トトラの馬

元々はエコロジーやスローライフについて書いていましたが、とりとめなくなってきた。

紅葉の五色沼を歩く

2006-10-29 12:40:53 | できごと
バス旅行二日目は、紅葉の五色沼を歩いてきました。
独特の色を見せる大小さまざまの湖沼群を縫うように作られた周遊道をたどる一時間ほどのコースでしたが、あいにくのお天気。
太陽光の当たり方によって色の見え方が大きく変り、晴れているとすごく美しいコバルトブルーやエメラルドグリーンが見られるそうなので残念でしたが、その分木々は雨で生き生きとしてとても綺麗でしたよ~。
悪いことばかりは続かないよ、という意味で「雨の日ばかりじゃないよ」などと言ったりしますが、雨だって悪いことばかりじゃないですよね。

それに、晴れた日はもっと美しい・・・とはいえ、コースの一番初めの毘沙門沼(冒頭の写真)の、もみじと水の色のコントラストの美しさには息をのみました。
こんなに驚くような水面の色なのに、近づいて見てみると水自体はとても澄んでいるんです。
そして、同じ沼の中でも水の色が場所によって違っていたり、一連の水面なのにくっきりと色の線が分かれている水面もあって、本当に不思議です。

昨晩は、五色沼の色について色々とサイトを読み歩きました。中でも面白かったのが 「五色沼の色と謎」 で、それぞれの沼ごとに水質の違いや植生、名前の由来、みどころなどが紹介されている情報満載のサイトです。これによると、水の色は酸性度と沈殿物が作り出しているそうで、酸性度が強すぎて水に浸かった木の枝が漂白されてしまう沼まであるそうです。

こちらは、みどろ沼。
手前、左側、奥側で色が全然違うのが分かりますか?
藍染をする母は、みどろ沼を眺めながら「ここの沼の泥で布を染めたら、綺麗に染め上がるんじゃないかな?」と感想を漏らしていました。



沼の色、紅葉の色の組み合わせは本当にさまざまな表情を見せていて、雨に濡れながらとても気持ちの良い散歩になりました。
夫の会社の後輩からEOS kiss Digitalを安く譲ってもらって初めての旅行だったので、写真も沢山撮っちゃいました。







山の紅葉ってどうしてこんなに燃えるような綺麗な色になるんでしょう。
昔の人はこんなに美しい秋の景色を眺めて、絵や織物、染物などの素晴らしい作品を残したんでしょうね。
わたしはカメラだからもっとお手軽だけど、初めての入門機で楽しかった!色々練習したいことも出てきました。まだレンズも標準のを一本しか持っていなくて、生意気にも「マクロが欲しい~」などと言っていましたが、もっとこれで練習してからかな、と今回行ってみて思っているところ。

昨晩遅く帰宅した夫に色々と聞いてうるさがられ、「とにかく沢山撮りなさい」とアドバイスされました。う、ごもっとも・・・。
BLOGの上では、うるさがられてもお付き合いいただきますよ~
これから段々うまくなりますから、生まれたての動物が歩けるようになるまで見守る気持ちでお付き合いくださいね。