足の向くまま、気の向くまま

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忘れられた言葉

2008年11月12日 23時57分35秒 | Weblog
昨日の近畿地方の知事が集まった会合での「チャンス」発言、あれは絶対に戴けませんね。
『何れ起こるであろう関東地方の大地震には様々に備えていることとは思うが、なかなか万全とは行かず、もし発生したら大きな被害を被ることになるだろう。東京に、政治も経済も一極集中化しているために、日本のみならず、世界的にも大変なことになる。もしそのようなことになった場合、それを強力に補完する機能を関西圏で備えておかねばならないと考える』。
こういうことを言いたかったのでしょう。それを「チャンス」なんていうものだからねぇ。

このような物議をかもす発言が、今までにもあちこちで数多く出ていますね。

そこで、ふと思ったのが、『弁える』って言葉が忘れ去られているのではと。

例えば、昨日、参考人として参院に召致された前空幕長。
個人として、いろいろな考えを持ちそれを発言することは万民に認められた権利ですが、それが公人的要素が強くなればなるほど、その立場を弁える必要がありますよね。

給付金、結局は上限の目安は1800万円。しかし、制限するのか、どのような方法で給付するのかは、各自治体に委ねると。
これは、国としての役割を弁えていませんね。

何処にでも座り込んだり、公共交通機関の車内で化粧をするなどは、場所を弁えていません。
時を弁えることも必要ですね。

忘れ去られた言葉には、『恥じらい』『慎ましい』『奥ゆかしい』もあるような気がしますが、どうでしょう。


今日、天皇皇后両陛下とスペイン国王ご夫妻がご乗車になられた新お召し列車が走りましたね。ニュース映像では走行中のものが動画ではなく、写真だったのが残念でした。