ちっちゃからいふ

インコと遊んだり、ゲームしてみたり、アクセサリー作ったり。

通常と異常

2016年07月28日 | インコ
こんにちは、きょんちです。

ぷっちょがいなくなって明日で三週間。
セキセイの鳴き声の無いリビングは寂しくて
まだまだ慣れそうにありません。

本日は一羽残されてしまったサザナミインコ@にやの話。

ぷっちょが亡くなってしばらくの間
カゴの片付けが出来ないでいた私ですが、
荼毘に付した翌日にようやく片付けようと決心しました。

丸洗いして干して、さて畳もうとした時です。
カゴのカシャカシャという音に反応して
突然にやが大音量の呼び鳴きを始めました。

ぷっちょがいなくなってそれまでいつもと変わらなかったのに、
ぷっちょが帰ってきたと思って探していたのか、
一羽になったことに気づいて仲間を探しているのか・・・。

その時から、普段反応しない音に反応して
大音量で呼び鳴きするようになってしまいました。

テレビから聞こえる食器のカチャカチャいう音、
チャイム、鈴の音にも敏感に反応、
ベランダからスズメの声が聞こえようもんなら
喉が裂けるんじゃないかってくらい
激しい呼び鳴きをするようになってしまいました。

サザナミの本気の呼び鳴きって
かなり大きい声なんですよね・・・。
そして滅多にそんな大音量で呼び鳴きすることはないので、
見ていて切なくなりました。

マンション住まいなので近隣への迷惑も気になり、
カゴを片付けるのをやめて
元通りにやの隣に空っぽのカゴを置きました。

そうすると空っぽのカゴに一番近いところ、
ぷっちょといつも寄り添っていた場所に
にじり寄ってきたんですよ。
まるでそこにぷっちょがいるみたいな感じでした。

これは泣けました。

でも激しい呼び鳴きは数日収まらず。
どうしたもんかと考えていた時にふと思い出したのが
インコのおもちゃのおきあがりこぼしでした。

セキセイインコみたいな形のおきあがりこぼしで、
止まり木に通すタイプのおもちゃです。

アレをぷっちょがいつもいた所に置いてみたらどうだろう??
と思ってやってみたところ・・・

見事にヒット!
すごく気に入ったみたいでいつも寄り添っています。
私がおきあがりこぼしを手で揺らすと
左右に揺れながらプイプイ話しかけてます。

それでも激しい呼び鳴きはたまにしていますが、
ここ数日はだいぶ落ち着いてきました。
音に過敏に反応することはかなり減りましたね。
良かった良かった・・・。



ぷっちょがいた時のにやは
放鳥するとまずぷっちょのカゴに飛んで行ってました。

そしてカゴの中に入り、
ぷっちょのご飯を食べるのが日課でした。
自分のカゴにだってたっぷりご飯はあるのに、
何故かまずはぷっちょのご飯からでした。

ぷっちょは特に怒ることもなく、
二羽揃ってご飯を食べているのも日常茶飯事でした。
二羽揃って、はさすがにもう無理ですが、
「ぷっちょのカゴにはいつもご飯がある」
という状況は今も続けてます。

上の止まり木にはおきあがりこぼしがいます。
そうやって上にぷっちょがいるのもいつもの事だったので、
にやはだいぶ通常モードになれたのかな?と思います。

おきあがりこぼしが大好きなにやですが、
上の止まり木まで会いに行くことは決してないです。
前から上の止まり木までぷっちょに会いに行く事も無かったので、
これまた通常モードなのかなと思います。

おきあがりこぼしが気に入りすぎて
発情異常とかも怖かったのですが、
それも大丈夫そうで飼い主としては
少しホッとしているところです。


さてお次は異常モードのお話。
今までもブログで書いていますが、
にやは私のことが嫌いです。

嫌われて10年くらい経つと思いますが(苦笑)
空っぽのカゴを隣に戻したその日、
なんと!
10年ぶりに私の手でスリスリしたんです!

そして座っている私の太ももの上に
滞在する事が増えました。

今では放鳥すると
真っ先に私のところに飛んできます。
たまに別の場所に行ってしまいますが、すぐ戻ってきます。
昨日は名前を呼んだら来てくれました。

今までは私の体に止まってもタッチアンドゴーだったのに、
肩の上にまで飛んで来てそのままマッタリとか・・・
もうビックリ!!!

なんでだろう?
私が唯一のメスになったので格上げされたのかしらん。

それにしても大好きなオットには目もくれず、
私のところにずっといるにやを見ていると
ちょっぴり不安にもなったり・・・。

ほら、インコっていつもと違って
甘えん坊になると・・・なんて言いますから(汗)
多分、大丈夫とは思いますけど。

10年ぶりににやとイチャついて喜んでいる私ですが、
私への威嚇が全て無くなったわけでもなく。
オットにコーヒーを渡しただけでもキレる時もありますし、
相変わらずよく分からないです。

そうそう、呼び鳴きが激しくて
おきあがりこぼしを買った直後のこと。
呼び鳴きする度におきあがりこぼしをカゴから出して、
カゴの中にいるにやに近づけたりしてたんです。

最初はプイプイ言ったり話しかけたりとご機嫌でした。
でも数日経つと、おきあがりこぼしにはプイプイなんですが、
その背後にいる私と目が合うと
キレるぞ!という顔つきになるように。

そんな恐ろしい顔を見せた日の夜でした。
キレまくりにや降臨。

あの日は酷かった・・・
何をしても飛び掛ってくるんです。

コーヒー飲んでもプギャー!
声を出しただけでもプギャー!!
座ったり立ったりしだけでもプギャーーー!!!
ジッとしている時以外ほぼ100%の確率で襲ってくるんです。

ここ数日のイチャイチャはなんだったの・・・orz

で、ちょっと考えてみました。
おきあがりこぼしをにやより先にカゴから出して
カゴの外からちょっかい出してからそうなったんじゃないか?と。

にやは新参者が来たと思っていて、古参の自分より先に
新参者をカゴから出す私が憎かったのではないかと。

で、おきあがりこぼしをカゴから出すのをやめたら
見事にキレまくりにやを退治出来ました。

インコって新参古参って気にするんですかねぇ。
少なくともセキセイはそんな事なかったけどなぁ。

真相は定かではありませんが、
やっぱり攻撃するには意味があるんだなぁと思いましたね。
ならば10年前、私はにやに何をしてしまったんだろう・・・。
話せるものなら聞いてみたいです、ホント。


長くなりましたが現在の我が家はこんな感じです。
だいぶ通常モードになったとは言え、今のにやを見ていると、
新しい仲間が必要かなぁと思います。
私もセキセイがいない生活は寂しいですしね。
秋になったらショップでいい出会いがあるといいなと思います。

しかしアレですな、新しい雛をお迎えしたら
私のところにはまた来なくなるのかしらん。
またプギャーの嵐になるのかしらん。

でもね、鳥同士が仲良くしてくれるのが一番なのでね。
そうなったらそうなったで、今までの10年間のように
ジッと耐え忍ぶことにいたしましょう。

ぷった

2016年07月22日 | インコ
お久しぶりです、半年ブログ放置してしまいました。


突然ですが、二週間前・・・
2016年7月8日の朝8時頃、ぷったが永眠しました。
六歳半でした。

実は去年の11月くらいから闘病生活をしていました。
お尻の右側の羽がちょっと乱れていて、
最初は毛づくろいしたら直るかな?
と思っていたのですが、少し様子を見ても直らず。
触ってみると何か出来ているようだったので
病院に行きました。

先生が水で塗らしたガーゼで周りの羽を避け、
患部が出てきた時にはびっくりしました。
予想以上に大きな出来物だったんです。

羽や毛で覆われている動物の皮膚の変化って
ほんと気づきにくいんだなと思いました。

それから投薬生活が始まったのですが、
腫瘍はだんだん大きくなり。
心配で心配で仕方なかったです。

でも二ヶ月くらい経った頃でしょうか、
先生から脂肪腫と診断され、
付き合っていける腫瘍だからと言われて
少しホッとしていました。

それからずーっと投薬生活でした。
腫瘍は少しずつ大きくなりましたが、
本人はそれを気にすることもなく、
食欲もあるし、元気にしているように見えました。

7月7日、昼間糞がちょっと水っぽかったので
翌日病院に連れて行こうかなと思っていました。

その日私は夕方からお出かけで夜遅く帰宅、
放鳥してくれていたオットは
特に何も変わりなかったと言っていましたが、
夜中2時くらいにぷったが吐いているのに気づきました。

3時半にまた吐いていました。
これは病院決定だなと思って朝を迎えたのですが、
7時頃容態が急変、8時に旅立ってしまいました。

今回のことの原因が腫瘍かどうかは解りません。
先生から「付き合っていける腫瘍」と言われて
薬を飲んでいれば大丈夫と思っていた自分がいました。
でももちろん先生のせいだなんて思ってません。

ただ、何故か漠然と、
もう少し長生きしてくれると思い込んでいました。
思い込んでいただけに、ビックリしてしまって
受け入れるのに時間がかかりました。

鳥友達に何日もかけて沢山話を聞いてもらって、
乗り越えられそうだなと思っているところです。

10日に荼毘に付しました。
今はぱんち、ぎん、ちゃんぷの隣で眠っています。

ぷった・・・
私もオットもいつもぷっちょって呼んでました。

♀なのにお喋り上手で、
セキセイなのにまったりしていて、
人間にべったりって訳じゃなかったけど、
とにかく可愛いくて、大好きでした。

どっちが喋ってるか解らないくらい、
にやとそっくりな声でよく喋っていたぷっちょ。

その声が突然聞こえなくなって寂しいです。

にやも、すごく寂しいみたいです。
にやが大好きだったぎんちゃんが旅立った時、
ここまでじゃなかったよなぁと思うくらいです。

にやは8月14日で満12歳です。
この12年の間に四羽旅立ってしまいましたからね。
また一羽になっちゃったんだもん、そりゃ寂しいよね。

そんなにやの近況は近々書こうかなと思ってます。



ぷっちょ、今はあちらで腫瘍のない軽い体になって
飛び回っているのかなぁ。
でも飛ぶの下手だったしなぁ。

ぱんち、ぎん、ちゃんぷとは全く面識はないんですが、
みんなと仲良くしてくれてるといいなと思います。

ぷっちょ、楽しい時間をありがとう。
私がそちらに行った時、また会おうね。
それまでしばらくバイバイ。