今日は金曜日なので、新型コロナ感染症の都道府県別の感染傾向がNIIDから発表されました。
以下は、NHKを通じて発表された可視化し易くされたデータです。
NIIDの発表はリアルタイムではない一週間ほど遅れた情報ですが、「モデルナのリアルタイム流行・疫学情報」は、正にリアルタイムの情報を伝えてくれます。
これらを見ると、新型コロナ感染症=COVID-19 患者数はGW前半頃をボトムにして、その後2週連続で増加しているようです。
奈良県中部の坂根医院の週当たり患者数の推移です。今日作ったばかりです。
一医療機関の小さな情報ではありますが、これを見ても増加に転じている様に見えます。
一方のインフルエンザですが・・・
NIIDは先週の金曜日に発表したデータを最後に、今シーズンのデータ更新を終えました。先週発表の日本地図、真っ白でしたからね。
モデルナのリアルタイム情報でも、今シーズンのインフルエンザは終わったかのように見えますね(今年のグラフは赤い線です)。ただ、夏に小さな流行があったりすることもあります。そんな時もリアルタイム情報は役に立ちますが、NIIDは役に立ちませんね。
ちなみに、札幌医大の「人口当たりの新型コロナ感染者数の推移」は、24日22時現在、まだ更新されていません。沖縄のトップ(ワースト)はゆるぎないと思われますが、奈良県は何位なのかな?明日あたりであろう更新が待たれます。