高3自殺で父親が会見 第三者委設置を陳情・・・教育委員会は父親の要望を拒否

2013-11-15 | 事件
高3自殺で父親が会見 第三者委設置を陳情

(新潟県)

去年7月、県立高田高校に通う高校3年生の男子生徒が自殺した問題で、原因究明を求める遺族が、第三者調査委員会の設置をめぐり県の教育委員会と対立している。

25日、男子生徒の父親が会見し、泉田知事に対して第三者調査委員会の設置を求める陳情書を提出したことを明かした。

この問題は、去年7月、当時、高田高校3年だった男子生徒が、所属する運動部の顧問から指導を受けた日の深夜に自宅で首をつり自殺したもの。

男子生徒の父親は、県教育委員会に対し、自殺の原因を究明する第三者調査委員会を設置するよう求めていた。

しかし、今月5日、教育委員会から出された回答は、父親が求めていた第三者調査委員会ではなかった。

教育関係者や弁護士などで構成される「調査検証委員会」を教育委員会の中に設置し、学校がまとめた調査報告書を検証するというものだったのだ。

父親は25日の会見で、「教育委員会も問題の当事者」だとして不満を示した。

「何の調査をするのかという思いでいっぱいだ。教育委員会も学校と同じ当事者だと思ってるので、その当事者が関与すること自体がおかしい」

会見で父親は、この日、泉田知事に対して第三者調査委員会の設置を求める陳情書を提出したことを明かした。

「原因究明、なんでうちの息子が死ななければならなかったのか、その原因をはっきりさせて、それを今後に繋げることこそ第三者(調査)委員会の意味だと思ってる」

この問題について、泉田知事は25日の会見で、男子生徒の父親の話を聞く姿勢を示している。

「教育委員会が信頼感を持って受け止められる必要があると思ってる。そういう形にならなかったのは極めて残念だし、やはり1度、知事部局でお話はお聞きせざるを得ないかと思っている」

「息子の自殺の原因を知りたい」父親の思いは日増しに強くなっている。
[ 2013/7/25 19:00 ]







県教委、第三者委の遺族要望拒否

[2013年07月24日 17:31]

新潟県立高田高校(上越市)3年の男子生徒=当時(17)=が昨年7月、部活顧問からの指導後に自殺した問題で、調査検証に当たる第三者委員会の構成などについて、
県教育委員会が遺族の要望を拒否していたことが24日、分かった。

遺族は公正性を保つため、第三者委を県教委から独立させ、委員の半数に遺族が推薦する有識者を任命することなどを求めていた。

「自殺原因を究明しようという姿勢がない」と反発している。

県教委は「委員の結論を誘導することはない。中立的な立場の弁護士を選任するなど、遺族と相談したい」としている。
http://www.oita-press.co.jp/worldSociety/2013/07/2013072401001487.html










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