖いと思う。
でもコララインがその恐怖の中でも自分を大切にして家族を大切にして、元の家族に戻ろうとする心の強さと勇気と行動力が素晴らしい。
どんなに怖くても結局は助かるので心配はいりません。

この「その人の不平や不満、足りないと思っている事」につけ込んで、明るく美味しく気持ち良くやさしい感じで取り込んで来るのは悪い奴の常套手段だし、それに乗ってどんどんのめり込んで行くんじゃなくて、ある時に怪しいとか危ないとか気持ち悪いとかって気付くことが大事なんだと思うから、これはとても意味の深い映画なんだと思う。
子どもにはある意味見せたら良いかもしれない。

ハロウィンのこの時期にピッタリかも。魂、取られないように注意して!

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ロックバンザイ!

2016-09-15 18:08:20 | 映画 movie
今の気分が盛り上がる。
前に観て、また観たいと思っていた映画を録画できた。
パイレーツロック(あんまり画像が良くないけど)



今から50年前、イギリスはポピュラーミュージックのラジオ放送を一日45分以内に決めていた。
その頃のロックを聴きたいリスナーのために北海の海の上で船からラジオでロックを24時間流していたラジオ局の話。

How about cool?
How about attractive?
How about sexy?
All are in this movie.

かっこいいとは何か?男らしいとは何か?
セクシーとは何なのか?
すべてこの映画にあります。

ロックバンザイ!

UKロックの粋を来週味わいに。武道館へ。
う~。うずうずする!

でもやっぱり私はボブが好み。(映画の中に出てきます。素敵ですよ(笑))
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シンゴジラ

2016-09-07 20:40:02 | 映画 movie
良いって言うので、友達と約束して観てきました。
シンゴジラ

ゴジラの動きを野村萬斎がやっていると言うのが興味深くて。
そしたらゴジラが出て来るたびに頭の中で「野村萬斎、野村萬斎…」って言葉が。
着ぐるみを着てるわけではなくて、野村萬斎の動きをトレースしてゴジラに繁栄してあるそうです。
うわさどおりのすり足。



とにかく、特に初めて上陸するゴジラがめっちゃ気味悪い。
そりゃこんなん来たら怖いわ!
だれがどんなに想像してもあんなに気味悪くは出来ないと思う。

都市の破壊っぷりがものすごく、今までの人災天災どれもをまとめて盛り付けたくらいの壊れ方。
だから地震やその他の被害にあった人はこれを観たらフラッシュバックがあるかもしれないから気を付けた方が良いかも。

いろんな政治家の的外れな対処の中で、余貴美子の防衛大臣の発言が、いちいち的を得てヒットだったのが印象的。

この前の「君の名は」と言い、不意の災害の話が続いている。
阪神淡路、東北の震災を経て、この出来事は日本人の心の深くに根付いているんだなあと。

終わり方が続くみたいだと思ってたんだけど、あれはあれでお仕舞いらしい。
またDVDかテレビでゆっくり観たいな。
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アニメ映画の新時代始まる

2016-09-03 21:15:14 | 映画 movie
早速行ってきました。
『君の名は』



綺麗だと聞いていた。良いと聞いていた。
観てみて、
聞いてたよりずっと綺麗だったし良かった!

この作品で今までのアニメ映画から時代がググッと変わるのを感じる。
構図も構成も色使いも何もかも画面そのものが違う。
アニメ映画界の印象派出現。
光、空、風、この見えないものの表現がものすごい。
これは映画館の画面で観ないと。

話ももちろんSFファンタジーで男女の入れ替わりの突飛な物語なんだけど、
もしかして誰もが自分の事かと思うような要素があると思う。
それは自分の生活背景かもしれない。都会の美しさ、田舎の美しさ。学校の暮らしなど。
天災の被害に遭う運命かもしれない。
夢で見たような、忘れているけど大切で懐かしいものを思い出したい気持ちかもしれない。
それは前世の記憶とも似ているような。
そんなだれもの心をぐっと掴んで共感へと持って行く力がこの映画の画面とストーリーにはあると思う。

暮らしの仕草、日本の風景がとにかく美しい。
日本人なら心にグッとくる場面が続く。
こんなに日本の素晴らしいものをてんこ盛りにしてそれでいて嫌味はなく、世界不変の愛の物語を描くなんてすごいなあと思う。
浮世絵も富士山も出さなくて、普通のそのままの日本がこんなにも美しいんだと感じさせてくれる。その魅力。
世界中で注目されていると聞いても不思議はない。

ほんとうに美しい感動の深い映画だった。新しい日本のアニメ映画の時代が始まったと思う。
また観たいな。DVD買うかも。


食べ物。

実家から大量のスダチが我が家にもたらされた。
実家には段ボール満タンあった。
早速インド人の友達におすそ分け。そしたら「梅干し」にすると良いと言う。
なんだそれ?
良く聞いてみたらチャツネ。
塩漬けにして、温かい日には外に出したりするらしい。
やってみよう。
丸まま、てっぺんとお尻の所を石で擦るらしい。うちの乳鉢ではうまく行かなかったので、少し薬味おろしで擦った。
そして塩で漬けこむだけ。
切って付ける方法もあると言ってたので、やってみる。

       

これって塩レモンと同じだな。レモンで出来るんだからスダチで出来るはず。
どんな風になるか観察してみよう。楽しみ。

これを作ってもまだまだあるスダチ。
なんにでもかける。
塩麹をまぶしておいたサワラを焼いたのにかける。
冬瓜とナスの味噌汁に絞りいれる。
どちらも美味しかった。これからしばらくスダチ生活。       
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しあわせはどこにある

2016-05-19 10:08:17 | 映画 movie
この頃読んだり観たりしたもので良かったもの。

あん。
映画になってるのを知っててまだ観た事なくて。原作を先に読んだ。
ハンセン病の人の話だけど、お涙な感じかと思ってたけどそうでもなかった。
すごく良かった。

([と]1-2)あん (ポプラ文庫)
ドリアン助川
ポプラ社


映画も観てみたい。



今日観終わったもの。「しあわせはどこにある」
フランスの精神科医のヘクターがしあわせとは何かを探しに世界を旅する物語。



これはまた観たいな。クリニックの患者さん達にも観て欲しいなと思う。

前にジュリアロバーツ主演であった「食べて祈って恋をして」ってのと設定は似てるけど、ちょっと違う。
わかりやすいし面白い。

これも原作も読んでみたい。
今、パヒュームと言う映画の原作を読んでいるけど、ものすごく面白い。まだ半分くらい。ゆっくり読もう。
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初ドラえもん

2016-03-06 21:05:46 | 映画 movie
家族全員、初ドラえもん映画。
観てきました。
子供ばっか。
もちろん入場がゆっくりギリギリだったり、途中でトイレ行く人いっぱい居たり、あるけど、ちゃんとおとなしく観てるんやなぁと感心。
ギャグ部分での子供たちの笑い声が可愛くて仕方ない。それを聞いて笑う。

のび太のピンチの時に子供がドラえもんを呼んでた。必死だな。可愛い。

本編はなかなか壮大にしてスリリング。ドラえもん、戦ったりしてた。
終わって待ちに待ったエンディング。
山崎まさよしの歌とともにエンドロールが。
パステルの手書き調の画面。
登場したペットと共にたくさんのペットが流れるように出てくる。
その中に確かに甥っ子の考えたタコがいました。このタコはおしゃれダコと言って、4秒でおしゃれに着替えさせてくれるタコです。
そして名前を一生懸命探したけど、3人で探したけど見つからず(´Д` ) 残念。
DVDで観るしかないのね。
これ、知らなかったらわからない感じです。自然で、なんの特別な紹介もなく。
仕方ないな。
大人3人で観たのが面白かった。

息子の就活のスーツなども買ったり。
家族でお出かけってもうあんまりないだろうなと思いながら。
温かい、春というより初夏。不思議な気候だな。
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ひつじいひつじい

2016-03-02 21:14:11 | 映画 movie
川沿いの柳にたくさんの輝く緑の芽。美しい。

       

前から観たくて、人からも「あれ好きそうだね!」って言われてたから観ないと!って思ってた映画を観てきました。
ひつじ村の兄弟。



アイスランドの原種のひつじを飼っている老兄弟の話。
風景が綺麗。羊がものすごく素敵!!そしてじいさんたちも。髪がぼさぼさでひげもじゃの素敵な人たち。そしてセーターも素敵です。

ひろいひろい草原で大事に育てられている羊。
ものすごくかわいがられている。

でも冒頭の可愛がりシーンでちょっとどうかな?って思った。それはひつじがかわいいからって正面から抱いて鼻づらやおでこを撫でると言うもの。
それは、それはすっごく慣れてる人だったらするのかな? 私はしないし、私の知っている牛や羊を飼ってる人はしなさそう。
と言うのは、正面に立つと言う事は彼らにとっては戦闘態勢。しかも頭突きをすることが攻撃である彼らにしてみたら、鼻ずらや額を刺激されることは攻撃を仕掛けられてることになるから。牛の鼻ずらを撫でて、突かれるようになって困ったって言う人を知ってる。
どうかな?

BSEが怖い。全頭処分。観てる私も悲しくなった。
兄弟の仲間の怒り、悲しみ、あきらめ、落ち込み。その深さ。

動物と暮らすと言う事に付いて考えさせられた。

それでもね、この映画の不思議な所。
「え?ここでなん?」ってところでふっつりと終わる。
暗転、エンドロール。
きっと観てる人の頭の上にはたくさんのクエスチョンマークが浮かんでいたはず。
どうなるの?わからないまま終わった。

願わくば、助かってうまく行って欲しい。でもわからず。

兄弟のセーター。ロピーセーターってのだと思う。
いつでも着てる。着たきり。仕事の時ももちろん。
セーターってそう言うものなんだと思う。北欧の人たちにとっては。
その使いこまれたくたびれたセーターが見物。

結局じいさんたちもひつじっぽかった。
ひつじ。仲間でも喧嘩する。単純でバカなところがある。
そして頑固。
おじさんたち、ひつじを飼いすぎてひつじみたいになっちゃった。

そしてボーダーコリーが可愛かったなあ。

もうすぐ毛刈りの季節。待ち遠しいなあ。ひつじたちどうしてるかなあ?ひつじが恋しい。


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