もう、昨日のことになるが、75ターボEvoを、山道でドライブするという夢のひと時を与えて下さった、オーナー様に感謝します。しかも、希少なターボEvo 2台つるんでの走行で。
私が、116系のクルマで、今までドライブしたことがなかったモデル、本物のターボEvoという車に、ついに乗ることができた。
画像は、当方の工場の裏山での、ロードインプレッション走行を終え、盛りだくさんの話に花を咲かせたあと、お帰りになる2台を、
あわててカメラを取りに、工場の中に走り。
結局カメラの電池切れで、4枚しか取れなかった。
でも、ほぼ同じ仕様のEvoが、2台で、来ていただける幸せ。
75ターボEvo 2台プラス、164Q4という豪華な、組み合わせ。
絶滅危惧種、保存委員会。
なんでも最近、EvoのエンジンO/Hをしたら、かえって、パワーダウンしたという話も聞いた。
トランスアクスル系の整備作業をしたら、かえって振動が多くなってという話も、あっちからもこっちからも、耳に入ってきた。
私の工場の下請け仕事をしてくれている内燃機屋さんに直接出入りして、当方の工場と同じ仕事をしてもらいながら、パワーダウンするエンジンO/Hと、バランス取りしながらも振動の出る、回転系。
口先ショップが、人のやっていることを見よう見まねで、同じ外注を使っても、結果が違うのはどこに原因があるのか?
以前このブログで書いたように、エンジンファインチューンや、キャブセッティング、回転系のバランス等について、ブログで本当のこと。修理のコツを、教えることは、もうありません。
当方の工場に、直接お越しになるオーナーさまだけに、私の仕上げを体感していただけたらと思います。
口先だけで、ファインチューンや、キャブセッティングや、回転系のバランス修理ができるなら、そんな楽なことはありませんね。
だから、当方に、聞くだけ聞いて、直接下請けの内燃機屋に、仕事を持ち込んで、仕入れを安くしようとするのでしょうが、私は外注仕事に、上乗せなどしたことはないし、プラスした私の手仕事代が、私の仕事結果になるのです。
判ってくれるオーナー様のクルマは、少々難しくても、何とか修理を受け付けようと思います。
今回の、2台のEvo、他の店では、あまり本気でいじってくれるところがないようですが、私には何が、修理を断る原因なのかわかりません。
何が、O/Hして、パワーダウンになるのかわかりません。
頭使わず、単なる部品チェンジで、儲けしか頭にないチェンジニアーショップなら、当然そういう結果になるのでしょうけど。
今回のEvoに限らず、オーナー様が私の頼りない腕でよいというのなら、絶滅危惧種の延命に手をかしたいと思います。
昨日は、私の誕生日。
一度はドライブしたいと思っていた75ターボEvoのステアリングを握るというすばらしいプレゼントを与えてくれたオーナー様に感謝します。