儚いクリスマスプレゼント

サンタさんへの手紙に

　　「僕の一番欲しがっているものを下さい。　　博士」

と書いた息子。

サンタさんの弟子のリサーチ力は素晴らしく、
欲しかった物をＧＥＴできた息子は

　　「ありがと～っ」

と、去年より若干小さめの声でお礼を言っておりました。

そのプレゼントとはゲームのソフト。
でもね。　これが後の波乱を呼ぶ事に・・・・


巷のママ達が　「ゲームばっかりして！」　ってよく怒っているけど、
我が家とて例外ではなく、この件では何度も息子を叱り、家でのルールを作って来た。

プレステ２は、コンクリートの床に叩きつけられ
Ｗｉｉは、捨てられるも収集日に旦那によって奇跡の救出

「約束守らないなら捨てるわよ」　
という言葉、我が家では決して脅しではない。

息子も身を持ってわかっていたはずなのに、クリスマスプレゼントのゲームに夢中になりすぎ・・・

朝４時前から起床し、登校時間までゲーム。
「寝なさい！」と言っても１時近くまでゲーム。
睡眠不足を指摘されても言う事を聞かない。
翌朝も朝４時前から登校時間までゲーム。
学校で放課後気分が悪くなり部活を早退。
睡眠不足が原因なのは明白なのに、着替えたらすぐゲーム。
ゲームしてたら書道のお稽古に遅刻・・・・・

アンタはゲーム中毒か

怒られて半泣きの息子は書道に慌てて行ったが、怒りが治まらないワタクシ。

でも、ＰＳ３を叩き壊すと、家でブルーレイが見れなくなるので・・・・
どうしようかと・・・・

１時間半後、書道から戻り

　　「ゲームばかりしてごめんなさい。今度から気を付けます。」

と私の機嫌を伺うように平謝りする息子の掌にチャリンと落ちる小銭。

　　？？？？？

事態が飲み込めない息子に

　　「あのソフト、中古で売ったら３４０円だった。」

と、告げる母。

　　　　

その後の息子の落ち込みっぷりときたら・・・・
ちょっと可哀想だったので、冬休みの宿題が全部終わったら買い戻してあげると約束し、
１週間後に、そのソフトと再会を果たした息子です。
ゲームは程々に、時間を守って楽しみましょう


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