命のカウントダウン2(健康余命891日)

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インフルエンザと新型コロナの流行状況

2023-12-09 22:00:52 | インフルエンザ
インフルエンザ蔓延してきました。
インフルエンザ流行レベルマップの日本地図が赤く染まってきました。でも、患者数は6%減少したそうです。モデルナの「新型コロナ・季節性インフルエンザ・RSウイルス リアルタイム流行・疫学情報」では、一旦減少した後、再度上昇に転じています。国立感染症研究所は少し遅れた情報しか出していません。鈍重な亀ですね。

2023年 第48週 (11月27日~12月3日) 2023年12月6日現在
以下インフルエンザ流行レベルマップより流用
2023年第48週の定点当たり報告数は26.72(患者報告数132,117)となり、前週の定点当たり報告数28.30よりも減少した。都道府県別では北海道(50.49)、宮城県(42.66)、福岡県(40.13)、長野県(40.09)、群馬県(38.85)、佐賀県(38.56)、熊本県(38.13)、宮崎県(35.50)、福島県(35.27)、三重県(35.20)、長崎県(34.90)、岩手県(34.46)、鹿児島県(34.44)、大分県(34.38)、山形県(33.51)、鳥取県(32.79)、岡山県(31.55)、広島県(29.41)、新潟県(29.38)、埼玉県(27.98)、奈良県(27.69)、栃木県(27.66)、石川県(27.48)、静岡県(26.83)の順となった。17都道府県では前週の報告数よりも増加し、30都道府県では前週の報告数よりも減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約91万人(95%信頼区間:84.8~97.2万人)となり、前週の推計値(約95万人)よりも減少した。年齢別では、0~4歳が約9.1万人、5~9歳が約19.1万人、10~14歳が約17.8万人、15~19歳が約8.8万人、20代が約7.8万人、30代が約8.1万人、40代が約8.7万人、50代が約5.5万人、60代が約3.2万人、70歳以上が約2.9万人となっている。また、2023年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約688.5万人となった。
 全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている区域は274か所(45都道府県)で、注意報レベルを超えている区域は229か所(44都道府県)であった。
 基幹定点から報告された、インフルエンザによる入院報告数は988例であり、前週(937例)から増加した。47都道府県から報告があり、年齢別では1歳未満(36例)、1~4歳(153例)、5~9歳(143例)、10代(76例)、20代(14例)、30代(22例)、40代(28例)、50代(49例)、60代(82例)、70代(141例)、80歳以上(244例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第44週~2023年第48週)ではAH3亜型が146件(57%)、AH1pdm09が102件(40%)、B型が8例(3%)の順であった。
 

今現在、インフルエンザ感染の97%はA型、B型は3%だそうですが、坂根医院では今のところ全員A型です。
奈良県を見ると
これまでと同じく、我が中和地域だけが警報レベルですね。確かに、連日、毎日5人から10人程度の陽性患者が来られます。そして1~3人程度の新型コロナ陽性患者も来られます。
新型コロナは・・・・
全国的に、やはり底を打ったようで、少しずつですが上昇に転じていますね。
所で・・・札幌医科大学が発表してくれている人口当たりの新型コロナ感染者数・・・なんと なんと、再び三度、奈良県がトップに躍り出てしまいました!!なんと8割増です!!困ったものです。今後、年末年始に向けて増え続けることが予想されます。何度も言うように、新型コロナは盆と正月が大好きですから!!
今後寒さが本格化すると、インフルエンザ、新型コロナの両感染症が流行ってしまう可能性が大いにあります。その波が大きいと、医療崩壊が避けられなくなります。皆さん、感染予防の基本を守ってください。

1,危ない場所には近づかない
2,可能な限り危険性を排除する
3,どうしても危険な場所に出かけざるを得ない場合は、その場所の中でも出来るだけ安全な場所(空気清浄機の近くとか、風上)に避難する。
4,勿論、危ない場所ではマスクを着用する。

インフルエンザは、診断して治療薬(タミフルなど)を処方してもらうと、4,5千円かかります。(以前も書きましたが、ゾフルーザは耐性菌が多く、全く効かないことがままあります)
新型コロナも診断して対症療法の薬(カロナールや喉の痛みに対する薬)を処方してもらって4,5千円。抗新型コロナ薬であるゾコーバ、ラゲブリオ、パキロビッドパックを処方してもらうと、それプラス1万円ほど掛かってしまいます。予防が大切で安上がりなのです。皆さん、ご自身を守ってください!!!それが医療崩壊を来さないための最大の武器です!!