大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

レッドクリフ その五~曹洪と張遼、夏侯雋~

2008年12月20日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

再び云いますが、二回目の鑑賞はしっかり起きてました。

初回は居眠りしながら聞いていたので、「夏侯将軍」はすっかり「夏侯淵」だと思ってた訳ですよ。
夏侯淵に関してはちょこっと拘りがあるので、あんなインテリ感のない、
田舎のおっさんみたいなイメージはかなり幻滅だった訳です。

………ああ、きっと夏侯淵と思ったおじさんがショックで寝てしまったんだわ(苦笑)

しかし夏侯雋って誰????オリキャラ???

でもびっくりしましたね、だれだか不明の「夏侯雋」は、曹操の「あれは誰だ」という問いに
「趙子竜です」と答えてましたからね。

「趙雲」ではなく「趙子竜」ですよ。

獅子奮迅の趙雲に敬意を表したのか、元々趙雲に傾倒していたのか不明ですが、
趙雲に謙っちゃったわけです(深読みしすぎ(笑)?)。

………なんだぁ、田舎くさいおっさんだと思ってたけどイイ奴じゃん(笑)

曹操ファンのレッドクリフの見方といえば、ただひたすら

………曹操の後ろで控えている武将が誰なのか????

に尽きるわけですよ。

最後のタイトルロールに許褚、楽進、荀攸、程なんて出てると、もう血眼ですよ(徐晃は出てないのね…)。
今回はちゃんと見ていたので、曹洪と張遼(であるらしい人)は判った。

曹洪は許都で出陣する時、曹操の脇に陣取ってて、

しかも曹操に親しげに「開始吧」なんて微笑みかけられて
(この「開始吧」はカーク艦長の「Take us out」やピカード艦長の「Engage」に匹敵する名言ですよ。)

なんて羨ましい…、いや、この側近中の側近は誰だろう?なんて思っていたわけですよ。
彼も結構態度がでかいので、曹姓か夏侯姓だろうなぁ…なんて。

彼の最後のつぶやき「女のために軍を起こしたのか云々」で、「大哥(あにうえ)」って云ってたから、
曹洪という線は固いのではないかと…。
(最近中国語に自信がないのと、台詞の出だしで聞き取りにくかったので、違ってたらゴメンであります。)

張遼に関しては、長坂坡で劉備の旗を踏みしめながら、関羽に強く「跪下!」なんて
いってた彼っぽいんですが、どうなんでしょうか。
あの辺数人は同じような顔に見えるので自信はないんですけどね。

張遼には関羽に対して「跪け!」なんて云って欲しくなかった。
(…関羽を救いたいから、跪かせたかったという読みもできるんですけどね(苦笑)。)

関羽と張遼は個人的に親友関係希望なので、関羽にあんな態度(馬を突き飛ばして強奪)は
取って欲しくなかった。

突き飛ばすなら夏侯雋とか楽進とか曹洪とかほかにも大勢居るでしょうに。
張遼に劉備の旗なんて踏ませてはいけません。
踏ませるなら是非、夏侯雋に…(笑)。

文官の中の一番の年寄りが程かな。

許褚は目をつぶってるような黒髪のサンタクロースみたいなおじさんだろうか??

許褚というキャラを設定したにもかかわらず、曹操の寝所に侍らせなかったジョン・ウーは
魏についてはアマチュアなのね…。
結構正史ネタも盛り込んでいたのに、なんでそんなに魏に興味が無いの(笑)???