大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

西安→広元

2017年02月24日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

西安~広元(こうげん)周辺には史跡、特に前漢~後漢末期所縁のものが点在している。
以下、青字が過去に訪れたことがある所で、赤字部分が今回も訪れるもの。 

………何故広元へ向かうのか

といえば、今回は広元から九寨溝へ陸路タクシーの旅となるから。

我々は時間の限られた社会人。
元々は九寨溝in/outとも空路(西安→九寨溝、九寨溝→成都)で、余裕のある日程を組んでいた。

飛行機のチケットも早割りで半年前から依頼をかけてお願いしていたのだが
航空券の依頼をした北京の旅行会社の対応が最悪で、
最後は音信不通になりかけたので、土壇場でキャンセルせざるを得なかった。

土壇場になって航空券の取り直しとなると、シーズン直前で馬鹿高い金額だったので
ひとしきり思案した。我々の選択肢は以下の通り。

1.成都か広元で現地のバスツアーに参加

2.成都か広元から長距離路線バス

3.成都か広元でタクシーをひっかける

4.旅行社依頼でタクシーチャーター

5.お高い飛行機

「1」は安くていいが、自由度低いし、ずっと人民の団体と一緒なのでパス。

「2」は現地で切符取りになるので、一日二日潰す覚悟で、最悪駄目なら行き先変更
となるが、同行の二人は「九寨溝・黄龍」に行くのが目的なのでこれはNG。 

「3」のタクシーは空港か駅で白タクと交渉するか、普通のタクシーの運ちゃんに
翌日の長距離をお願いする。
普通のタクシーの運ちゃんがお小遣い稼ぎに翌日の長距離をOKしてくれることも
あるので、このパターンが自由度高くて安価に済むので私は好きだが、確実性に欠ける。

やっぱり選択肢は「4」か「5」になる。

試しに、西安の旅行会社に「広元→九寨溝」の「ガイドなし、タクシーのみ」の
見積もりを出してもらったら、土壇場の航空券×3枚より若干安めだった。

何故、広元から九寨溝なのか、といえば、以前広元に行った時に
駅前で九寨溝ツアーのチラシを配っていたので
「ここからも行けるんだ」という刷り込みがされていたから(笑)。

百度の地図で見ると、成都→九寨溝より、広元→九寨溝の方が近いし
西安→広元は列車で一晩だから行程からしても丁度いい。

また、陸路であれば、途中の観光も可能だし、美しい風景も堪能できる。
味気ない飛行機よりも、個人的には好きだ。