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正月

2016年12月30日 | 歳時記
穂屋蓋置の箱にありました高木さんの記です。

唐金 穂屋蓋置 釡師 治郎兵衛作


茶の湯と春夏秋冬 其一
古芦屋釜 凡六百年前 筑前(福岡県北西部)の国芦屋産


尾張釜
英次郎作 京都住人 凡三百五十年前


釜の水を浄化する器なり 清き湯を沸かし 美しき音を聞す
煮音に曰く
蟹目・松風・颯々・雷声・啓虫(けいちつ)

古天明手取釜 凡五百五十年前 下野国天明産(栃木県佐野市天明町で生産されました。天命や天猫とも書きます。)


春は新しき茶分に 夏は涼しく 秋は天の恵みを感じて 冬は暖かく
釜用途
形状 文字 鐶付 肌合 地紋 口・大さ
総て調和をして、爐風爐に掛て格好也
寒         春 (爐塞)夏    秋 (開爐) 冬
大蓋釜 中蓋釜 透木釜 つり釜 五徳す江釜 切合風炉釜 名残風ろ釜 爐釜
京都市三条釜座東 釡師 高木治郎兵衛 記

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