トトラの馬

元々はエコロジーやスローライフについて書いていましたが、とりとめなくなってきた。

天元豚のコンフィを頂いた

2006-10-19 22:40:31 | 食べ物、飲み物
お友達から、手作りの天元豚のハム、コンフィ、そしてラムタンを頂きました。彼は友達と彼の息子と総出で内装のお手伝いをして出来上がった、中目黒のビストロ「fabrique(ファブリーク)」のオーナーシェフ。プロの手作り品です。

夫の誕生日プレゼントですので、一口目はまず夫に・・・と思っていましたが、昨日、今日と忙しそうでとても家に帰ってご飯を食べる状態ではなく、一足お先に食べちゃいました。

メインディッシュは天元豚のコンフィ。
肉と共に送られてきたメッセージに「片面をカリカリに焼いてください」とあったので、カリカリ仕上げにしたものに、大好物のクレソンをどっさりとバジルソース和えのじゃが芋を添えてみました。違うことに気取られている隙に、じゃが芋が茹りすぎましたけど、まあ気にしない!

写真には写っていないですけど、本当はコンフィ用にナイフを用意していました。
でも、豚のコンフィは繊維に沿ってフォークを当てるとサクッと崩れ、ナイフなんて出る幕ありませんでした。
メッセージの通りにカリカリにした面は歯ごたえも香ばしさも素晴らしく、中は柔らかく味が染みとおってる!

そして、右端にちょっと見切れているサラダとして、わたしの母親がよく作っているお袋の味、きゅうり・枝豆・ハムのコロコロサラダにも、頂いたハムを使いました。

ハムを切ってみた姿がこちら↓。
プリプリでいかにもおいしそうでしょ?



今日はコンフィがあるので副菜の位置にとどまりましたが、ハムも格別です。
実は切っている最中に試食と称していっぱい食べてしまったのですが、一口含むととっても良い芳香が口中にが広がります。
これ、漬け込んだハーブの香りなのかな・・・?
そして、塩でしまってもちもちとした歯ごたえに、肉の旨み。サイコーです!

サラダは母親オリジナルで、家族の食事にもよく供されたもので、わたしにとってはお袋の味です。
きゅうり・枝豆・ハムは全部枝豆のサイズにコロコロに切って、ごま油・しょう油・酢で和えます。東北出身の母親は、よく「ひたし豆」を枝豆の代わりに使っていました。
ハムもブロックに切りたいので、塊のハムが入手できないと作れません。
今日のハムはこれまで食べた以上に贅沢なハムですけど、こんなハムでコロコロが作れるなんて、大層幸せなことです。

小さい頃からいつも、最後に残るきゅうり・枝豆・ハムの数を同数にして最後の一口は三つの素材をフォークで串刺しにしてパクリ、としたくて数調整に没頭していましたが、今日も気づいたらまた、最後の一口にきゅうり・枝豆・ハムを一つずつ残すべく無意識にそれぞれの素材の残数に注意を払っていることに途中でふっと気づき、なんだかおかしくなってしまいました。
三つ子の魂百まで、といいますが、長年染み付いた無意識の習慣ってなかなか変えられないものですね。



皿を食卓に並べて、「これなら赤ワインを飲みたいメニューだなあ」と思ったのですがしばし躊躇していました。
仕事をしているときは、帰宅してビールを開けたり休みの日に陽の高いうちからお酒を飲むことに喜びを感じていたのですが、仕事を辞めて毎日家にいるようになったら、家で一人で飲み始めたら際限がなくなるような気がして、自宅での一人呑みを自分に禁じていました。
写真を撮った時点ではまだ、麦茶を横に置いて迷っている状態でしたが、献立を眺めているうちにやはり一杯の赤ワインが食事を引き立てると思って、ボトルを開けました。

…で、いまそのボトルは空なんですけど、まだキッチンドリンカーは大丈夫ですよね???