僕はよくチラシデザインをするときアイデアが固まるまで、大まかに決めたコンセプトの色んな素材(写真画像)を巡ったり、前回の様子を伺ったり、自分が出演していたら前回のことを思い出したりしながらイメージが降ってくるのを待つのですが、今回はチラシ裏面を作成している時にふと、”きっとそうなるだろう”と確信し、背景中心に斜めに【衝撃のアンサンブル】というキャッチコピーを入れました。
そして一昨日、初めてソリストの加納里美先生と打楽器奏者2名を加えてのフル編成で通し稽古を行いました。
色んな想いが湧き上がりました。
本公演は「アートにエールを!東京プロジェクト」(ステージ型)に採択され、支援を頂いております。なのでこれだけの出演者を集めても3000円という低価格でお届け出来ますし、もし集客が1人だとしても実施要件を満たせば最悪な結末を迎えることはありません。これは何を言いたいかと言うと、以降続く僕の思いには金銭的な欲が絡んでいないということを裏付けしたかったのです。
色々と難しい時世であり、考えなければならないことも多く、ともすれば「配慮」に押しつぶされてしまうところまで来ています。
僕には責任は取れませんし負えません。
しかし、ここに至るまでの個々の様々な努力(感染回避など)と、共にみんなで作り上げた音楽を「聴いて下さい!聴きに来て下さい!」と言わずにこのまま当日を迎えることはどうしても出来ません。
様々な事情があると思います。
同じ様に我々にも「聴きに来て欲しい」という思いがあります。
音楽は目に見えるものではありません。
しかし心に残ります。
想いの詰まった演奏を全身で浴びていただき、人生を豊かにするものが音楽です。
形に残せないものを与えることが出来るのが芸術の力だと思います。
2月15日(火)
スクエア荏原ひらつかホール
18時30分開場 19時00分開演
(21時前に終演予定)
【お申し込みフォーム】
帰ってきた!Laboratorio141-4431
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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