トトラの馬

元々はエコロジーやスローライフについて書いていましたが、とりとめなくなってきた。

益子焼の小皿

2006-10-20 22:58:57 | できごと
きゅうりにつける味噌を小皿に出そうとして、ちょうど良い大きさのものを食器棚から取り出し、ふと気づきました。
「これ、小学校のときに買ったんだよな~」

写真手前に写っている、梅の模様の四角い小皿がそれです。
小学校のとき、母の実家に帰省した帰りに家族みんなで益子に寄ったんです。
わたしは、小学生のお小遣いでも買える小さいものを夢中で探して、この小皿と、右端の薬味入れ、その奥にある蓋付きの入れ物、そしてなぜかおちょこ、そしておちょこで隠れてしまいましたが今花を飾っている小さいミルクピッチャーを買って、大切にしまっていたのでした。
我ながら、小学生にしては趣味が渋い・・・(笑)

左手前の雀の箸置きは、わたしと弟が小さいときから食卓にわたし達用に並んでいたものを、一人暮らしするときに母親から貰い受けました。
喧嘩しないよう、裏にひらがなで名前が書いてあるんですよ。
今でも、食事の前に「お箸を並べて~」と頼むと、夫はいつもこの雀の箸置きを出してきて並べています。他にも箸置きはいっぱいあるんですけど、必ず選び出すのはこれです。

そして、奥の丸い皿は同じく小学生のときにお絵かき教室で作ったものです。
確か、小学校三年生くらいだったかな。
お皿は、どの方向から見ても正面になるように作らなくちゃいけないと思っていたわたしは、鳥の絵を6つと飾りの草模様をお皿の外に向けて描きました。
一方、その頃一年生だった弟にはそんな概念はなかったらしく、お皿を画用紙と同じように使ってのびのび絵を描きました。出来上がったのを見たら、そっちの方が自由で生き生きとしていて、「弟、やるなあ~」と思ったのを覚えています。
弟のお皿は、母が実家でパン皿として使っています。

どのお皿も、もう25年近くいつもそばにありました。
これからも、割らないように大切に使い続けたいなと思っています。