左は小泉貫一か↓
逮捕:川野伝二朗(47) / 医療法人社団「真匡会」の実質的な経営者
逮捕:幸松秋司(こうまつしゅんじ)(41) / 「真匡会」(東京都新宿区)の実質経営者
逮捕:和田亨太(りょうた)(32) / 大阪の販売責任者だった経営コンサルタント会社社長
逮捕:今井静夫(65) / 「真匡会」元理事
逮捕:小泉貫一(33) / 「真匡会」元理事
逮捕:西沢英樹(44) / 医療債販売会社「共同医療事務センター」社長
逮捕:内川崇(34) / 「共同医療事務センター」経理担当
逮捕:森下正(34) / 「共同医療事務センター」営業本部長
逮捕:並木誠二(37) / 「共同医療事務センター」元営業部長
逮捕:梅山雅史(32) / 「共同医療事務センター」元営業部長
逮捕:並木茜(あかね)(28) / 「共同医療事務センター」元営業課長
医療債詐欺容疑で10人逮捕…大阪府警
医療法人社団「真匡(しんこう)会」(東京都新宿区)の医療機関債(医療債)販売を巡る詐欺事件で、大阪府警生活安全特捜隊は6日午前、
同会実質経営者の無職・幸松秋司(こうまつしゅんじ)(41)(東京都荒川区)、
大阪の販売責任者だった経営コンサルタント会社社長・和田亨太(りょうた)(32)(大阪市阿倍野区)両容疑者ら10人を詐欺の疑いで逮捕した。
府警はもう1人の実質経営者の男(47)についても逮捕状を取り、行方を追っている。
集めた金の大半は幸松容疑者らが遊興費などに使ったとみられ、府警は資金の流れの解明を進める。
府警によると、11人は2011年5~10月、同会が運営する診療所「戸山公園クリニック」(新宿区)の医療器具購入などに使うと偽り、
大阪府と神奈川県の男女5人(60~70歳代)に医療債(1口50万円)を販売、11回にわたり計約4600万円を詐取した疑い。
府警は幸松、和田両容疑者と男の3人が犯行を主導したとみている。
同会は医療債販売で全国の386人から計12億8600万円を集めたが、遊興費や購入者への配当に回され、診療所のために使われることはほぼなかったという。
他の逮捕者は次の通り。
(呼称略)
同会元理事・今井静夫(65)▽同・小泉貫一(33)▽医療債販売会社「共同医療事務センター」社長・西沢英樹(44)▽同社経理担当・内川崇(34)
▽同社元営業本部長・森下正(34)▽同社元営業部長・並木誠二(37)▽同・梅山雅史(32)▽同社元営業課長・並木茜(あかね)(28)
(2013年2月6日)
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130206-OYO1T00823.htm?from=main3
“医療機関債”詐欺、被害13億円か
東京の医療法人「真匡会」が診療所のために使うと偽って医療機関債を販売して、大阪や神奈川の高齢者5人から4600万円をだまし取ったとして、大阪府警は真匡会の元理事ら10人を逮捕しました。
被害額は全国で13億円に上るとみられています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区の医療法人、真匡会の元理事、今井静夫容疑者(65)や小泉貫一容疑者(33)ら10人です。
大阪府警によりますと、今井容疑者らはおととし、真匡会が新宿で運営していた診療所の透析機器を購入するなどと偽って医療機関債を販売し、大阪や神奈川の60代から70代の男女5人から合わせておよそ4600万円をだまし取った疑いが持たれています。
「反省しています。勝手に700万円も使ったので。病院の債券だから信用したんですね」(被害者)
こう話すのは、関東地方に住む60代の女性。
2年前に真匡会を名乗る男から電話で勧誘を受けたといいます。
「病院の医療機関債買いませんか?人の役にも立って、金利もいいし、損は絶対にしませんよ」
女性はその後、電話の男と面会。
「医療機関だから安心」「元本は保証する」といった説明を受け、家のリフォーム代にと長年かけて貯金してきた100万円で機関債を購入しました。
医療機関債とは、医療法人の資金調達手段として2004年から認められたもので、満期になると一定の利息が元本に上乗せして出資者に返還されるという仕組みです。
真匡会は高齢者を中心に全国に機関債を販売し、およそ13億円を集めていたとされますが、その資金は病院の運営にはほとんど使われていなかったとみられています。
集めた金は一体、どこへ消えたのでしょうか。
真匡会の元理事、今井容疑者は逮捕前のJNNの取材に次のように答えていました。
Q.医療機関債を発行していたのは知っていたか?
「知りませんよ」(今井容疑者)
Q.集めたお金は?
「そういうことに関しては私は知らないですよ。普通のクリニックをやっていたので、別のところでやられていたんじゃないですか」(今井容疑者)
機関債については知らないと話す今井容疑者。
さらに小泉容疑者は・・・
「真匡会という医療機関があって、集めたのが共同医療センター。真匡会にはお金は入ってきていない。1円もってわけではないが、集めた額にはほど遠い」(小泉容疑者)
関与を否定する元理事の2人。
実は警察が事件を主導していたとみているのは、外部から会に入り込んできた幸松秋司容疑者(41)らのグループ。
幸松容疑者は、真匡会とは別に、機関債を販売する目的でつくられた会社、共同医療事務センターの実質的経営者。
高齢者らに機関債を売りつけていたのは、この幸松容疑者の会社だったのです。
幸松容疑者はかつて石油開発事業に絡み、27億円もの社債を無届けで発行し、処分を受けた投資会社でも役員を務めていたいわくつきの人物。さらに・・・
アフリカ・ガーナ。数年前、アフリカントラストと名乗る日本人が訪れ、金の事業を持ちかけていました。
この会社は「金の採掘事業をしている、必ずもうかる」などとうたって、日本国内でおよそ86億円を集めましたが、購入者が解約を求めても応じず、
トラブルとなっています。
このアフリカントラストにも関与していたとみられる幸松容疑者。
警察は、こうした社債販売で味をしめたグループが医療機関債に目をつけて真匡会に入り込んだとみて捜査を進めています。
(2013年2月06日18:05)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5250530.html
医療機関債で詐欺の疑い 被害12億円か
2013年2月6日 12時22分
東京の医療法人の元幹部の男らが「クリニックを新設する」などとうそを言って医療法人に発行が認められる「医療機関債」と呼ばれる債券を販売し、およそ4600万円をだまし取ったとして、
大阪府警察本部は元幹部ら10人を詐欺の疑いで逮捕しました。
警察は全国から12億円余りを集めたとみて実態解明を進める方針です。
逮捕されたのは、東京・新宿区の医療法人「真匡会」の元理事、今井静夫容疑者(65)ら10人です。
大阪府警察本部によりますと、今井元理事らは、おととし、「人工透析専門のクリニックを新設する」などとうそを言って、
真匡会が発行した「医療機関債」を大阪のお年寄りなど5人に販売しおよそ4600万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
医療機関債は、医療法人が病院を新たに建設したり機器を購入したりする際に発行が認められる債券です。
今井元理事らは販売の際「元本は保証され高い利息が得られる。東日本大震災の影響で人工透析を受けられる病院は不足していて社会貢献にもつながる」などと説明していましたが、集めた金はクリニックの新設などに使われていなかったということです。
調べに対し今井元理事は「悪いことと知りながら、金もうけのため手を染めた」と容疑を認めているということです。
また警察は、真匡会の実質的な経営者の川野伝二郎容疑者(47)について詐欺の疑いで逮捕状を取り写真を公開して行方を捜査しています。
警察によりますと「医療機関債」を巡る事件の摘発は初めてで、警察は全国のおよそ380人から12億8000万円余りを集めたとみて実態解明を進める方針です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130206/k10015329991000.html
医療機関債悪用し詐欺、10人逮捕
2013年2月7日 0:09
医療法人が資金調達のために発行する「医療機関債」を悪用し、高齢者から金をだまし取ったとして、6日、東京・新宿区の医療法人の関係者ら10人が逮捕された。
医療機関債をめぐる詐欺事件が立件されたのは、全国で初めてとなる。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、新宿区の医療法人「真匡会」の元事務長・今井静夫容疑者、幸松秋司容疑者、和田亨太容疑者(32)、西沢英樹容疑者ら計10人。
11年、病院の運営資金にすると偽って真匡会の医療機関債を発行し、60歳代から70歳代の男女5人から計4600万円をだまし取った疑いが持たれている。
医療機関債の販売は西沢容疑者の会社が行い、半年間で約400人から10億円以上を集めていた。
医療機関債は、医療法人が病院運営の資金を集める手段。
地域住民らから投資を募り、病院の新設や運営などに充てる。
一定期間後、利息を上乗せして出資者に金を返すという仕組み。
真匡会の医療債を販売していたのは「共同医療事務センター」で、西沢容疑者が社長を務め、高齢者を中心に約400人から10億円以上を集めていた。
被害に遭った女性「人工透析のクリニックができると言うので信用しましたし、人工透析は必要な物だと思いましたし…」
真匡会のうたい文句は「年利4%」「元本保証」。
この女性は100万円で医療債を購入したが、2回分の利息が払われただけで元本は戻っていないという。
ある病院関係者は「医療機関債は、厚労省が認めている正規の資金調達の手段ですが、それが詐欺グループに悪用されている」と証言した。
Aという業者が真匡会や共同医療事務センターに人を送りこむなどして、運営を陰で操っていたという。
業者Aは社債の不正販売を行い、課徴金納付の勧告を受けた会社で、警察は6日、社長を務めていた川野伝二郎容疑者を詐欺の疑いで公開手配した。
業者Aのグループには、川野容疑者をトップとして、監査役・幸松容疑者、取締役・和田容疑者、その下に、逮捕された別の男がいた。
関係者の話によると、川野容疑者が真匡会での医療債の発行を企て、逮捕された別の男を真匡会に送りこむとともに、今井容疑者を事務長に採用、共同医療事務センターを立ち上げて幸松容疑者や和田容疑者に医療債の販売を取り仕切らせていた。
大阪府での医療債の販売を任されていた和田容疑者は先月、音声記録を条件に取材に応じ、6億円を集めことを認めたが、詐欺については否定した。
和田容疑者「(Q集めた金はどのように使ったのか)大阪の方に口座を作りまして、東京に銀行送金という形で全部送っていました。(Q詐欺の認識は)正直なところ、
詐欺の認識は全くありません。(金が真匡会に)全く行っていないという話をされても、私自身が集めた金はどこに行ったのと思うだけ」
また、川野容疑者も先月、取材に対し、「自分は一切金を触っていない」と強調した。
川野容疑者「(Q医療機関債の話は?)何度も内川(容疑者)が話していたので知っていました。『医療機関債をやろうと思う』と(内川容疑者に言われて)僕的には
関係ないので『いいんじゃないの』と。違法じゃないし…『それはそれでいいんじゃない』って。ここだけの話、(金の流れは)わからないんですよ、僕も。
(金には)一切触っていないので、正直言って」
警察の調べに対し、業者Aの幹部らは容疑を否認し、今井容疑者は容疑を認めている。
http://news24.jp/articles/2013/02/07/07222681.html
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