昔が良かった。

古き良き時代というけれど。クルマ好きにとって、60年代、70年代は希望があった。

いきなりのパワーダウン『国産の寿命は計算どうり』②

2019-01-07 07:09:41 | ALFAROMEO

年末、大晦日での、普段の足のアトレーワゴンの急死にて、寝正月決定だったが、どの道、修理はしなければと、パーツ探し。

モノタロウを見てみると、純正のパーツと、外品パーツが出てきた。

友人のメカに聞くと、『ダイハツは、多いよ。』と、O自動車さんと同じ意見。やはり、5万から、10万キロくらいの寿命らしい。

その昔、トヨタで、5万キロくらいで、バルブシールが痛んで、OIL消費が急に多くなった時代があった。 そう、新時代エンジンになって、何年目かのころだった。5年間、5万キロが、新車購入のファーストオーナーの目安だと聞いた。セカンドオーナーは、保障対象外で、中古車層は、ディーラーの本当の客で無いから、ファーストオーナーだけの保障をすればよいとの、メーカーの考えとのこと。

まあ、ダイハツは、トヨタの子会社みたいなものだから、製品の設計思想も右へならへと。

 

いまどきの、メーカーは、モノつくりのプライドが無くなって、金が儲けるのがえらいと思っているヤカラが偉いサンばかりのようで、グローバルとか言って、国際奴隷制度が、まかり通っている。

中国などでは、国内で、地方奴隷制度がまかり通っている。

日本も、自民党の、旧戦犯系の家のものが、大きな顔して、政治を握っているから、良く似たようなものだが。

われわれ庶民の対抗策は、グローバル化だ、国内の会社で英語で話させるような社長のいるような会社の品を買わないようにすることだ。

今回の修理では、部品のメーカーを見ると、デンソー製だった。
1本が、亀裂入っていたのならまだしも、3本とも、亀裂が入って、割れていたのだから、確実に10万キロでつぶれるように作っている会社だと判断。

私の心情的には、プラグで言えば、デンソーより、確実にNGKが信頼置けるから、NGK製が無いかと探したら、有ったのだが、モノ太郎の在庫が無くて、日立なら、即日出荷可能とのことで、友人に聞いたら、彼の工場に入っている部品やは、ほとんど日立製が届くとのこと。使ってみてどんな感じか聞くと、まったく問題なしとのことで。どうやら高価な純正より、信頼性があるようだ。


そういえば、私も18歳のころより、ラリーとかモータースポーツに手を染めたが、大体電気系のパーツは、壊れるメーカーのパーツと、壊れたことの無いパーツのメーカーがある。また、メーカーにより、得意分野のパーツの傾向がある。

私は、メカニックとしての人生を、ロメオのメカニックとして、ずっと一筋にきたが、ロメオと言うメーカは、パーツメーカーが、2~3社ある部品が多くて、105系や、116系の時代、ブレーキは、すっぽ抜けるボナルディ(ベンディタリア)と、8年くらいで、カップにひび割れが入るATEが有ったが、私は、少しでも安全な、ATEしか選ばなかったし、電気系は、中国製になる前のBOSCHしか使わなかった。
こういう部品メーカー選びは、自転車の選手時代に、培われたものだとおもうが、良いものはよいと、見極める目と、それが言える人間性が大事だと思う。


私の周りの、メカニック仲間は、その点、本当に車好きが多いから、安心して付き合える。

儲け主義の物売りに成り下がったものと違い、金儲けは下手だが、信頼できる仲間だ。

修理が終わった、足車をいつもの裏山テストコースに引っ張り出し、すぐに判ったことだが、コイルを替えただけなのに、エンジンのパワー感が、まったく変わったことだ。ターボが低回転から聞き出し、アクセルを戻すときのプシュー音が、元気になったことだ。排気量が小さい分、それが極端に良くわかる。
と、同時に、晴れて、下界が良く見える下りで、アクセルを踏む勇気がなくなったことだ。そろそろ交代の時期が来たなと、感じさせる、そんな初走りだった。


この先、いつまでメカニックができるかわからない年齢になったが、そろそろ、跡継ぎを考えなくてはならない年齢になった気がする。

すくなくとも、私より、一回り若い友人は、確実に私よりメカニックとしての腕がある。

 

 

 


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