研修最終日
「震災遺構 荒浜小学校」の視察に
行ってきました。
ここの校舎は
東日本大震災の津波で大きな被害に遭いながらも
避難してきた児童や住民320 人全員の命を守った小学校です
施設のガイドさんに
当時の話を聞いてると
あの大地震から10年経ったことを忘れるくらい
当時テレビから見ていた
ここの大津波の様子が頭によぎって来ました
4階建ての校舎のうち
2階まで津波が押し寄せて来て
校舎を破壊していった跡がよくわかります
木や屋根など
あらゆるものがぶつかって来たそうです
教室はもちろん
震災のまま残されています
中学生の修学旅行生も
ここにやって来ていました
震災当時の様子をまとめた
ＤＶＤも観ました
震災の日は
荒浜小学校の卒業式の三日前だったそうです
黒板には
卒業式までの予定が書かれたまま
残されています
黒板に書かれたメッセージは
文字もはっきり残っていて
10年経つとは思えなかった。。。。
震災は家や命ばかりじゃなく
子どもたちの思い出や大切な行事など
ありとあらゆるものを
一瞬で奪い去ったのですね。。。。
この写真は
生徒、町民を守った小学校の屋上から撮りました
原野にも見えるここに
たくさんの家が立ち並んでいたそうです
4階にある教室の中に
震災に遭う前の町の様子がジオラマで
表現されていました
この街並みが一気に無くなったなんて
、、、と思うと
言葉を失います。。。
こうした震災遺構は大切ですね
あらためて震災に対する危機感やら
自分を守るための対策が必要だな。。って
すごく考えさせられました
来年3月で震災から満10年
災害はいつやってくるか分からない
本当にそう思います
今は震災と一緒に
コロナに対しても
自分を守るために大切な時ですね☆
震災遺構 荒浜小学校
仙台市若林区荒浜字新堀端32-1
～仙台での備忘録はつづく～
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