LA CAFFETTERIA DI RETROSCENA舞台裏カフェ

テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

Re:Laboratorio141

2021年03月14日 | クラシック音楽

昨年7月、一つの演奏会が「中止」となりました。

 

「世の中的にそれどころではない!」

 

というご意見は最もですし、実際に人の命より優先されるべきものはありません。

 

 

しかしひとつの演奏会には多くの人の想いが集まっていることも事実。

 

 

「私の長年の夢だった、男声合唱をプロの声楽家で歌いたいという呼びかけに賛同した仲間で結成されました。」(石井一也)

 

 

この言葉で始まったLaboratorio141(ラボラトリオ イシイ)

 

Laboratorioとはイタリア語で「実験」、「研究所」という意味です。
※発音は「ラボラトーリオ」となります。

 

プロの合唱団ではなく、プロの声楽家が集まって起こる化学反応を楽しむための場です。

 

誤解されがちですが、ただ大声でわーわー叫ぶスタイルではありません(笑)

 

ご存知ですか?・・・オペラって、実はアンサンブルなんです(←当たり前)

 

アリアは独唱ですが、二重唱、三重唱、合唱との掛け合い、全員でのコンチェルタートは全てアンサンブルです。

 

常に共演者の息遣い、指揮者とのコンタクト、音色の兼ね合いを考えてます。

 

そういった現場で培ったスキルを、純粋なアンサンブルである合唱に落とし込む。その結果なにが生まれるか?

 

その答えの一つがここにあります↓

 


Laboratorio141-4431

再【ka:i】

2021年5月6日(木) 18:30開場 19:00開演

スクエア荏原 ひらつかホール
東京都品川区荏原4-5-28
東急目黒線「武蔵小山駅」徒歩10分

 

プログラム

三善晃 作曲 丸山薫 作詞
男声合唱とピアノのための 三つの時刻

三善晃 作曲 木島始 作詞
男声合唱とピアノ(四手)のための 遊星ひとつ

尾形敏幸 作曲 立原道造 作詞
風に寄せて その1 男声合唱版(初演)

大島ミチル 作曲
男声合唱組曲 御誦※

 

指揮
石井一也

アルトソロ(
竹嶋杏奈

ピアノ
田邊紗世 藤井麻理

打楽器(※)
小柳優太 佐藤大希

 

全席自由
3000円
感染拡大防止の対策は、その時点での行政のガイドラインに従います。

最後に、2019年5月の第一回演奏会での演奏をご紹介します。

まずは第二部より「Fragments」と「島唄」(Fragmentsの冒頭と最後のソロは僕です)

Fragments ―特攻隊戦死者の手記による(信長貴富)~ 島唄(詞・曲:宮沢和史/ 編:信長貴富)

 

そして第三部から「唱歌の四季」より《夕焼小焼》(最後のハイCで伸ばしすぎたのは僕です)

夕焼小焼(男声合唱版 唱歌の四季 より)中村紅雨 作詞/草川信 作曲/三善晃 編曲

 

【チケットのお申込みはこちら】
→お申込専用フォーム


【その他お問い合わせ】
teatrogoloso@zoho.com
Fax 03-6745-9117(芹澤)


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