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炭所望

2011年12月03日 | 道場稽古
11月道場風景です。 

ふくべ炭斗(瓢箪)に「乱組」という形で炭を組んでいき、
炭所望の準備です。
巴半田(濡れ灰で半田という器に、底取りで炭を置くために巴の文字形を描きます)

炭を置くための十分な間と、高さを確保しますが、なかなか苦労される方もあり、納会はこれを用いて「廻り炭」(参加者全員で炭の修練)を行うため、気が入ります。

亭主が下火をあげ、炉の灰の峰を一度崩してから、改めて作りますと、下火を入れ、濡れ灰をまきます。
客に炭をついでいただくため、一度、炉の中をいちから改めていく作業です。

胴炭をつぎ、正客に炭点前をお願いします。


12月は稽古納めの会で、皆様と炭について塾長と学びます。
塾生以外の参加も可能ですので、ご興味ある方はお声おかけください。


11月東京道場の茶花。
(生 東京道場主)