デジタルインフレーションにおいて、H軌道は正エネルギーでL軌道は負エネルギーだと仕組んだら、そんなことが起こるのはT対称の世界だけだと気がついた・・。
「H軌道の素領域{φ}Hに対してL軌道の素領域{φ}Lは時間を逆行している」この思想に到達するのにはユニバーサルフロンティア理論を発案してから数年を要したが、その副産物として「インフレーション宇宙から物質開闢粒子の性質を特定できる」というサプライズが訪れたのだった。
|{φ」L> = T|{φ}H>
{φ}Hを正エネルギーとすれば{φ}Lは負エネルギーであることを意味するし、素領域がアイソスピンを持つならば両者はアイソ対称(±1/2)の関係にある。
デジタルインフレーションによる素領域のネズミ算式増加にもかかわらず、一般相対論によって指定された体積増加には追い付かないので、その分をL軌道における素領域{φ}Lだけが増加して進行する。そうすると、全体として負エネルギーのインフレーション宇宙が進行することになるので、ある時点で過冷却を解消するように宇宙全域のエネルギーの帳尻合わせが起こり、その時がインフレーション宇宙からビッグバン宇宙への変曲点である。それは、H軌道とL軌道の両方が埋まっている領域(ユニバース領域)に対してL軌道だけが埋まっていった領域(エンプティー領域)の数が、旧ソビエトの水爆の父サカロフが大統一理論において影響を与えたように10~100億倍になった瞬間だと推定される。
その際に、ユニバース領域においては{φ}Hと{φ}Lの両方のアイソスピンにハイパーチャージが半分ずつ加わって1と0という裸の電荷に変わる。
{φ}H・{φ}L → Universe → t-quark + b-quark
しかし、この時に出るb-quarkの荷電状況は-1であり、アイソ対称性の自発的破れから出た南部=ゴールドストンボソンの一つであるT量子(電荷-1)が憑依していて、t-quarkの方にはN量子(電荷0)が憑りついている。それでユニバース粒子の電荷は0だということになる。
以上によってゲルマン公式を変更する必要が出てきて、
Q = I3 + Y/2 (ただし、ハイパーチャージYはクォークの場合+1でレプトンの場合-1)
ディラックの言葉をそのまま借りるとすれば「このような美しい対称性を自然が採用していないはずがない」とでも言おうか、まったく自画自賛していたいとはこの事であり、オリジナルのゲルマン公式ではクォークの場合にはYは1/3になってしまうのである。
次に、エンプティー領域においてはビッグバンの瞬間に{φ}LはH軌道にまで励起して《ディラックの海機構》によってL軌道には反素領域{反φ}Lが出現することになる。
{φ}H・{反φ}L → Empty → t-quark + 反t-quark
この時に出るt-quarkと反t-quarkにはN量子と反N量子とが憑りついており、それぞれの電荷は+1と-1になっている。反粒子のハイパーチャージは符号が逆になることによってそうなる。N量子に対して反N量子が如何なる存在であるのかということは現段階では不明であり、ただ単に前者はクォークに憑りついて後者は反クォークに憑りつく存在であるとしか言えない。私ははっきりとした相違があることを好むのであって、もし、そうであるならばZ粒子には反粒子を存在させて良いことになってW粒子とZ粒子の三重項は不完全になるので(有名な)《アイソスピン1/2則》が何の苦もなく理解されることになる。さらに、このことはスピン1のゲージボソンと反応することによって、1/2のフェルミオンスピンの巻きが変化することを意味している。
スピン研究の大家としてもファインマン物理をそろそろ疑っても良い時節だと思う・・。
[x]を粒子xの質量として、
[Universe]=214.2Gev・[Empty]=435.2Gev・[H^0]=123.0Gev
「H軌道の素領域{φ}Hに対してL軌道の素領域{φ}Lは時間を逆行している」この思想に到達するのにはユニバーサルフロンティア理論を発案してから数年を要したが、その副産物として「インフレーション宇宙から物質開闢粒子の性質を特定できる」というサプライズが訪れたのだった。
|{φ」L> = T|{φ}H>
{φ}Hを正エネルギーとすれば{φ}Lは負エネルギーであることを意味するし、素領域がアイソスピンを持つならば両者はアイソ対称(±1/2)の関係にある。
デジタルインフレーションによる素領域のネズミ算式増加にもかかわらず、一般相対論によって指定された体積増加には追い付かないので、その分をL軌道における素領域{φ}Lだけが増加して進行する。そうすると、全体として負エネルギーのインフレーション宇宙が進行することになるので、ある時点で過冷却を解消するように宇宙全域のエネルギーの帳尻合わせが起こり、その時がインフレーション宇宙からビッグバン宇宙への変曲点である。それは、H軌道とL軌道の両方が埋まっている領域(ユニバース領域)に対してL軌道だけが埋まっていった領域(エンプティー領域)の数が、旧ソビエトの水爆の父サカロフが大統一理論において影響を与えたように10~100億倍になった瞬間だと推定される。
その際に、ユニバース領域においては{φ}Hと{φ}Lの両方のアイソスピンにハイパーチャージが半分ずつ加わって1と0という裸の電荷に変わる。
{φ}H・{φ}L → Universe → t-quark + b-quark
しかし、この時に出るb-quarkの荷電状況は-1であり、アイソ対称性の自発的破れから出た南部=ゴールドストンボソンの一つであるT量子(電荷-1)が憑依していて、t-quarkの方にはN量子(電荷0)が憑りついている。それでユニバース粒子の電荷は0だということになる。
以上によってゲルマン公式を変更する必要が出てきて、
Q = I3 + Y/2 (ただし、ハイパーチャージYはクォークの場合+1でレプトンの場合-1)
ディラックの言葉をそのまま借りるとすれば「このような美しい対称性を自然が採用していないはずがない」とでも言おうか、まったく自画自賛していたいとはこの事であり、オリジナルのゲルマン公式ではクォークの場合にはYは1/3になってしまうのである。
次に、エンプティー領域においてはビッグバンの瞬間に{φ}LはH軌道にまで励起して《ディラックの海機構》によってL軌道には反素領域{反φ}Lが出現することになる。
{φ}H・{反φ}L → Empty → t-quark + 反t-quark
この時に出るt-quarkと反t-quarkにはN量子と反N量子とが憑りついており、それぞれの電荷は+1と-1になっている。反粒子のハイパーチャージは符号が逆になることによってそうなる。N量子に対して反N量子が如何なる存在であるのかということは現段階では不明であり、ただ単に前者はクォークに憑りついて後者は反クォークに憑りつく存在であるとしか言えない。私ははっきりとした相違があることを好むのであって、もし、そうであるならばZ粒子には反粒子を存在させて良いことになってW粒子とZ粒子の三重項は不完全になるので(有名な)《アイソスピン1/2則》が何の苦もなく理解されることになる。さらに、このことはスピン1のゲージボソンと反応することによって、1/2のフェルミオンスピンの巻きが変化することを意味している。
スピン研究の大家としてもファインマン物理をそろそろ疑っても良い時節だと思う・・。
[x]を粒子xの質量として、
[Universe]=214.2Gev・[Empty]=435.2Gev・[H^0]=123.0Gev