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ちんまいずいどう

2008年11月15日 23時51分45秒 | Weblog
今日は土木学会関西支部主催の見学会で、三つの「ちんまいずいどう」を通りました。

 
日本で最初の「ちんまいずいどう」で、1944(昭和19)年に完成した『安治川随道』で、人と自転車が通行できます。
架かっている橋は、来年3月20日に開通予定の阪神なんば線のものです。

 
安治川随道南側出口でバスに乗り、咲洲へ移動中に通った『大阪港咲洲隧道』です。これは大阪港中央突堤とWTCやインテックス住之江のある咲洲とを結ぶ自動車専用の「ちんまいずいどう」です。バスの最後部座席から望遠で撮りました。

 
咲洲と夢洲を結ぶために建設中の『夢咲隧道』で、自動車と地下鉄が通るように設計された「ちんまいずいどう」です。

 
夢洲行きの車線を下っている写真です。この隧道の真ん中辺りまで行き、咲洲行きの車線で戻ってきました。

さて、「ちんまい」とは、大阪弁で『小さい』の意。でも、今日の「ちんまいずいどう」は決して「ちんまい」ものではなく、正に「おっきいもの」。なのに何故、ちんまいと?
漢字で書くと「沈埋」と書きます。文にすると『沈めて埋める』。もう少し詳しい説明文にすると、陸地で造った大きな箱型の隧道のブロックを水中に沈めた後に繋ぎ合わせ、その上に土を被せて埋める方式の隧道です。


このあと、「なにわの海の時空館」に移動し、ペットボトルを使かった『液状化現象』の実験をし、沈埋工法の水中でのブロック同士の結合モデルの実演を見学。
そして、館内を見て周り、自由解散となりました。