大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

西安➡広元~食堂車

2017年02月26日 | 中国の旅

K879次 西安→成都で一路広元へ。
19:45西安発、6:34広元着予定。

▼西安支局の寝台カード。兵馬俑と高鉄と鐘楼のコラージュ。

発車後10分もしないうちに食堂車の準備が出来たという
車内アナウンスが入ったので、友人のご要望に応えて30年ぶりの
食堂車に足を運ぶ。…といっても軟臥なので隣の車両だ(笑)。 

30年ぶりの食堂車は白くてキレイだった。とにかく明るい。
そして、相変わらず列車の職員が食事をしていた。
30年前の食堂車は、薄暗い蛍光灯のイメージ。
白いビニールのテーブルクロスが敷かれたテーブルには、
紹興酒の瓶と造花のバラが置かれていた。
積んでいる食材には限りがあるので、だいたい同じ具材で構成された
メニューになっていた。

▼怪しい泡立ちのカンビール/雪花(ビールの銘柄)
 昭和の洗濯機の蓋を開けるとこんな感じのキメの荒い泡が立っていた。 

▼回鍋肉とキノコの炒め物、スープ付きご飯×2、缶ビールで
 合計83元(約1328円)

スープと白飯のセットは15元(約240円)。
仏壇に上げる様なまん丸く盛られた白飯とどんぶりのスープが
15元なのは、お手頃で一人旅には有り難いセット。
今度、寝台で長時間乗る場合は、食堂車も利用しようか。 

列車はほぼ定刻通り広元駅に到着した。
駅舎は最近の標準的な中国のそれに変わっていた。
ここの駅舎は四川大地震で倒壊したという話。

今回の中国旅行では、この日の朝のみ本格的な雨が降った。
…蜀には歓迎されていないのか(笑)。 

▼2000年の広元駅