タイトルを変えました。「シャングリラ・ダイエット」シリーズ(3)です。
今回も「危険な油が病気を起こしている」という本の中からの抜粋です。ただし、
この本はアメリカで出版されたものなので、日本のオリーブ油の基準と異なる点が
あるかも知れませんが、「精製された油」が危険であることを知って頂くためには
良い記事だと思います。
●オリーブ油
(前半省略)
輸入物の「エキストラ・バージン」オリーブ油は色・香り・風味などに関し
生産国政府の基準に合致したものである。であれば科学的な分析調査も受けている
はずである。
この「エキストラ・バージン」のオリーブ油は、原料は手で摘まれ、油と水分を
分離する遠心分離機によってつくられていなければならない。
もし色や味がヨーロッパの「完全」の基準に合格しない場合は、そのオリーブ油は
「バージン」とか「スーパーファイン・バージン」と呼ばれる。
これらの基準よりもさらに劣るものは「ピュアー」とか「粗摘みオリーブ」とか
呼ばれるわけだ。これらは、溶剤で溶かして、絞ったり加熱されたり
して精製され色も香りも無いオリーブ油になる。
そして、そこに5%から25%のエキストラ・バージンのオリーブ油を混合する。
以上
(2)と合わせて読んでいただければ、理解しやすいと思いますが、要するに
オリーブの色や香りのほとんど無い精製されたオリーブ油で、このシャングリラ
ダイエットを実行することは、健康を損ねるリスクが高いと言わざるを得ません。
短期的にこの方法で痩せたとしても、運動も食事内容の改善も伴わないダイエット
方法で、落ちた体重が持続するとも思えません。
この本の著者は「セット・ポイント」が変わることによって太り難くなるという
ようなことも言っているようですが、それが体内環境の悪化の為に引き起こされる
ものでは無いと断言できるものなのか、はなはだ疑問です。
もし適正体重を大きくオーバーしているなら、太った原因をそのままにして安易に
何kgも痩せたいという考え自体が「病気」じゃないかと・・・少し厳しい言い方
だけどゴメンナサイそう言わせて頂きますm(__)m
シャングリラ・ダイエット(4)を予定しています