ちゃーママ日誌

ちゃーママの周りに面白いことが一杯!
きょうは何を書きましょうか♪

バリアフリーだって (*^^)v

2008-06-14 00:11:50 | 手話

きょうもようこそ

きょうは 一日いいお天気でした~
朝から洗濯機を何度も回して そして 季節物のものの
手洗いを 何枚かやって・・エアロビにも出かけました

と・・・じゃなくて

朝のTVで とっても素晴らしい試みがされたというニュースが

ある団体が バリアフリーで映画を 皆で楽しみましょう。
という試みをやっているというのです。

健常者も 聴覚障害者も視覚障害者も同じ場所で
同じ映画を楽しむというのです。

耳の不自由な人には 字幕、目の不自由な人には
音声が聞こえます。

目の不自由な方たちも 音声をつけるときに 一緒に
参加してつくりあげるので 細部まで行き届いています。
例えば・・
「〇〇さんが小さくなっていく」 と 健常者が 音声をつけたら
「〇〇さんが 遠ざかって小さくなっていく」という風にです。

前者のはどういう風に小さくなっていくのか、
ただ 小さく縮んでいくようにかんじる、
後者の方が情景が分かりやすいというのです。
なるほど・・・よく分かります

目が不自由な人にとって 情景をきちんと伝えるためには
同じ立場の人の(目の不自由な方)アドバイスがとても
役に立っていると思いました。

耳の不自由な方には 字幕が付きます。
これも 字数など スペースに限りがあるので
短くわかりやすくするにはやっぱり大変な作業が要ります。

さて 同じ映画を 同じ場所で 老若男女・障害者・・
揃ってで見ているとき
皆同じようにわらったり 泣いたり・・・

見終わって 子供達にインタビューしていましたが
「初め なんだか不思議な気がしたけど 耳をふさいでも
目を閉じてても 映画の内容がよく分かった」と
また、「耳や目の不自由な人と一緒に楽しめてよかった」とも
言っていました。

また 耳や目の不自由な方たちも 
「健常者と一緒に映画を楽しめてよかった」といっていました。

前に私が手話講習に参加しているとき ゲストにこられた
聾の方が 

「映画は洋画をよく観ます」
といわれたことがありました。 
私は まだ勉強不足で、 というより
無知だった(無神経でもありました)ので 

「最近は日本映画も面白いものがありますね」と言ったのです。

そしたら 
「日本映画も観たいのですよ・・・ でも 洋画は字幕が
 ついてますが 邦画はねぇ・・・」

はっ なんてことを言ってしまったのか。

それから 邦画に字幕をつけて欲しいと 運動をしたのだけど
かなわなかったんだということもおっしゃってました。

TVでは 字幕放送や音声放送もかなり増えて 聾の方も
目の不自由なかたも前よりはもっと
楽しめているのではと思います。

健常者はどうしても 自分が見えたり聞こえたりするので
障害のある方のことを理解しているつもりでも 
やっぱり 本当に 充分にわかるのは難しいなぁと・・・
よくかんがえているつもりでもつい失敗する私は 
いつも反省ばかりしています。

今回のこの試みはとても画期的なことだなと とっても
うれしく思いました。

ただ 音声や字幕を 入れるのにはとても労力がいります。
コンピュータの時代でも ほとんど手仕事でやっているようです。

だれか 字幕や音声が ささっと 入れられる機械を
作ってくれないかしらね~。

皆が同じところで同じように すべての映画を字幕、音声入りで
楽しめたらいいなぁと 早くそんなときが来ることを祈っています。