昔が良かった。

古き良き時代というけれど。クルマ好きにとって、60年代、70年代は希望があった。

先日の1本の電話での話

2018-08-28 00:30:46 | その他

先日、クルマの中に置き忘れていた携帯電話が光っていた。

知り合いのメカニックからの電話だった。

折り返し、電話をすると、アルファー75の3リッターエンジンのフライホイールの話だった。

2~3年前に、同じような話を、部品屋さんからもらったことが有ったのだが、この日本に、3リッターの75エンジンのフライホイールなど、単品で余っているわけがない。だいたい、3リッターの116カーと言えば、SZが一番台数が多くて、次に、RZ,そして、わずかに、75の3リッターモデルが、USA仕様のOROか、ヨーロッパ仕様のアメリカ、およびクワドリフォリオが、数台づつくらいではないだろうか。

ひょっとして、その、何年か前に部品屋さんからの話の車が、まだあったのかと、詳しく話を聞いてみた。

 

基本ボディは、75ミラノで、ミッションをマニュアル化してあり、T/SのO/Fと、サイドスカートを装着したものであるとのこと。

どうやら、その昔、当方の工場で、その当時に作り上げた、ミラノのマニュアルミッション装着車らしいことがわかった。

その車は、どういう経緯で、オーナーが替わったのかは知らないが、京都方面のショップから、エンジンチューンの話か何かから、当方の工場にあった、走行距離の短いSZのエンジンを、積み込むことになった。

間にショップが1件噛んでいるので、その場限りの仕事なので、細かい組み上げ方法とか、使ったパーツの組み合わせとかは覚えていないが、改造ものとはいえ、基本、素人メカニックしかいないショップでも、普通のメンテぐらいはできるように仕上げてある。
事実、その車は、以後一度も当方のショップには、点検にも、メンテにも、現れていない。

私が、SZエンジンを積み込んだのが、2010年の年末、とあるショップに下取りされたのが、(そのショップのブログによると)2015年の4月、その後、両引き鋸されて、新オーナーンもとへと行ったらしい。

https://blog.goo.ne.jp/campalfa/e/921c2b8aa0a6e885840286fa5185b7ad
2016 4月27日の当方のブログだ。

転売1年後には、プロペラシャフトからの振動で、まったく技術と知識の無いメカニックによって、壊されてしまったようだ。

ほぼ同時期に、今までなら、当方に相談してくるショップが、プロペラシャフトのカップリングからの振動で、どうしようもなくなり、当方が、プロペラシャフトのバランスを頼んでいる内燃機屋に、直接ペラのバランス取りを頼んだとの情報が、入ってきて、その持ち込んだプロペラシャフトが、大事なところが傷つけられており、交換以外にその内燃機屋では、手がないが、もともと当方が、ペラのバランスを持ち込んで、その手順などを話し合った工場なので、他のショップが直接持ち込んだ品を、Fさんに相談することができないんだという話が、まわりまわって聞こえてきた。そこのショップには、代わりの程度の良いペラシャフトの手持ちがないらしく、仕事がずっと止まっているとのことだった。

となると、同じショップ経由の、ミラノ改のプロペラシャフトが、ほぼ同時期にトラぶったということだ。

少なくとも、当方の工場では、ペラシャフトの振動は、バランス取りした品ものであれば、ウエイトが飛ばない限り、再バランスを取ったことはない。
よその工場で、カップリングを換えてから、振動が出始めたとの話をよく聞かされたが、点検すれば、まともなメンテがされていない、組み付け失敗からの、振動がすべてだった。

以前には、75オーナーのためにと、このブログで、ペラシャフトのメンテナンスについて詳しく書いたこともあったが、どうやら、車を売るだけのショップでは、トランスアクスルのペラシャフトは壊しても、修理ができないようなので、詳しいバランス取り等のメンテ話は削除した。それが、オーナーの損害を防ぐ唯一の手である。

 

今回の知り合いのメカニックからの話では、2016 4月27日の当方のブログの話の車そのものだということで、長い間、置いたままになっていたらしい。

 

今回詳しく話を聞いたのと、前回の部品屋さんからの話をまとめると、その車のペラシャフトは、私が最初にマニュアルミッションに換えたときのものなのか、エンジンを載せ替えたときに、確か2台分もっていた、SZ,QV専用タイプのペラシャフトをつけたのか、もう記憶にない。(クルマ見れば、私の目ならすぐわかるんですがね)
しかし、壊す前に、この手のペラシャフトのメンテナンス方法を十分に熟知していれば、壊すこともないし、この手のペラシャフトは2種類あり、SZ,QVタイプなら、スペア部品はまず手に入らない貴重品で、メンテに失敗すれば、車そのものが使用できなくなることを、この手のクルマを取り扱うショップは、肝に命じなければならない。


はっきり言うが、最初に当方のショップの持ち込んでいれば、簡単に再生できたということだ。元を知っている人間でなければ、元には戻らないのだ。

 

変なスケベ心で、他人のメカニックがの仕事を、見よう見まねで、真似仕事をしたり、下請け屋に、直接頼んで安く上げようとしたりすると、痛い目に合うということだ。

私が今まで簡単に、このブログや、電話で、ノウハウを明らかにしてきたのは、オーナーの質を上げるためであり、簡単に電話でノウハウを聞いてきても、自分の目が、自分の頭が、自分の手が、指先が反応しない口先メカニックでは、簡単には、技術は習得できないものだからである。
しかし、最近、決まった項目に、明らかに、アクセスが増えているので、もうこれ以上、訳の分からない、能力の無いメカニックの真似するものに、ノウハウを教えることは、アルファロメオを、金もうけしか興味の無い低技術ショップから、守るためでもある。

 

 

 


 

 

 

 

 


工場の上の階は、自転車屋??

2018-08-26 13:02:50 | CYCLE

以下は、今年の2月18日に書いたブログなのだが。(アップしてなかった)
  
2台ダブってある車種や、私が乗るには、サイズが小さすぎるフレームは、すでに手放しています。)

 

もう本気で乗る体力はないのだが。

自分が、自転車競技を降りて、ラリーを始めた1970年以後、2000年あたりまでのロードレーサーが好きでたまらない。


いつの間にか増えた、ロードレーサーとフレーム群
左端のNAKAGAWAプロミネンスと650CのVINERは、すでに手放した。

保管するバイクタワーも、少しごちゃごちゃすぎるので、新たな、天井ツッパリ式のタワーを増やすと同時に、自分の体のサイズに合わないフレームをオークションに出品した。

まずは、私の手に入れたロードバイクで、一番高価だった、刻印モデルCレコードの初期型で組まれた、サイズの少し小さなNAKAGAWAプロミネンスのフレームを手放した。
さすがに、自転車の世界のマニアは、車の世界と違って、本当に良いものの見分けがつく人間が多い。1980年代中ごろの、NAKAGAWAは、国内の一番強かったチームが使ったほど、優れたものゆえに、オークションでも、結構な価格で出したにもかかわらず、買い手が付いた。
コルナゴやデローザでも、なかなか、フレームだけでは、このナカガワの値では買ってもらえない。 まあ、外車はほとんどが、首つりのフレームだから、ナカガワのフルオーダーのフレームとは出来が違うが、それを認めるマニアが結構いるということだ。


続いて手放したのが、サイズが一回り小さな、650C用のVINERのフレームだ。
これも、もう必要が無いようなので、フレームとホイールをバラで、出品した。

あとは、チタンフレームの、小径折り畳み自転車が、2台になってしまっていたので、これも1台は手放さないと。


最終的に、この画像の真ん中の青いフレームも手放すかどうか。
中断の2台のフレームは、パナソニックと、BS製なので、マニア受けはしないが、立派なフルオーダーフレームだ。首つりとは、ラグワークや、使われているパーツの次元がちがう。多分選手がオーダーしたものだろう。特に、奥のBSフレームは、レイノルド531の昔の細かった分のステーが使われているし、エンドもカンパエンドが付いている。それなりに力も、資金もある選手がチョイスするパーツだ。この2台は、マスプロメーカーとしての名前のために、どれほど仕上げが良くても、それほど値段が付くとは思えないので、ロードレーサーとして仕上げるよりは、ポタリング用として,フラットハンドルで仕上げようと思っている。
今はやりの、ピスト仕様の踏みきり自転車とするのも面白いだろう。
踏みきりなら、パクられても、コーナーで事故るだろうから、盗難の心配も少ない。少なくとも,チタンの小径折り畳みよりは、取られにくいだろう。

いずれにせよ、私の現役時代の、ロードレーサーとトラックレーサーは手放すことはないし、最低、8台は、保有し続けるのではないだろうか。

自転車がわかる人なら、鉄レコ、Nレコ、Sレコ、Cレコ、8S、これだけでも5台だし、昔の愛車のロードとトラックの2台、そしてアルミフレームとなれば、最低8台というのもわかるのではないだろうか。


使える中古エンジン、ゲット(まともな使える品物を売るのが日本人。腐った糞売る外人解体屋とは違う)

2018-08-18 23:51:32 | 中古パーツいろいろ

先日紹介した、解体車のエンジンとミッションです。こちらもヤフオクで、手に入れました。

こちらは日本人からの仕入れ。

分解しましたが、まともに、使える素材としての、エンジンでありミッションです。

邪教の悪徳外人の解体屋とは、違います。

正義の日本人、悪の外人解体屋というのがよくわかります。

これを薄笑いという名でごまかす悪徳不良外人の悪魔の解体屋との品物の違いがよくわかります。

 

 

 
後期のスパイダーには、ローマウントクーラーステーと、単品製作すると馬鹿ほど高くつく、クーラー用ダブルプーリが付いています。

    
一応、各部点検しながらバラします。

    

 
案の定、デスビガタガタ。 ヘッドガスケットからみずもれで、昔のOIL戻しの名残のところに、クーラントがたまっていました。
こんな状態のエンジンを、コンプリートのまま保存していると、置いているだけで、内部から腐ってくるんですよ。エンジンたくさん棚に乗せている写真をよく見ますが、あんな保管していたら、腐れさているだけです。皆さんもそんなお店の写真見たら、そこの人間の言うことは、信頼できないと思ったほうが良いですよ。

 
この年式は、エンジン後部のOIL戻しが省略されており、その影響で、車の駐車の時に、フロントアップの角度で止めると、4番シリンダーにオイルがたまったりして、エンジンつぶすことがあります。

 
また、このエンジンでは、クランクシャフトと、フライホイールの勘合が悪かったようで、フライホイールが遊んでいたような跡があります。

  
ヘッドガスケットからのクーラント漏れがあるエンジンは、OILパンの方にも。クーラントが回っている可能性がある。
このエンジンでは、オイルポンプから一番遠い、インターメタルのところに、乳化したOILが見られた。
水没ものではないが、このような水漏れ前科があることの多い、オールアルミエンジンの保管方法は、完全バラシして、腐りの無い状態を確認して、保管するのが、正しいやりかただ。

 
ライナーは必ず抜き取って

 
ウォタージャケットの底の部分、赤丸で示した窪み部分は、必ず掃除して、ごみを取り除いておく。(この部分が腐って、捨てなくてはならないクランクケースがどれほど多いか。

こうしてこと細かく説明されると、はじめて、富士山近くの薄ら笑いパーツ屋が、いかに悪徳ゴミ売り不良外人かわかるでしょう。

解体パーツというのは、こうしてバラシテ使えるものを、解体パーツとして売るのが解体屋。

邪教丸出しの名前の外人は悪魔のゴミ売りとしか言えないでしょう。

まともな、何十万も出さなければ、使えるエンジンなんて手に入らないですよと言った、不良、薄ら笑いパーツ屋の悪魔社長。

あなたの今も売っている仕えないゴミヘッドと、同じ値段を出せば、日本人同士ならキッチリ使えるエンジンがコンプリートで手に入ります。

解体ゴミと一緒に邪教の悪魔の棲む世界に帰ってほしいですね。


民生委員がやってきた。

2018-08-12 21:45:07 | その他

先日、3Fで洗濯していたら、インターホンが鳴った。

当方の工場に、いきなり客が来ることはまずないのだが。

カメラには、女性が二人。

一人は、隣の工場のかたのようだ。

返事の声が聞こえないのか、 、、何度か声をかけると、ヤット、話が通じた。

下に降りて、扉を開けてお話を聞くと、役所の方から、当方の工場で、住居登録があるとの連絡があり、確かめに来たという。

女性は民生委員とのことで、三郷町の役所からの依頼で、単身高齢者の調査確認をしているとのこと。

最近の異常気象やら、洪水、がけ崩れ、防災マップ、非難等に関しての調査で、単身高齢者調査票やら避難行動要支援者登録申請兼台帳の記入提出をするようにとのこと。

要するに、いつの間にか高齢者と呼ばれる存在になった私が、干からびて死んでいないか、災害で逃げ遅れてないかとか、死ぬほうの身からすれば、どうでもいいことで、死んだあとのことまで、行政に責任がないとのサインをして提出してくれと言われているようで、気分のいい話ではなかった。

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あと数年、まだ頑張りますので、よろしくお願いします。

私は、ここの工場を、マニア同士の集まることのできる工場にしたいので、自分の車の作業を先にという方は、徐々にご入場をお断りすることになります。

そうでなくとも、工場の引越しの折には、手を差し伸べてくださったお客様がいます。

仕事が終わって、車を受け取ったら、検査の税金さえも立て替えさせたままのお客様もいますが、自分のことだとわかる方、決済をお願いします。あなた一人ですのでわかると思いますが。

私は気分で生きていますので、時々、気分を害した時は、このブログの更新が無くなりますので、その点、ウラ読みをよろしく。

いままで、メールでお話ししていた方に関しまして、使用していたプロバイダーが、サービス停止するとのことで、メール連絡しかできない、地方の方に関しましては、今後仕事をお受けできないことになりますので、その点ご理解お願いいたします。

 


残暑お見舞い申し上げます。

2018-08-08 21:07:49 | その他

立秋 (秋は、名のみーの????)

暦では、秋がやってきているのですが。。。。。。。暑い!!

でもさすが、立秋ともなると、殺人熱波が、和らいだ昨日今日です。

なによりも、裏山のセミの声が。

『カナカナカナ』そして、昨日は『ツクイッショー、ツクイッショー』と、彼らは、土の中で7年間すごし、時期を間違わず地上に出てくるんですね。

もう少しの我慢です。

『残暑お見舞い申し上げます』