昔が良かった。

古き良き時代というけれど。クルマ好きにとって、60年代、70年代は希望があった。

エンジンがかかったGTV TB

2018-07-16 23:59:43 | ALFAROMEO


イモビのコードランプ 付きっぱなし。
バッテーリーを換えて、スターターは勢い良く回るようになったが、エンジンに火が入る気配は全くなし。

 
とりあえず、古い車なので、いくら走行距離が少ないとはいえ、不安なところは、点検を進めていく。
コッグドベルトは、とりあえず問題なし、交換はナンバーを取ってからで十分だ。
燃料系は、ホース外しての点検で、まったく燃料が来ていない。デリバリパイプの中に、腐った匂いのガソリンがわずかにあっただけ。
ひょっとすると、インジェクター固着の可能性もあり。

この車を売ってくれたクルマ屋さん曰く、セルは回るが火は入らないので、INタンクの燃料ポンプが怪しいとか。

でもとりあえずは、外部回しでもフューエルラインに、ガソリンを満たして、一瞬でも、火が入らねば、気が済まない。

その前に、イモビのコードを読み切らなければ。

 

私の古い頭では、話が進まないので、ラリー時代からの仲間の一回り年の若い名人メカニックに連絡を取った。

彼は、アルフェッタで、アルファーロメオにはまり、75V6ミラノを、自力でマニュアルミッション化し、オールドタイマー誌にも乗ったメカニックだ。その後私の工場に入庫した、非常に程度の良い75T/Sに、長く乗り、オカマされて、再生をあきらめ、155V6に、今は乗っている。

私のアルファー好きの洗脳を受けているので、本当のアルファーエンジンの車にしか、乗っていない。身なりは、フィアットにけがされても、心はオールアルミの本物のアルファロメオエンジンの155V6だ。

彼は、私より一回り若いので、ウェーバーキャブから、Dジェトロ、Lジェトロ、モトロニック、そして最新の、イモビ付きの車まで、何でもメンテできる、本物のメカニックだ。私のように頭が半分逝かれた、ジジイではない。

彼と電話で、話をしながら、作業を進めて、イモビ系から、手を付けていく。彼も理論系なので、順番に、一つづつ、原因をさぐる。

  
イモビのコントロールコンピューターも点検し、特に異常なないようだ。

ここで、彼が言い出したのは、この初期のイモビコンピューターは、読み込みがめちゃ遅いらしくて、バッテりーを外したりすると、復活の寝起きがすごくご機嫌斜めになるとのこと。

かれも、自分の155がイモビ不良で、最近エンジンがかからなくなったそうだ。
彼には電気に強い、知り合いがいて、イモビコンピューターを修理してもらい、今155はリハビリ中とのことだ。

彼の経験を聞かせてもらい、コンピュター修理なら、その名人を紹介するよとのことだったので、私も、もう少し頑張らねばと、できることはすべてやってみることにした。

イモビの読み込みが悪いならと、コードカードを使ってのエマージェンシモードでの、エンジン始動も試みる。

そうこうしているうちに、2本あるIGキーの、オリジナルのメインキーが、イモビで読み取ってもらえた。

こうなると、外部燃料ポンプでの、エンジン始動は手中に入ったも同然だ。

スペアのキーのコードも読み取ってくれないかと、いろいろ試した、スペアキーではイモビランプは消えなかった。

しかし、そうこうしているうちに、何度もセルを回しているうちに、メインキーで、突然エンジンに火が入った。

最初は、少しぎこちなく。 しかしそれは、長く置いたV6エンジン特有の、1本がかぶっているか、インジェクター固着しているかのような、私の良く知っている振動だった。
しばらくエンジンをかけて、温もった後、エンジンを切り、しばらくして燃焼室が乾いてから、再度エンジンをかければ、何事もなかったがごとく、振動は消え、スムースに回るのを、私は知っている。

すぐに、若い名人のF君に電話して、エンジンがかかったよと言ったら、だったら、エンジンがかからなかったのは、イモビ系の読み込み不良と、電気系のアソコのパーツを交換したから、回路の電気が流れるようになったんだとのこと。
イモビ殺しが出来たら、安心なんだけど、電気関係の名人いわく、ロメオのイモビは、そう簡単に殺すことができないらしい。

まあ、最終的に、スポーツコンピュータにでも変えてもいいかとの気持ちだったので、とりあえずエンジンがかかったので、この車の修理はここまで。

  
エンジンが回っているのが、タコメータでわかるでしょ。
右端の写真では、アルファーコードを使って、イモビ読み取り不良のまま、エマージェンシーモードで、エンジン始動している状態だ。

仲間内に、信頼のできるメカニックがいるということは、本当に心強いものがある。

一部のメカニックの中には、ブログに書いたり、人に教えたりしないという名人がいるようだが、私の周りにいるメカニックは、メカニック同志、仲よくできるものばかりなのがうれしい。

販売ばかりしていると、人の心も売り飛ばしてしまうようで、過去にお客さんとして、新車まで買ってもらった人でも、新たに、買ってくれないとわかると、ぼろカスに言ったりするものだ。
私はそうはなりたくはない。
困った時に、助け合えないものは、仲間ではないと思う。

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GTV 2.0TB

2018-07-13 22:47:30 | ALFAROMEO

   
長年、ガレージ保管のままだったという、1オーナーカーのGTV TB

 
なるほど、キルスイッチが付いていることからも、あまり乗ることもない車だったのだろう。

  
これを手に入れて,出品していた、クルマ屋さん曰く、『追い掛けで、セルは回るけれど、エンジンがかからない。フューエルポンプが動いていないようだ』とのこと。

まあ販売人の言うことだから、冗談半分、ウソ半分で聞いていたが、完全に死んでいたバッテリーは、2日充電かけても、2V以上には上がってこず、電流も流れず、こんなものが付いていたら、普通はセルなど回るはずもない。

手持ちのバッテリーに換え、セルモーターは勢い良く回ったが、エンジンに火は入らない。 キーONでも、初期の燃圧をかけるための、電磁ポンプの音も全くしない。

とりあえず、燃料ホースを外して、ガソリンが少しでも来ているか、与圧はあるか、古いコッグドベルトのままなので、コッグドベルトは大丈夫か、そのあたりの点検から。
インジェクターマニホールドのホースを外した時のガソリンのにおいから、まあ、かからなくて当然かと。 
燃料タンクに、新たにある程度の燃料は入れたようだが、燃料タンク内で、ポンプは固着しているのかも。

そうこうしているうちに、運転席に座って、クラッチを踏んだら、ペダルがすっぽ抜けた。

まあ、見ず知らずの中古屋が手に負えないからと、手放す車なのでそんなものかと、腹も立たないが。

 

 

   
一人しかいない工場で、不動車は、本当に困るので、さっそく、17インチのホイールは、テンパータイヤに交換し、なんとか工場内を一人で押せる仕様に。

 
それにしても、運転席を見てもわかるように、シートのヘタリもなく、走行距離は少ないようだ。(走行2万キロとか。まだ車検証に走行距離が記載されるようになる前に、一時抹消されているので、その昔にメーター改ざんされているのなら、調べようがないのだが)
この車、安く手に入れて、ブログで紹介し、値打ちこいで高く売ろうというセコイことは考えていないので、どうでもいいのだが。

 
後付けの、ブーストメータを横にズラシテ、オドを見ると、22348KM

純粋な、アルファロメオのオールアルミエンジンで、リヤマルチリンク独立懸河で、操縦性も期待ができ、エンジンの内部チューンで、最終的には、3.5リッターターボなんて、可能性も残されている。メカニックにとっては、実に面白いオモチャなのだ。

とりあえず、少しでも、まともなものが手に入るうちに手に入れておこうと。
動くようになるのはいつのことになるやら。

 

今回、この車を手に入れるにあたって、セルフローダートラックを手配せねばならなかったのだが、 2年半ほど前、工場の移動の時に、もはや、摂津の近くのオリックスレンタカーでは、ローダーが手配できずに、ヤットのことで、堺のレンタカー屋さんで、ローダーを借りることができ、お隣だった、太田自動車さんや、お客さんも手伝ってくれて、堺の旧自宅と、三郷町の新工場と、摂津の旧工場を、合計3往復になる車両回送を一気にやったのだが、今回は、ローダーを持っている大手のレンタカー屋さんでは、借りることができずに、知り合いをあたったが、そのルートも、期待できない返事で、困っていたら、困った時のインターネットで、車趣味の方で、レンタカー屋を正式に始めたという方と、巡り会うことができた。

長距離で、知らない土地なので、一人では心もとないので、助っ人を頼んだら、太田自動車さんに来ているY君が、ナビゲーターを引き受けてくれることになった。

事故渋滞に巻き込まれたりと、予定より大幅に、時間オーバーしてしまったが、初めてのお付き合いにもかかわらず、ペナルティ金額を要求されることもなく、実に気持ちのいい、対応をしてもらえた。感謝!!

今後は、このレンターカー屋さんに、お世話になることが出来るので、不動車の引き取りもできるようになります。

じつは、レンタカーを借りる前に、陸送のゼロにも見積もりをかけたのですが、運送代が高いし、特に、不動車は混載できないので、不当に高いと、車販売業者からは聞かされていたのですが、実際に自分でレンタカーを手配して、高速代を出して、燃料代を出して、さらに、自分の作業代、拘束時間を考えると、かなり安いと、メカニックの私は感じました。
ゼロの運送代を高いというのは、作業者の拘束時間を考えた作業代金をまともに考えない、ぼったくり業者の社長連中の意見だというのがよくわかります。
ただ、大手とのことで、担当者の対応が遅くて、使い物にならないという点が、今回ゼロを使わなかった理由です。 時間がある時は、ZEROがいいと思いますよ。

おかげで、新たな、人間的に付き合える方と知り合えたことは、収穫だと思います。

 

 

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近況報告 

2018-06-18 08:32:59 | ALFAROMEO

地震の際は、近所のお年寄りに声かけましょう。

 

当方、工場、人間、お預かり中のお車、すべて特に異常なし。

 

 

 

 

 

 

 

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赤字のもとの、ファインチューニング

2018-01-22 16:20:40 | ALFAROMEO


クーラーを付けるとのことなんで、ヘッドのメクラ栓のところに土台の角をつけるため、接着剤でシーリングされていたメクラ栓を、外して。

 
ヘタリ切って、沈んだシートリングを入れ替えて、ポート研磨が終わったら、再び内燃機屋さんに持って行って、バルブガイドを入れ替えて、シートリングをカットしてもらう。


時間たっぷりかけて、手仕上げのバルブ摺合せ。
昔と違い、硬い材質で作ったシートの当たりを完ぺきにするのは、とても時間のかかる仕事だ。

内燃機屋さんのN君も、昔から見たら、ずいぶんとカット仕上げが上手くなった。
しかし最後の手仕上げで、ガイドの芯に合わせての完ぺきな当たりを出すには、手に豆作りながら、痛みに耐えてのすり合わせが必要だ。
別に手仕上げで完ぺきな当たりなど取らずとも、エンジンはかかるが、私のファインチューンのあの微妙なフィーリングを求めると、手仕上げは、必要だ。 

    
同じく、手仕上げのヘッドの面研磨。
定盤を使っての面研は、フライスを使っての削り込みよりも、微妙な仕上げができる。
研削と研磨の違いだ。

 
超音波風呂で、洗浄して、あとは組み付けるだけ。


こういう、次から次にトラブルの出るクルマは困りものだ。
アッチも、こっちも、まったくまともな仕事もできてなかった。
こういうひどい状態で売りっぱなしのできるものには、ファインチューニングのような仕事はできない。

 


先日、大阪に出たときに、ロメオのアルミシリンダーブロックの強化パーツというのを、わけてもらった。

チューナーそれぞれに、考え方の違いはあっても、より良いものを目指しているのは同じ。

 

 

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コルナゴ ゲット

2018-01-18 21:23:05 | CYCLE


コルナゴのマスターだと思います。

   
アッチこっちに、マークや肉抜きが。 もちろん、コロンブスのパイプも、丸チューブではなく、ジルコデザインのスプラインタイプのカクカクです。

このロードバイクをヤフオクで、ゲットした理由は、パーツ代で計算したら、バラ売りしたら、十二分に採算が取れる値段だったから。(前回の、レニヤーノと同じです。と言っても、レニヤーノの倍以上はしますが。レニヤーノが安すぎたのですがね。即決だったし、訳ありだったのでしょうけど。)

    
ディレーラーも、チェーンホイールも、ペダルもスーパーレコード
もちろん、ディレーラーもペダルもチタンシャフトです。BBだけは社外品の様です。

      
ブレーキレバーのブーツは笑ってしまいますね。(誰ですか、ガバガバサイズのコンドウさんみたいなんて言っているのは) 正しいものを装着しましょうて言っているだけですよ。

60年代後半から、70年代のクラッシックパーツが付いているロードバイクなら、売る時は単品パーツとして売って、買う時は、1台丸ごと買うのが鉄則です。

今回、アルファロメオの、105系スパイダーの安いのが有ったので、質問欄から最低落札価格聞いたら、30万とか言っていて、オークションが流れたら、オーナーさんがメールしてきてくれて、さらに安い値段の提示があったが、(出品者はかなり値下げしたつもりだったようだけど)、アルファの販売店なら、もっと泥棒的に安い価格を提示するはずなので、私も、さらに安い値を提示したら、返事が来なくなった。

同じ値段なら、置き場のことも考えたら、車を買うより、ロードバイクの方が値打ちがあるなって。
確実に売れる品だし。(少なくとも、難アリの105系最終のスパイダーと比べたら、マニア好みのパーツで組まれた、コルナゴマスターの方が、はるかに値打ちがあるでしょう。)

クルマは、本来、消耗品だから、下取りが安いのは仕方がないとしても、売値は、何もしないで、目玉が飛び出すくらい高い値をつける泥棒販売店が多すぎるから、。。。。。。

まあ、この前のSZのホイールのように、まずいところは知らんふりするのが、車の販売店の人間性だから。

ロードバイクは、まず、メンテナンス不良のものを回される心配もないし。

(クルマ屋は、ババ抜きゲームして自分だけが儲ける奴が多すぎる。車が本当に好きだとか、クルマというものをわかっている人間は、しない仕事ですからね。。。 )

例のGTV6など、置いているだけで、ウォーターポンプから、水漏れが、、、、、。

終わった状態のものを人に売りつけて、新たなオーナーに治させて、良くなったら下取りとか言って、一人儲けする中古車販売店の手口が次々と。 ブツブツブツ

 

このコルナゴ、多分、塗り直しだと思いますよ。

日本製のロードレーサーと比較したら、クリヤーの厚塗り感は、半端じゃないです。
まるで、105ジュリアーを、ウレタン塗料で、ぶっかけ塗装した素人レストア仕事みたいです。

 

 

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