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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

バウハウス

2008-07-16 | 木工・家具(全般)
工房通信 悠悠のバウハウス・デッサウ展の記事を読んで
東京芸大での期間中に行っておくことを決意したのは先月下旬。
多くのデザイン科の学生がそうである様に、
やはり私にとっても「デザイン」の入口はバウハウスだった気がする。
イギリスのA&C運動、ドイツの工作連盟、ユーゲントシュティール、
オランダのデ・ステイル、ロシア構成主義....
これらのデザイン運動の中からドイツ・ワイマールに誕生したバウハウスは
閉鎖して70年経つ今なお 私達に多大な影響を与えている。

どうしても芸大での期間中に行きたいと思ったのは 
東京美術学校(当時)がバウハウスに受けた影響を考察する
「東京美術学校とバウハウス」という関連企画があった為。
バウハウスに留学した水谷武彦は卒業後 
美校の建築科でバウハウスを初めとするヨーロッパの新しい芸術を伝える
(あの柳宗理も水谷武彦に影響を受けていった一人なのです)。
卒業制作に色濃い影響を残した岡百寿+吉村順三の作品が見られたことは
ココから「日本のモダンデザイン」が始まるかと思うと 本当に嬉しかった。
↓作品の写真は撮れませんでしたが ポスター撮ってきました。






冷やかし半分で参加した旅行説明会で配られたドイツ観光局発行のパンフレットには
バウハウスの歴史と功績を知るならデッサウへ!とある。
ヴァルター・グロピウス設計の有名な校舎(トップの写真のモデル)や、
教師陣たちが居住していたマイスターホイザーは全て見学可能。
驚いたのはデッサウ校舎(学生寮だった棟らしい)の一部が宿舎として提供されていること。
ベット以外はバウハウス復刻プロダクツ。しかも一泊25ユーロ!
お問い合わせは直接バウハウスへ だって!
Stiffung Bauhaus Dessau Besucherdienst
Fax +49(0)340 6508 226
e-mail:besuch@bauhaus-dessau.de
デッサウ校舎に宿泊できるなんてこのパンフ見るまで知らなかった....。
古い情報だったらゴメンナサイ
そして何かご存知の方は是非 教えて下さい!




その他、
ベルリンにはグロピウスの設計をもとに建てられたバウハウス展示館があり
クレーやカンディンスキーの作品の他、建築模型やポスターが展示されている。
ワイマールにはバウハウス博物館、バウハウス大学、
実験住宅ハウス・アム・ホルン、テンペルヘレンハウスなどがある。



うううううんんーーーーー、ドイツか。
いいな ドイツも




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