ちっちゃからいふ

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足が...

2008年04月03日 | インコ
今日はぱんちの闘病記録です。

腫瘍と診断されて2ヶ月が経ちました。
たった2ヶ月ですが、病状はどんどん悪化しています。

○3月26日・木曜日○
 放鳥中、ぱんちがにやのカゴの上に行ってしまったのですが
 どうも左足の様子がおかしいのです。
 カゴをしっかり掴めないようで、前に進もうとするたびに
 横にズルズルとすべってしまっていました。
 もう足に麻痺が始まってしまったのでしょうか...。

○3月29日・土曜日○
 止まり木の上でも明らかに右にかたよっています。
 やっぱり左足に力を入れにくいのかなぁ...。

○3月31日・月曜日○
 この日、事件が起きます。
 午前中私は出かけていて、昼頃帰宅しました。
 その時はぱんちは普段と変わらない様子でした。

 昼ご飯を食べ、すぐに仕事にとりかかり、3時半頃にぱんちを見ると
 なんと止まり木が血だらけに!!

 慌ててぱんちを掴んで腫瘍部分を見たのですが、体からの出血ではなく、
 右足の指からの出血でした。
 一本の指が他の指に比べて相当短くなっていて、まだ血がポタポタと。
 慌てて鳥友達のしょうさんに電話して止血方法を教えてもらいますが
 血が止る様子がないので、近所の動物病院に駆け込みました。
 
 先生の診断は...爪が根元から折れて出血しているとの事。
 私、パニクッていたので指が半分無くなったと思っていたので
 とりあえずホッとしました。

 病院に着いた時には血も止っていたので、消毒してもらい帰宅。
 その後出血する事はありませんでした。
 
 そういえば最近爪がすごく伸びてるなぁ~、次に切ってもらおう。
 なんて思っていたんでした。
 爪の事をすっかり忘れていた自分に反省。

 この出血の時、爪が折れた瞬間ですら悲鳴もあげなかったぱんち。
 私が気が付かなかったという事はないと思うんですが、
 たまたま家にいる時で良かったとしみじみ思いました。
 これからは丸1日家を空けたりするのは控えたほうがいいかもなぁ...。

○4月2日・水曜日○
 腫瘍と診断されて2回目の診察です。
 腫瘍がかなり大きくなってきているので薬が一つ増えました。
 今まで飲んでいた薬も倍の量を飲ませる事になりました。

 足の事を先生に言うと、やはり腫瘍で座骨神経が圧迫されて
 力が入りにくくなっているとの事でした。
 これからもっと足が使えなくなる可能性が高いので、
 止まり木に輪ゴムを何カ所か巻いておくようにと言われました。
 
 これは止まり木の上で横に足がズルズル滑ってしまわない為の
 ストッパーの役目になるそうです。
 今はまだ大丈夫そうですが、様子を見て付けてみようと思います。

 それと先日の大出血の件を話すと、
 「爪を切ってあげたいとこだけど、足の力が弱くなってくるから
  爪が長いほうが止まり木に止りやすくていいから切らないでいた。
  もしまた折れて出血するようなら、蚊取り線香で焼けば
  すぐに止血できるからやってみて」
 だそうです。

 今まで危険な長さの爪は私が言わなくても切ってくれた先生です、
 これからの病状を考えて切らないでおいてくれたんですね。
 それにしても蚊取り線香で止血...一人で出来るのか私は~。

 それと、腫瘍になってから異常にイカの甲を食べる事を相談しましたが、
 これも自然の本能で、下痢状のフンを固めようとして
 カルシウムを取ろうとしているのだそうです。
 なのでたくさん食べさせても問題ナシとの事でした。

 今はカゴの下のほうに止まり木を付けていて、食べる時間を長くする為に
 明るい時間を増やしている事、糞切り網はまだ付けている事などを聞くと、
 食べる時間を増やすのはいい事だから続けてヨシ、糞切り網もまだヨシ、
 との事でした。

 とりあえず看護状況は良いようです。

 後はフンでお尻がどんどん汚れてくる事が増えるので、
 1日に2~3回はお尻を拭いてあげてと言われました。
 確かにここのところすぐにお尻にフンの塊が出来るので
 気にして取るようにしていたのです。
 これからは塊にならないように気を付けてあげなくっちゃ。

 そしてこの日、初めて余命について聞いてみました。
 先生ははっきりとは教えてくれませんでした。
 個体差もあるでしょうし、これからどんな事が起きるか分らないから
 先生ははっきり言わなかったんだと思います。

 でも、全く鳴かず・喋らず、ヒーターに一番近いところでいつも寝ていて、
 翼の先がクロスしているのも見る事が出来なくなっていて、
 移動する時は足だけじゃ駄目みたいで羽をばたつかせる...
 たった2ヶ月でこんなに変わってしまったぱんちを見ていると、
 私はどうしても色々考えてしまいます。
 1月まではあんなに元気だったのになぁ~と悲しくなってしまいます。
 
 しかし!
 私がメソメソしていてはいけないのだ!
 と、気力を振り絞っております。
 後悔しないように、ぱんちがなるべく楽に生活出来るように...
 今はそれだけ考えて看病するようにしています。

 ぱんちの甘えモードは相変わらずです。
 1日一回の放鳥時間では最近はよくお喋りを催促してきます。
 前みたいに私の唇をツンツン!と力強くつついてきて「喋って!」と
 してくるのを見ると嬉しくなります。
 この時は前のぱんちと同じだなぁ~と思うんです。

 放鳥時間はとても短いので、一対一で集中してお付き合いしています。
 こういう時間をこれからはもっともっと大切にしていかなきゃね。