大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

三国志子孫の村2002~龍門鎮 其の二~

2005年06月29日 | 三国志・水滸伝・史記の旅


孫氏宗祠

龍門鎮の入場料は25元(375円)。鎮(まち)の入口で入場券を買うと、鎮指定のガイドさんが案内してくれる。このお嬢さんの中国語はきれいな普通話なので聞き取りやすい。
先ずは、宗廟の孫氏宗祠から。両脇の回廊に家系図、中央の宗祠には正面に孫権、左に魯粛、陸遜、右に周瑜、呂蒙の絵がかけてあった。正面奥には代々の孫一族(中でも有名どころ)の位牌がある。


孫権像

扁額

周瑜と呂蒙の画の上には「進士」の額

何でも、孫権から21代目の孫さんが、科挙の状元(じょうげん:殿試のトップ)に及第したそうで、科挙関係の扁額があちこちに掛けてある。進士に及第している人も居るようなので、孫一族はかなりのインテリ家系だったらしい。

………三魁(さんかい)が揃っていたら凄いだろうなぁ…

三魁とは状元、榜眼(ぼうげん)、探花(たんか)のことで、皇帝が試験官を務める殿試のトップ3のこと。説明が無かったので、多分揃っていないらしい(笑)。
ガイドさんの説明では、革命の父孫文は孫権の38代目の子孫だということだ。近代史にはあまり詳しくないので、判らないが、そうなのか…。
ちなみに、龍門鎮の孫氏は、孫子(孫武)の次男が、ここに移り住んだのが始まりだそうだ。

 
楽山堂内部

続いて、装飾建築の素晴らしい、楽山堂へ。ここは51代目の孫さんの家。明、清代建築は精緻で凄すぎる。いちいちこんな背景を画かなきゃいけないのか…と考えると、明、清の漫画は絶対に画けない。
入り組んだ路地を抜け、明哲堂、義門、承恩堂等を回る。この辺に関しては詳しい説明が無かったので不明(笑) 。


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